日野市 ホンダ モビリオの空燃比異常とオイル漏れ修理の車検事例
カテゴリ | 車検・法定点検 |
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初年度登録年月 | 平成20年 |
メーカー | ホンダ |
車種 | モビリオスパイク |
型式 | DBA-GK1 |
修理の箇所・ | サービス内容車検整備 |
修理金額 | ¥211,160(車検諸費用¥63,050込) |

今回は、車検でご入庫いただいた**【ホンダ モビリオ(DBA-GK1)】**の整備事例をご紹介します。
OBD点検の結果、エンジンの空燃比異常やオイル漏れ、ヘッドライトの光量不足が確認されました。
**日野市、八王子市、多摩市エリアで愛車の車検や修理をご検討の方は、ぜひ当社へご相談ください!**
1. 空燃比異常と吸気系の清掃
エンジンのOBD点検を行ったところ、燃費を調整する「空燃比補正値」と「学習値」の合計が-28%という異常な値になっていました。これは、エンジンが必要とする燃料と空気のバランスが崩れていることを示しています。
原因を調べた結果、エアクリーナーフィルターとスロットルボディなどの吸気系パーツが汚れていることがわかりました。
今回は、エアクリーナーフィルターを新しいものに交換し、汚れていた吸気系パーツを丁寧に清掃することで、エンジンの燃焼効率を改善しました。
作業前エンジンのデータです。燃料がかなり濃い状態で制御されており、吸気系の汚れが疑われる状態でした。
実際に点検すると、エアクリーナーフィルターはホコリや汚れで目詰まりしていました。
清掃後は汚れが除去され、エンジンの調子が良くなりました。
2. エンジンオイル漏れ修理(ブリーザーカバー交換)
点検時、エンジンのスターターモーターの奥にある**ブリーザーカバーからエンジンオイルが漏れている**のが見つかりました。
このまま放置すると、オイルの量が減ってエンジンに大きなダメージを与える可能性があります。
修理のため、スターターモーターを外してブリーザーカバー、PCVバルブ、ブローバイホース、オイルプレッシャースイッチなどを交換し、オイル漏れをしっかりと修理しました。


修理前のエンジンオイル漏れ。ブリーザーカバーからオイルが滲んでいました。



修理後のエンジンブリーザーカバー。新しい部品に交換し、オイル漏れを修理しました。
3. ヘッドライト磨き&簡易コーティング
ヘッドライトの光度が基準値を下回り、光の境界線(カットライン)もはっきり出ていない状態でした。
費用を抑えたいというお客様のご要望もあり、今回はレンズを磨いてから簡易コーティングを施しました。
これにより、明るさが回復し、夜間走行の安全性が向上しました。

磨き前のヘッドライト。黄ばみや曇りで光量が低下していました。

磨き後のヘッドライト。透明度が回復し、明るさが向上しました。