ヘッドライト交換の費用相場は?自分で交換する方法も解説
2025年12月05日
ヘッドライトのバルブ切れや故障は、違反行為とみなされる場合があるため早めの交換が必要です。
本記事では、ヘッドライトの交換にかかる費用相場を業者別に詳しく解説します。
また、自分で交換する方法やバルブの値段相場、費用を抑えるコツについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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ヘッドライトは交換方法によって費用が変わる

ヘッドライトの交換は、「バルブだけを交換する」か「ヘッドライトユニットをまるごと交換する」かのどちらかです。
どちらの交換方法を選ぶかによって費用は変わるため、まずはそれぞれのケースについて解説します。
バルブだけ交換する場合
片方のヘッドライトだけ点灯しない、もしくは点滅するといった症状は、バルブの寿命が近いと考えられます。
ヘッドライトユニットには問題がなく、バルブだけ交換すれば解決することが多いです。
また、カスタムを目的に社外品のバルブへ付け替えるケースもあります。
ヘッドライトユニットを交換する場合
事故などによる衝撃でヘッドライトユニットまでダメージを追っている場合や、LEDヘッドライトが標準装備されている場合は、ヘッドライトユニットを交換します。
LED式の場合はヘッドライト本体にバルブが組み込まれているため、バルブだけの交換はできません。
なお、費用の傾向としてはバルブ単体よりもヘッドライトユニットを交換する方が高くなります。
どこが安い?ヘッドライト交換ができる業者と費用相場

ヘッドライトの交換ができる業者は複数ありますが、どこに依頼するかによって工賃は変わります。
各業者の工賃相場は以下の通りです。
| 業者 | バルブ交換工賃 | ユニット交換工賃 |
| ディーラー | 4,000円~ | 50,000円~ |
| カーショップ | 500円~ | 25,000円~ |
| 整備工場 | 2,000円~ | 20,000円~ |
以下より、費用の傾向と併せて各業者の特徴を紹介します。
ディーラー
ディーラーでヘッドライトを交換する最大のメリットは、自社メーカーの車を熟知したスタッフが対応してくれる安心感です。
例えば、ハイ・ロービーム切替式のヘッドライトやアクティブコーナリングライト搭載車でも、ディーラーなら知識を活かしてスムーズに対応してくれます。
なお、部品は純正品を使用するため、工賃は高い傾向にあります。
カーショップ
カーショップの中には、メンテナンスやカスタマイズを請け負っている店舗もあります。
店頭にある豊富な商品の中から、自分の好みや予算に合った商品が選べるのが魅力です。
社外品のバルブも販売されているため、バルブ代を大幅に抑えて安く交換することもできるでしょう。
整備工場
整備工場でも純正品以外の部品を利用できるため、ディーラーよりも費用を抑えることができます。
また、整備工場には自動車整備士が在籍しており、さまざまな車種を取り扱っているため技術力にも期待できます。
ただし対応力は工場によってバラつきがあるため、初めて利用する場合は慎重に依頼先を選ぶ必要があります。
関連リンク:ヘッドライト交換の工賃を業者別・種類別で解説!自分で交換する方法も
ヘッドライトのバルブの価格相場

現在、車のヘッドライトには主に「ハロゲン」「キセノン」「LED」の3種類のバルブが使用されています。このバルブの種類によってヘッドライトの交換費用は変わります。
各種の価格相場は、以下の通りです。
| 種類 | 価格 |
| ハロゲン | 1,000円~2,000円程度 |
| キセノン | 10,000円程度 |
| LED | 30,000円程度 |
それぞれの特徴について、以下より詳しく解説します。
ハロゲン
ハロゲンは最も古くからヘッドライトとして使用されており、フィラメントの発光によって明るさを確保するバルブです。
キセノンやLEDに比べて明るさは弱いですが、水滴が付着しても反射しにくいため悪天候時も見通しが悪くなりにくいです。
ただし寿命は3種類の中で最も短く、交換頻度は高くなります。
キセノン
ハロゲンより明るく、夜間視認性に優れているのがキセノンです。
明るさに優れてはいますが最大光量に達するまでに時間がかかるため、ハイビームにはやや不向きです。
LED
3種類のバルブの中で最も省電力で長寿命なタイプがLEDです。
近年ではハロゲン、キセノンに代わりヘッドライトのバルブとして主流になっています。
明るさはキセノンに劣りますが、点灯してすぐに最大光量に達する点は強みです。
長寿命のため、一般的な乗用車の場合は乗り換えるまで交換せずに済むケースも多いです。
ヘッドライト交換の費用を安くするコツ

ヘッドライトの交換は、数万円ほどの費用がかかる場合もありますが、以下のコツを押さえて業者を利用すれば費用負担を抑えることが可能です。
期間内ならメーカー保証を利用する
新車を購入すると、一定の年数または走行距離に達するまで適用可能なメーカー保証がつきます。
保証期間内かつ、指定の条件を満たしていれば無償でヘッドライトを交換することが可能です。
中古車の場合も、メーカー保証期間が残存していたり販売店独自の保証サービスが付帯されていたりするため、確認してみましょう。
相見積もりで安い業者を見つける
先述したように、ヘッドライト交換の費用は業者ごとに大きく変わることもあります。
また、同じタイプの業者でも店舗によって工賃の設定が異なるケースは珍しくありません。
同じ交換作業をよりお得に依頼できる業者を見つけるなら、複数の店舗で見積もりを取って比較する方法が効率的です。
中古パーツの使用を検討する
新品にこだわりがなければ、中古パーツへの交換も検討しましょう。
特に「リビルトパーツ」なら、同じ中古品でも新品同様の状態にメンテナンスされているため、安価かつ高品質というメリットがあります。
中古パーツを使用する場合は、業者と相談しつつ実物を確認のうえ交換すると安心です。
車のヘッドライトを自分で交換する方法

