フェンダーの交換で事故車扱いされるケースとは?費用も解説

2025年02月10日
走行中にキズやへこみができやすい部位のひとつであるフェンダーは、修理や交換をすると事故車として査定額が減額されないか不安になる方もいることでしょう。
今回はフロントフェンダー交換に焦点を当てて、事故車扱いになるのかどうかを解説いたします。
交換費用の相場も解説していますので、フロントフェンダーの交換を検討中の方もぜひ参考にしてください。
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フロントフェンダーとは
フェンダーはタイヤを覆うように設置されている外板パーツで、前輪の周囲を覆っているパーツを「フロントフェンダー」と呼びます。車だけでなく、バイクや自転車にもある部品です。
フェンダーは、走行時にタイヤが泥や砂、小石などを巻き上げてボディ本体や周囲の歩行者に当たるのを防ぐ役割があります。
また、タイヤと歩行者などとの接触を防ぎ、巻き込み事故を予防する重要な役割も果たしています。
フロントフェンダーを交換すると事故車になる?
車の特定の部位を修理すると、「事故車(修復歴車)」という扱いになり、査定に影響することがあります。
フロントフェンダー交換の場合は事故車として扱われるのかどうか、以下より詳しく解説いたします。
事故車(修復歴車)とは
事故車とは、もともとはその名のとおり事故を起こした車、事故に遭った車を指していたのですが、今では自動車業界においては事故に遭った車というよりも、修復歴のある車のことを指しているケースがほとんどです。
修復歴のある車である「修復歴車」とは、事故などによって車の骨格部分(フレーム)が損傷を受け、骨格に該当する部分の交換もしくは修復がされた車のことをいいます。
今ではほぼ事故車=修復歴車、といった使われ方をしているため、事故車といっても必ずしも事故に遭遇した車ではないケースもあります。
フレームに該当するパーツ
車の骨格であるフレームに該当するパーツは、以下のとおりです。
・フレーム(サイドメンバー)
・クロスメンバー
・インサイドパネル
・ダッシュパネル
・ルーフパネル
・ルームフロアパネル
・ピラー
・トランクフロアパネル
・ラジエーターコアサポート
フロントフェンダー交換は事故車にならない
上述した「フレーム」にあたる部位にフロントフェンダーは含まれていないため、フロントフェンダーを交換しても事故車扱いにはなりません。
フロントフェンダーはタイヤ周りのパーツに過ぎず、車体の強度を保つためのものではないからです。
リアフェンダー交換は事故車扱いされる可能性あり
フロントフェンダーの交換は事故車にはなりませんが、リアフェンダーは事情が異なります。
一般的にフロントフェンダーはパネルにボルトで留められており、ボルトによって取り外しができるため骨格部分に影響を及ぼすことはありません。
対してリアフェンダーはフロントフェンダーと構造が異なり、骨格部と一体化している場合がほとんどです。
リアフェンダーが修理しなければならないほどのダメージを受けた場合、骨格部分もその影響を受け損傷しているため、多くの場合は事故車扱いになると考えてください。
フロントフェンダー交換ができる業者と費用相場
フロントフェンダーの交換にかかる費用は、どの業者へ依頼するかによって変わります。
交換を依頼できる業者と、各業者の費用相場は以下の通りです。
業者 | 費用 |
ディーラー | 100,000円~ |
板金業者 | 50,000円~80,000円程度 |
カー用品店 | 60,000円~90,000円程度 |
以下より、費用の傾向を各業者の特徴と併せて解説いたします。
ディーラーの場合
ディーラーは、正規販売店として自社メーカーの車を熟知したスタッフに対応してもらえます。
そのため対応やサービスの品質は高い傾向にありますが、実際の修理は外部の工場に委託している場合が多いです。
また、交換できる部品は基本的に純正品であり、低価格な中古パーツは使用できません。
上記により発生するコストの影響で、費用も高額になりがちです。
板金業者の場合
車の板金塗装や修理、パーツ交換などを専門的に行っている業者です。
豊富なノウハウを活かし、マニュアルに縛られない柔軟な対応が可能です。また、中古パーツでの交換に応じてもらえる場合もあります。
ただし、工場によって施工のクオリティにバラつきが出ることはデメリットです。
カー用品店の場合
街のカー用品店でも、フロントフェンダーの交換に対応してもらえる場合があります。
施工価格はディーラーよりも安いこと、カー用品を購入するついでに交換を依頼できるという利便性の高さはメリットです。
一方で、技術面に関してディーラーより劣る可能性がある他、板金業者ほどサービスの柔軟性が高くない場合もあります。
フロントフェンダーを自分で交換するのは難しい
業者にフロントフェンダー交換を依頼すると工賃が発生するため、費用総額を抑えるために自分で交換できないか検討する方もいることでしょう。
結論から述べると、フロントフェンダーを一般の方が交換することは難しいため、おすすめできません。
また、後述するリスクを伴うことも、自力での交換をおすすめできない理由のひとつです。
フロントフェンダーを自分で交換する際のリスク
フロントフェンダーを自分で交換する場合、愛車に適合するパーツ選びを行う必要があります。
適さないフロントフェンダーを購入してしまうと、無駄な費用がかかるだけでなく、修理が完了するまでの期間が長引いてしまう可能性があります。
また、フロントフェンダーは取り外しも容易ではなく、失敗すればフロントフェンダーや周辺の部品が破損する恐れもあります。
失敗してから業者に再修理を依頼すると、本来の交換工賃よりも高額な費用がかかる場合があるため、最初から業者に交換を任せた方が安心です。
フェンダーの損傷で事故車扱いされないためのポイント
フェンダーの損傷により事故車扱いされる可能性をより下げるためにも、以下のポイントを意識のうえ修理・交換をしましょう。
フェンダーの脱着は避けて修理する
フェンダーを交換せずとも修理で解決できる損傷の場合、車体から脱着せずに修理は可能かどうかを業者に相談しましょう。
脱着した方が板金塗装の難易度は下がりますが、脱着した痕跡が残っていると査定に影響する可能性があります。
リアフェンダーならバックパネルの修理は慎重に検討する
リアフェンダーだけを修理した場合は事故車扱いされないこともありますが、バックパネルも併せて修理する場合は事故車扱いされる可能性が高いです。
バックパネルはリアゲートやトランクの開閉に影響する部位であり、内部まで修理すると修復歴ありと判断されます。
損傷度合いを確認のうえ、リアフェンダーのみでの修理は可能か業者に相談しましょう。
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フェンダーは交換や修理の仕上がりによって、車検や査定にマイナスな影響が及ぶおそれもあります。
そのため、交換や修理は確かな技術を持つプロへの依頼がおすすめです。
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