仙台市 青葉区 折立 自動車整備工場 スズキ スペーシア 加速不良 点検修理
カテゴリ | 修理・点検・メンテナンス |
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初年度登録年月 | 2014年4月 |
メーカー | スズキ |
車種 | スペーシア |
型式 | DBA-MK32S |

本日はスズキスペーシアの変速・加速不良の点検修理。
お客様のご依頼で「坂道走行時ガクガクする」との事で点検。
早速ロードテスト。
出だしは普通。
坂道でアクセルを踏み込み加速していく。
すると、ガクッ ガクッ ガクッ
とお客様の言う症状が現れた。
雰囲気的には1気筒ミスファイヤを起こしている様な感じだが、何かが違う。
ミスファイヤの車を何度も修理しているがエンジン系ではない感じ。
エンジンは進みたがっているが、その他の機関で邪魔されている感じがする。
メーターを見てもチェックランプは点灯していない。
まずは診断機で故障履歴をチェック。
今現在エラーは拾っていない。
続いてデータモニターにて各データを読み取る。
すると怪しい数値を発見。
CVTの『ライン圧』の数値が高い。
通常アイドリング時0.40~1.00mpaに対し、「2.80mpa」を表示。
ライン圧が規定値の倍以上の数値が出ている。
さらにロードテストをし原因を探る。
毎回症状が発生する訳ではなく、症状が出る時と出ない時がある。
そして症状が出ない時は『ライン圧』は規定値
症状が出る時はライン圧が高い
どうやら『ライン圧』の制御に不具合が生じている様だ。
そして色々調べていくうちに『バルブボディ』に行きついた。
バルブボディはかなり高額な部品。
万が一の誤診が無い様にスズキの工場長とも電話で話し、どんどん箇所を絞り込む。
で、2人の結論は『バルブボディの不良』と判断した。
早速見積を作成し、お客様に連絡。
かなり高額だったので「検討させて下さい」との事。
そして翌日、お客様から修理着工の連絡があったので部品を発注し作業を進める。
まずはCVTのオイルを抜き、オイルパンを脱着。
この時点でオイルのシャワーが降ってくる・・・・・。
オイルのシャワーが落ち着いたら作業再開。
オイルストレーナーを外す。
ストレーナーを外すとバルブボディの全貌が見えます。
そしてバルブボディを脱着。
外した部品がこれ。
新品がこれ。
その他、ボルトやらストレーナーやらも新品交換。
CVTオイルもスズキ純正グリーン2を使用。
一通り組み上げ、CVT学習やその他の学習も実施。
そしてロードテスト。
既に出だしから全く違う!
とてもスムーズ!!
坂道もグングン加速する!!
お客様の喜ぶ顔が目に浮かぶな~
そして工場に戻り、オイル漏れ・各部締め付けの最終チェック。
これで作業完了!
また安心安全にご使用頂けます。
当工場をご利用して頂きありがとうございました!
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