ヘッドライト交換はいくらかかる?費用相場や安い業者の見つけ方など解説

2024年12月28日
ヘッドライトに異常があるまま走行することは非常に危険であると同時に違反行為になるため、できるだけ早く交換・修理をしなければなりません。ヘッドライトには複数の種類があり、種類によって交換費用が異なることに加え、業者によっても工賃に差があります。ここでは、ヘッドライト交換はどこが安いのか、また費用相場や業者選びのポイントについて解説します。
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ヘッドライトの交換方法によって費用が変わる
ヘッドライトを交換する場合、状態に合わせて「バルブだけを交換する」か「ヘッドライトユニットをまるごと交換する」かのどちらかで対応します。
どちらの交換方法を選ぶかによって費用は変わるため、まずはそれぞれの交換方法が必要になるケースについて詳しく知っておきましょう。
バルブだけ交換する場合
片方のヘッドライトだけ点灯しない、点滅するといった症状は、バルブの寿命が迫っていると考えられます。
ヘッドライトユニットには問題がなく、バルブだけ交換すれば解決することが多いです。
また、カスタムを目的に社外品のバルブへ付け替えるケースもあります。
ヘッドライトユニットを交換する場合
事故などによる衝撃でヘッドライトユニットまでダメージを追っている場合や、LEDヘッドライトが標準装備されている場合は、ヘッドライトユニットを交換します。
LED式の場合はヘッドライト本体にバルブが組み込まれているため、バルブだけの交換はできません。
なお、費用の傾向としてはバルブ単体よりもヘッドライトユニットを交換する方が高くなります。
ヘッドライト交換ができる業者と費用相場
ヘッドライトの交換ができる業者は複数ありますが、どこに依頼するかによって工賃は変わってきます。
各業者における工賃の相場をまとめると、以下の通りです。
業者 | 工賃 |
ディーラー | 4,000円~50,000円程度 |
カーショップ | 500円~25,000円程度 |
整備工場 | 2,000円~20,000円程度 |
ここでは、各業者の特徴を費用相場の詳細を併せて解説いたします。
ディーラー
工賃は高い傾向があり、ヘッドライトのバルブ交換で4,000円以上、ヘッドライトユニットの交換の場合50,000円程度かかります。
ディーラーでヘッドライトを交換する最大のメリットは、自社メーカー製の車を熟知したスタッフが対応してくれる安心感がある点です。
近年では1灯でハイビームとロービームを切り替えられるヘッドライトや、ステアリング操作に応じて進行方向を照らし出すアクティブコーナリングライトを採用している車種も少なくありません。
そうした複雑なシステムを採用している車種であっても、ディーラーならそのメーカーの車に精通したスタッフが対応してくれます。
なお、部品は原則として純正品を使用します。
カーショップ
カーショップでの工賃は安い傾向にあり、店舗によってはバルブ交換が500円程度から、ヘッドライトユニット交換が25,000円程度でできる場合があります。
さまざまなカー用品を扱うカーショップの中には、メンテナンスやカスタマイズを請け負っている店舗も存在します。
そういったカーショップではヘッドライト交換の依頼も可能で、店頭にある豊富な商品から自分の好みや予算に合った商品が選べるのが魅力です。
商品知識の豊富なスタッフと相談しながら選ぶこともできるでしょう。
整備工場
整備工場の工賃は、バルブ交換が2,000円程度、ヘッドライトユニット交換が20,000円程度となる場合が一般的です。純正品以外を利用することもできるのでディーラーよりも費用を抑えることができます。
また、整備工場には自動車整備士が在籍しており、さまざまな車種を取り扱っているため技術力にも期待できます。
ただし対応力は工場によってバラつきがあるため、初めて利用する場合は慎重に依頼先を選ぶ必要があります。
ヘッドライトのバルブの価格相場
現在、車のヘッドライトには主に「ハロゲン」「キセノン」「LED」の3種類のバルブが使用されています。このバルブの種類によってヘッドライトの交換費用は変わります。
各種の価格相場は、以下の通りです。
種類 | 価格 |
ハロゲン | 1,000円~2,000円程度 |
キセノン | 10,000円程度 |
LED | 30,000円程度 |
それぞれのヘッドライトの特徴について、以下より詳しく解説いたします。
ハロゲン
価格は最も安くて1,000円~2,000円程度が一般的です。
最も古くからヘッドライトとして使用されているもので、フィラメントの発光によって明るさを確保するバルブです。
明るさとしてはキセノンやLEDに及びませんが、暖色系の光を発し水滴への反射が少ないことから悪天候時の見通しには定評があります。
ただし寿命は3種類の中で最も短く、交換頻度は高くなります。
キセノン
キセノンの価格はハロゲンよりも高く設定されていることがほとんどで、10,000円程度かかります。
ハロゲンより明るく、夜間視認性に優れているのがキセノンです。
ディスチャージヘッドランプ、HIDと呼ばれることもあります。
明るさに優れてはいますが最大光量に達するまでに5秒から10秒程度かかることから、ハイビームには向いてないとされています。
フィラメントではなく空中放電して発光するのでハロゲンよりも長寿命で省電力ではありますが、部品が多いことに加え電圧が高く交換に技術が必要です。
LED
安くても30,000円程度と高額な傾向にありますが、その分3種類の中で最も省電力で長寿命なタイプがLEDです。
近年ではハロゲン、キセノンがLEDに置き換わりつつあり、今後のヘッドライトの主流になるとされています。