車のヘッドライトは、バルブのみであれば自分で交換することも可能です。
自分で交換する場合は、以下の手順で作業を進めましょう。
1 ボンネットを開けてヘッドライト裏側のコネクタを外す
2 ゴムカバーを取り外す
3 バルブの固定金具を取り外す
4 新しいバルブを正しい位置に取り付けて固定する
5 固定金具とゴムカバーを取り付ける
6 エンジンをかけてヘッドライトが点灯するか確認する
車のヘッドライトを自分で交換する際の注意点
ヘッドライトのバルブ交換はシンプルで簡単な作業に思えますが、やり方を誤ると火傷や感電するリスクを伴います。
安全に交換を済ませるためにも、以下の点に注意が必要です。
・エンジンとライトが十分に冷めてから作業する
・事前にバッテリーの端子を外しておく
・保護用手袋を着用する
・バルブの取り付け時はガラス部分に触れない
ショートを防ぐため、バッテリーの端子は必ずマイナス端子から外しましょう。
作業後は、逆にプラス端子から取り付けます。
故障・劣化したヘッドライトを交換せず放置することのリスク

故障または劣化が進んだヘッドライトを放置すると、思わぬトラブルにつながるおそれがあります。
ここでは、交換が必要なヘッドライトを使い続けることのリスクについて解説します。
安全運転に支障が出る
ヘッドライトが正常に機能しないと、夜間や暗い場所での走行時の視界を十分に確保できなくなります。
さらに対向車から視認されにくくなるため、車同士の衝突事故につながるリスクを伴います。
また、ヘッドライトカバーに黄ばみや曇りがあるなど劣化している場合は、光が正常に拡散されず視界を確保しにくくなるため注意が必要です。
法律違反とみなされる場合がある
道路交通法では、日没から日の入りまでの時間帯に走行する場合ヘッドライトの点灯が義務付けられています。
そのため、ヘッドライトが故障により点灯しないまま走行すると、法律違反として罰則の対象になります。
普通車の場合、反則金7,000円と違反点数1点の加算が科せられます。
ヘッドライトを長持ちさせるコツ

ヘッドライト交換の費用総額を抑えるなら、短いスパンで故障させないための使い方も重要です。
ヘッドライトバルブはオンとオフを頻繁に切り替えると負担がかかり劣化が早まるため、必要以上の操作は控えましょう。
また、ヘッドライトカバーの小傷や黄ばみによる光量の低下を防ぐには、ヘッドライトカバー専用のコーティングもおすすめです。
プロによる洗浄・研磨・コーティングの塗布により、新車購入時と同等の明るさを保ちやすくなります。
ヘッドライト交換に関してよくある質問

最後に、ヘッドライト交換に関するよくある質問について解説いたします。
ヘッドライトは片方だけ切れていても交換が必要ですか?
ヘッドライトは、片側だけ切れた場合でも法律違反とみなされる可能性があります。
また、ライトが切れている方の視界は確保できないため、右左折時や車線変更時に事故が起こるリスクも高まります。
片側だけでも、ヘッドライトが切れている・カバーが劣化して明るさが不足している場合には、バルブやユニットの交換が必要です。
走行中にヘッドライトが切れたらどうすれば良いですか?
夜間の走行中にヘッドライトが切れてしまったら、ハザードランプを点灯させて安全な場所へ停車しましょう。
その後、ロードサービスやJAFなどに連絡し、対処してもらう必要があります。
夜間にヘッドライトが切れたまま走行を続けると、法律違反として罰則が科せられる可能性があります。
後日、修理業者へ相談し、ヘッドライトバルブやユニットを交換してもらいましょう。
なお、ハイビームだけ点灯可能な場合でも、走行は中断すべきです。
先行者や対向車がいる状態でハイビームのまま走行を続けると、ドライバーを眩惑させてしまうだけでなく、「減光等義務違反」とみなされます。
ヘッドライトが切れる前兆はありますか?
ヘッドライトのバルブが切れる前兆としては、以下のような症状が挙げられます。
・通常よりも光が暗く感じる
・光が変色している(HIDの場合)
・点灯中に光がチラつく(LEDの場合)
なお、ハロゲンは内部のフィラメントが切れると点灯が不可能になりますが、前兆なく切れることが多いです。
問題なく点灯できていても、使用から3年程度経過したら交換をおすすめします。
お得・安心のヘッドライト交換ならカーコンビニ倶楽部

ヘッドライトはバルブであればDIY交換も可能ですが、安全かつスムーズに交換するならプロへの依頼がおすすめです。
カーコンビニ倶楽部では、車の整備に特化したスタッフによる安全なヘッドライトバルブ・ユニット交換をご提供しております。
「できるだけ安く交換したい」「愛車にどのバルブが合うのか分からない」などのご要望や疑問にも丁寧にお応えいたしますので、お気軽にご相談ください。
カーコンビニ倶楽部のヘッドライト交換料金
カーコンビニ倶楽部のライト交換は、以下の料金にてご利用いただけます。
| 作業内容 | 料金 |
| ヘッドライトバルブ交換 | 602円~/個 |
| フォグランプバルブ交換 | 602円~/個 |
| HIDバーナー交換 | 2,304円~/個 |
なお、バルブの種類や車種などによって料金が異なる場合があります。
詳しくはお近くのカーコンビニ倶楽部へお問い合わせください。
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