仙台市 青葉区 折立 自動車整備工場 三菱 デリカD5 エンジンチェックランプ点灯 前編
カテゴリ | 修理・点検・メンテナンス |
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初年度登録年月 | 2009年7月 |
メーカー | 三菱 |
車種 | デリカD5 |
型式 | DBA-CV5W |

本日はデリカD5。
エンジンチェックランプ点灯の点検修理。
早速診断機を接続し、エラーを読み取る。
すると、出ました。
【燃料システム:リーン異常】
リーン異常⇒燃料が薄いという意味。
この結果を見てO2センサーを交換しよう!と言うのはあまりにも浅はかな考え。
もちろんO2センサーの可能性もあるが、点火系の可能性もあり得る。
簡単には断定出来ない。
燃料が薄い⇒空気が多いとも考えられる。
まずはエンジンのトップカバーを外し、吸気系を点検してみる。
エアダクト、インテークマニホールド周辺にブレーキクリーナーを吹きかけてみる。
すると即、ブルブルとアイドリング不調に陥る。
やはりエア吸いの可能性が出てきた。
更にエア吸い箇所を特定するためにピンポイントで吹きかけてみる。
箇所はインテークマニホールドとシリンダーヘッドのガスケット付近。
あとはエアクリーナーの蛇腹状のダクト。
この2箇所が特に疑わしい。
まずはエアーダクトを取り外し点検。
やはり割れていました。
この蛇腹状のダクトはメーカー問わず割れる傾向にあります。
これで一つ原因が判明。
次にインテークマニホールドのガスケット点検。
これが意外と大変な作業。
まずは配線を外し、ウォーターホースやら、インジェクションやら、スロットルボディーやら色々な部品が接続されているのでそれらを全て脱着。
「あ~狭い」
「あ~緩まない」
「あ~~~~~~」
とぶつぶつ独り言をながら作業に集中。
ようやくインマニ脱着完了!
4つのゴム状のガスケットは完全に劣化していました。
これではシリンダーヘッドとの隙間が生じエアーも吸われるはずです。
とりあえず部品待ち。
後編に続く。