明るさはキセノンに劣りますが、点灯してすぐに最大光量に達するという特徴があります。かなりの長寿命のため一般的な乗用車の場合乗り換えるまでバルブ交換は必要ないことがほとんどです。
なお、標準仕様でLEDヘッドライトを搭載しているモデルの場合、万が一不具合が生じるとバルブだけでなくユニットごと交換になります。
ヘッドライトカバーのキズだけならリペアでも対処可能
軽い接触事故や衝突などでヘッドライトカバーにキズだけがついており、点灯時に異常がない場合はカバーのリペアで対処が可能です。
ヘッドライトカバーのキズ・ひび割れは正常に光を照射できなくなるため、早めに対処しましょう。
なお、車種によってはカバーだけのリペアが難しい場合もあります。
自分で判断できない場合は、業者に相談しましょう。
ヘッドライトカバーのリペア料金の相場
ヘッドライトカバーが割れておらず、小さなキズがついている程度なら研磨作業で解決できます。
ヘッドライトカバーの研磨を依頼した際の料金は、3,000円~10,000円程度が相場です。
一方で、割れている場合はヘッドライトカバーの交換が必要です。
ヘッドライトカバーの交換には、30,000円~40,000円程度の料金がかかります。
ヘッドライト交換の費用を安くするコツ
ヘッドライトの交換は、数万円ほどの費用がかかる場合もありますが、以下のコツを押さえて業者を利用すれば費用負担を抑えることが可能です。
期間内ならメーカー保証を利用する
新車を購入すると、一定の年数または走行距離に達するまで適用可能なメーカー保証がつきます。
保証期間内かつ、指定の条件を満たしていれば無償でヘッドライトを交換することが可能です。
中古車の場合も、メーカー保証期間が残存していたり販売店独自の保証サービスが付帯されていたりするため、確認してみましょう。
相見積もりで安い業者を見つける
先述したように、ヘッドライト交換の費用は業者ごとに大きく変わることもあります。
また、同じタイプの業者でも店舗によって工賃の設定が異なるケースは珍しくありません。
同じ交換作業をよりお得に依頼できる業者を見つけるなら、複数の店舗で見積もりを取って比較する方法が効率的です。
中古パーツの使用を検討する
新品にこだわりがなければ、中古パーツへの交換も検討しましょう。
特に「リビルトパーツ」なら、同じ中古品でも新品同様の状態になるまでメンテナンスされているため、安価かつ高品質というメリットがあります。
中古パーツを使用する場合は、業者と相談しつつ実物を確認のうえ交換すると安心です。
ヘッドライト交換は自分でできる?
ヘッドライト交換の費用を抑えるために、DIYで対処したいと考える方もいることでしょう。
しかし、交換方法によっては自分でできる場合もあれば業者に相談すべき場合もあります。
以下より、自分でできるヘッドライト交換・業者への依頼が必要なヘッドライト交換の方法を解説いたします。
バルブだけなら自分で交換できる場合がある
ヘッドライトのバルブだけなら、比較的簡単な工程で交換できるためDIYも不可能ではありません。
自分でバルブを交換する基本的な手順は、以下の通りです。
1 エンジンを停止させてボンネットを開ける
2 バッテリーの端子を外す
3 ヘッドライト裏のコネクターを抜いてゴムカバーを取り外す
4 古いバルブを取り外す
5 新しいバルブを取り付ける
6 3~2の順で各部品を取り付けてボンネットを閉める
7 エンジンをかけて点灯するか確認する
ヘッドライトを自分で交換する際の注意点
自分でヘッドライトを交換する場合は、必ずバルブの熱が冷めるまで待ってから作業を行いましょう。
また、新品のバルブに皮脂が付着すると過度に熱が上昇する恐れがあるため、滑り止め付きのゴム手袋の着用が必要です。
ヘッドライトユニットの交換は業者への依頼が必要
ヘッドライトユニットの交換なら、DIYではなく業者へ依頼しましょう。
バンパーやフロントグリルなどの脱着を伴うヘッドライトユニット交換は、作業難易度が高くなるからです。
また、先進安全技術を搭載している車だと、電子制御装置を調整するための「エーミング作業」も必要になります。
エーミング作業は専門知識が必要な上、一般の方が使用できない設備が必要なため、個人では実施することができません。
故障したヘッドライトは交換しないと違反になる
ヘッドライトは、夜間やトンネルの中などの暗い場所でのドライバーの視界を確保するほかに、自車の存在を周囲に知らせる役割も果たしており、点灯していない状態での走行はかなりの危険を伴います。
それだけでなく、ヘッドライトが点灯しないなど不具合がある状態での公道走行は「整備不良(尾燈等)」の違反行為となり、検挙されると反則金7,000円、違反点数1点が科せられます。
そのため、ヘッドライトの異常や不具合に気付いたらすぐに交換や修理の手配をするようにしましょう。
ヘッドライトを長持ちさせるコツ
ヘッドライト交換の費用総額を抑えるなら、短いスパンで故障させないための使い方も重要です。
ヘッドライトバルブはオンとオフを頻繁に切り替えると負担がかかり劣化が早まるため、必要以上の操作は控えましょう。
また、ヘッドライトカバーの小傷や黄ばみによる光量の低下を防ぐには、ヘッドライトカバー専用のコーティングもおすすめです。
プロによる洗浄・研磨・コーティングの塗布により、新車購入時と同等の明るさを保ちやすくなります。
お得・安心のヘッドライト交換ならカーコンビニ倶楽部
ヘッドライトの交換にかかる費用は、業者やヘッドライトの種類によって変わります。
交換や修理にかかる費用の安さは業者選びのポイントのひとつではありますが、ヘッドライトに不具合があるまま走行するのは違反となるため、できるだけ早く交換・修理ができることも重要です。
どこが安いのかに加え、できるだけ早く対応してくれる、自宅や職場から行きやすいことなども視野に入れ業者を選ぶことをおすすめします。
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