日野市 ワゴンRスティングレー 法令12ヶ月点検
カテゴリ | 車検・法定点検 |
---|---|
初年度登録年月 | 平成27年 |
メーカー | スズキ |
車種 | ワゴンRスティングレー |
グレード | T |
型式 | DBA-MH34S |
作業時間 | 1日 |
修理金額 | ¥18,106 |

12か月点検でお預かり致しました!
お客様よりご相談頂いた箇所が4点。
1点目は停止状態から緩やかにアクセルを踏み込んだ時や低速状態で惰性で走っている時に
スムーズに動力が伝達しない様な、振動がたまに生じるとの事。
実走してみると、現象を確認!クラッチがジャダーを起こしている様です。
CVTフルードは最近交換したばかりとの事。こうなってしまうとCVTのオーバーホールが必要です。
1年弱で車検を迎えるのですが、費用が掛かるのであれば車検は通さない方向で考えたいとの事だった為、
ミッションはこのままで・・。
2点目は雨の日にブレーキ鳴きがするとの事。
ただ当日は雨が降っていない為、現象確認は出来ず、またどの車輪から異音がするのか分からないそうです。
一先ず分解点検をしてみると、前輪のブレーキディスクローターも後輪のブレーキドラムもレコード盤の様に
溝が出来ていました。どの車輪もブレーキ鳴きを起こすリスクが有ります。
ブレーキパットやブレーキシューの残量は半分程度。年間走行距離や前回の残量を鑑みて、来年の車検までは
もつと思います。
となると、ローターやドラムを研磨するのは勿体ない・・。
パットやシューは面取りしていない状態だった為、今回は各面取り、グリスアップを実施し、パットに関しては
Wynn’sのストップスクィーク(ブレーキ鳴き止め剤)の塗布を実施。
またドラムとローターはサンドペーパーで出来るだけ研磨を実施しました。
3点目はタイヤ残量がリヤの方が多い様ならローテーションを実施して欲しいとの事。
こちらはローテーションと空気圧調整を実施。
最後の4点目はエンジンオイル、状態により交換をして欲しいとの事。
ただ明らかに綺麗で、それこそ交換してから100kmも走っていないのでは?という感じだった為、
今回は交換しない事に・・。
それ以外はエアーエレメントの清掃、フューエル1の注入を実施しました。
前輪ブレーキディスクローターの状態です。

後輪ブレーキドラムの状態です。

因みにディスクローターを研磨した場合は、このような状態になります(今回は実施していません)。

ドラムを研磨した場合は、こんな感じになります(今回は未実施)。