雪が降ったときにワイパーはなぜあげるの?
| カテゴリ | 修理・点検・メンテナンス |
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雪の日にワイパーを上げないとどうなる?
― 冬に多い“ワイパートラブル”を防ぐために ―
秋元自動車です🚗
先日は、関東で大雪が降りましたね💦
雪が降る予報の日や、実際に雪が積もった朝。
「ワイパーは上げた方がいいの?」と迷われる方も多いと思います。
結論から言うと
雪が降るときはワイパーを上げておくのがおすすめです。
理由を知らずにそのままにしていると、思わぬトラブルや余計な修理費につながることがあります。
今回は、雪の日にワイパーを上げないとどうなるのかを、
整備工場の視点で解説します。
(ちなみに筆者は雪国にいて実際にトラブルにあいました)
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ワイパーを上げないと起こりやすいトラブル
① ワイパーゴムが凍って切れる・裂ける
雪が降ると、フロントガラスとワイパーゴムの間に雪や水分が入り込み、
夜間にそのまま凍結します。
この状態でエンジンをかけてワイパーを動かすと…
• ゴムがガラスに貼り付いたまま無理に動く
• ゴムが裂ける・変形する
• うまく拭き取れなくなる
という症状が起こりやすくなります。
ワイパーゴムは消耗品ですが、凍結による破損は寿命を一気に縮めます。
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② ワイパーモーターやリンク機構への負担
凍った雪を押しのけながらワイパーを動かすと、
ワイパーモーターや内部のリンク機構にかなりの負担がかかります。
• ワイパーが途中で止まる
• 動きが遅い・重い
• 最悪の場合、モーター故障
こうなると、ゴム交換では済まず
修理費用が高額になるケースもあります。
筆者は、屋根の雪を降ろさずに雪がまとまってフロントガラスに
落ちてきてワイパーリンクが壊れました💥
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③ フロントガラスを傷つける可能性
雪の中には、道路の砂や小さな異物が混ざっていることがあります。
凍った状態のままワイパーを動かすと、
• ガラスに細かい傷が入る
• 夜間や雨天時にギラついて見えづらくなる
といったことも。
視界不良は安全運転に直結する問題です。
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④ 朝の除雪が余計に大変になる
ワイパーを下げたままだと、
• ワイパーの周りに雪が固まる
• 無理に剥がしてゴムを傷める
結果として、
「急いでいる朝ほど余計な手間が増える」
という状況になりがちです。
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じゃあ、なぜワイパーを上げるといいの?
ワイパーを立てておくだけで、
• ゴムがガラスに凍り付かない
• 雪下ろしが簡単
• ワイパーの寿命が延びる
と、良いことが多いのです。
特に夜間に雪予報が出ている場合は、
駐車前にワイパーを上げる習慣をおすすめします。
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ただし注意点もあります
✅ 強風時はワイパーを上げない
→ 風で倒れてボンネットやガラスを傷つけることがあります。
✅ 無理に凍ったワイパーを起こさない
→ すでに凍結している場合は、解氷してから動かしましょう。












