日野市 スイフト エンストする
カテゴリ | 修理・点検・メンテナンス |
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初年度登録年月 | 平成24年 |
メーカー | スズキ |
車種 | スイフトスポーツ |
型式 | CBA-ZC32S |
修理の箇所・ | サービス内容スロットルボディ清掃 |
修理金額 | ¥31,196 |
アイドリングが不安定という事で、お預かり致しました。
タコメーターが絶えず不安定で、走行中、減速して停止する時、
回転数が落ち込み、エンストしてしまうとの事です。
なお、スパークプラグはすでに交換済との事です。
現車を確認すると、確かに安定していない状態。
まずはコンピューター診断を実施。
スキャンツールでアイドリング回転数を確認すると、592~630rpm程度で
推移している状態でした。
他に異常な数値が無いか確認すると、空燃比補正率モニター値が-12%前後、
ISC制御用スロットル開度49~51%程度の状態でした。ISCの数値がかなり大きいです。
ISC制御用スロットル開度とは、アイドリング時に電子スロットルボディのバタフライを
どの程度開けているかの数値。この数値が高い状態で制御されているという事は、
カーボンが堆積している事が予測されます。
念の為、吸気系のエア吸い込み等、異常が無い事を確認してから、
スロットルボディの状態を確認。
すると予想通り、かなりカーボンが溜まっている状態でした。
Wako’sのスロットルバルブ・クリーナーで清掃した後、PETRAのフューエルシステムクリーナーで
スロットルボディ以降を清掃、Wako’sフューエル1で燃料系統を清掃します。
清掃後、スロットルボディの全閉位置学習、コンピューターの学習値のリセット等実施後、
再度数値を測定。
アイドリング回転数は590~605rpm程度で推移する様になり、空燃比補正率モニター値は
-3.1%程度、ISC制御用スロットル開度は13.33%に低減していました。
走行テストを実施すると、減速時にエンジン回転数が落ち込む事もなくなりました。
清掃前はスロットルボディを大きく開いて制御している状態だった為、減速してエンジンブレーキを
掛けた後、閉じていたスロットルボディを再度開いてアイドリングを制御する等、エンジン内に取り込む
空気量が大きく変化した時は、対応出来なくなっていた様ですね。
最後に現在実施している「スズキ愛車無料点検」を実施。
前側のワイパーゴムの劣化、ナンバー灯のバルブ切れが見られた為、併せて交換させて頂きました。
吸気系の清掃イメージです。
現車のスロットルボディです。かなり黒く汚れていました。
清掃後のスロットルボディです。かなり綺麗になりました。
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