スバル レガシィ HC濃度が高い 車検整備 日野市 八王子市 多摩市 国立市 立川市
カテゴリ | 車検・法定点検 |
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初年度登録年月 | 平成19年 |
メーカー | スバル |
車種 | レガシィツーリングワゴン |
グレード | 2.0GT |
型式 | CBA-BP5 |
修理の箇所・ | サービス内容車検整備 |
修理金額 | ¥180,612(車検諸費用含む) |

車検整備でお預かり致しました!
まずは検査機器にて点検を実施。
すると排気ガスの有害ガス濃度、COは0.2%と問題ありませんが、HCが334ppm(車検上限 COは1%、HCは300ppm)と
合格圏内から外れていました。
前回車検時、スパークプラグの交換、スロットルボディ等吸気系の清掃は実施済。
なお、体感する不具合は有りません。
エアの吸い込み等も無し。
一先ずスキャンツールでデータを確認。
自己診断を実施すると、故障履歴は有りません。
データを確認すると、空燃比学習値は-11.7%と大分マイナス側に(燃料が濃い状態)振っています。
またA/Fセンサー、大分レーシングして温めてもあまり電流値が変化しない感じ。
A/Fセンサーの特性ずれを疑い、一先ずA/Fセンサーを外し、空燃比値をリセットし、再度排気ガステスターにて測定。
すると、COは0%、HCは50ppmと一気に数値が下がりました。
A/Fセンサー不良ですね。センサー交換が必要です。
続いてリフトアップして点検。
するとエンジン冷却水、少し量が減っています。
ラジエターキャップテスターにて圧力を掛けて点検をすると、ラジエター上下のホース、差込口から漏れていました。
またラジエターキャップも不良。各々交換が必要です。
後はエンジンオイル、オイルフィルター、ブレーキフルード、エアコンフィルターが交換時期。
またパワステポンプからフルードが滲んでいるので、こちらは漏れ止め剤補充で良いかと思います。
ご提案した所、全て施工する事となりました。
なお、バッテリー、CVTF、ヘッドライトの光度が少し低いのでバーナー交換をお勧めしたのですが、こちらは
今回は見送るという事で・・。
ラジエターアッパーホース、冷却水が漏れていました。

ラジエターロアホース、こちらも滲み跡があります。

ラジエターアッパーホース、交換後の状態。

ラジエターロアホース、交換後です。

A/Fセンサー交換前のエンジンコンピュータのデータ。A/Fセンサーの抵抗値は異常有りませんが、反応しない状態。
なお、交換後、COは0%、HCは12ppmとかなり低減しました。