ホンダ CR-V 車検整備事例 エンジン不調・空燃比異常の診断と修理
カテゴリ | 車検・法定点検 |
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初年度登録年月 | 平成20年 |
メーカー | ホンダ |
車種 | CR-V |
型式 | DBA-RE4 |
修理金額 | ¥149,600(車検諸費用¥74,550込) |

今回は、車検でご入庫いただいたホンダ CR-Vの整備事例をご紹介します。
点検の結果、エンジンの空燃比に異常が確認されたため、詳細診断を行いました。
日野市・八王子市・多摩市でのエンジン診断・車検整備は当社にお任せください!
最新の診断機器とベテランメカニックによる確実な整備で、愛車の性能を回復させます。
1. 診断結果と問題の発見
まず、OBD診断機(スキャンツール)でエンジンコンピュータの詳細データを確認したところ、以下の異常が発見されました:
発見された問題点
・空燃比補正値及び学習値の合計:-18%(正常範囲を大幅に超過)
・エアーエレメント(エアフィルター)の著しい汚れ
・スロットルボディ等吸気系統の汚れ蓄積
空燃比とは?
エンジンが正常に燃焼するために必要な「空気と燃料の混合比率」のことです。この比率が乱れると、エンジン不調や燃費悪化、排ガス性能の低下を引き起こします。
今回の車両では、補正値が-18%に達しており、ECU(エンジンコンピュータ)の制御限界である±25%に近づいている危険な状態でした。
入庫時のパワステタンク。少しフルード量が減っています。

ギヤボックスから滲みが見られます。今回は漏れ止め剤注入にて様子見にて。
2. 実施した整備内容
診断結果を基に、以下の整備作業を実施しました:
エアーエレメント(エアフィルター)交換 – 汚れたフィルターを新品に交換
スロットルボディ清掃 – 専用クリーナーによる徹底清掃
エンジン内部カーボン洗浄 – 燃焼室内の汚れを除去
フューエルシステム清掃 – 燃料系統の洗浄
ECU学習値リセット – エンジンコンピュータの学習値を初期化

入庫時のスロットルボディです。カーボンが堆積していました。

吸気系清掃イメージです。スロットルボディはWako’sスロットルバルブクリーナーにて、スロットロボディ以降はペトラ フューエルシステムクリーナーにて、燃料系統はWako’sフューエル1にて清掃します。

スロットロボディ清掃後の状態。カーボンは無くなりました。
3. 整備後の改善効果
整備完了後の測定結果
・空燃比補正値及び学習値の合計:-1.56%(正常範囲内に改善)
・CO(一酸化炭素):0%(適正値)
・HC(炭化水素):2ppm(適正値)
整備により、エンジンの燃焼状態が大幅に改善され、本来の性能を回復することができました。お客様からも「エンジンの調子が良くなった」とのお声をいただいています。