車のへこみの修理代はいくらかかる?安く抑える方法と自分でできるかも解説

2023年01月24日
車にできたへこみをそのまま放置していませんか?へこみは一見、外観以外には車に影響を与えないように思えますが、このへこみが原因でトラブルに巻き込まれたり、不必要な損失を被ったりする可能性があります。今回は車のへこみ修理に関して、修理料金の目安と依頼時における注意点をご紹介します。
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車のへこみにかかる修理代は高い?
走行中にぶつけたりすることで出来る車のへこみ。
バンパーが少しへこんでいるだけなら走行に問題がないことも多く、そのまま放置してしまうケースもあるのではないでしょうか。
しかし、事故時はへこんだ部分以外にも、接触した部品の衝撃を伝って別のパネルにまでダメージが浸透している場合もあり、損傷部分以外にサビが発生したり、部品が破損していたりすることも少なくはありません。
たとえば、バンパーをへこませてしまった際にバンパーに隣接するフェンダー部分の傷が入ってしまっていたり、ライトの取り付け部分やライトカバーが割れていたりなどの影響が考えられます。
このように、一見問題がないように見えても後々交換や修理が必要となる場合もあるのでへこみは放置せず、サビの発生などのトラブルを起こす前に点検、対応しておくことが大切です。
板金塗装が高額な理由
しかしながら、へこみ修理も含まれる車の板金塗装にかかる修理代は、定期点検などと比べるとどうしても高額となりやすいもの。
どんなに損傷が小さくとも、専門店でキレイに直すためには最低でも1万円前後の負担は覚悟しなければなりません。
これは、板金塗装がそれだけ複雑で高度な作業であることが理由です。
ただし、傷によって塗料が剥がれ鉄板が剥き出しになると、その部分からサビが発生し修復がより困難になる恐れがあります。
無駄な費用をかけないためにも、へこみなどの損傷を発見した際は専門店での見積もりをおすすめします。
今すぐへこみ修理のご依頼の際はこちらからカーコン店舗をお探しいただけます。
車のへこみは症状によって修理代が大きく変わる
車のへこみ修理にかかる費用はどうしても高額となりやすいですが、同じへこみ修理でも損傷の規模や損傷箇所によって修理代が大きく異なります。
ここで、カーコンビニ倶楽部の「キズ・へこみ修理」でへこみを修理した場合の料金例をご紹介します。なお、シミュレーションはホワイト系カラー、国産車としています。
ルーフのへこみの修理代の相場
ルーフは修理費用が高額なパーツです。なお、板金修理であれば問題ありませんが、ルーフ交換になると「修復歴車」になるため注意が必要です。
パール | メタリック | その他(ソリッド) | |
10cm×10cm | 57,200~70,400円 | 48,400~63,800円 | 39,600~55,000円 |
10cm×20cm | 58,300~74,800円 | 49,500~66,000円 | 40,700~57,200円 |
10cm×30cm | 60,500~78,100円 | 51,700~68,200円 | 42,900~60,500円 |
20cm×20cm | 63,800~81,400円 | 55,000~70,400円 | 46,200~63,800円 |
ボンネットのへこみの修理代の相場
10cm四方を超えるサイズになってくると、5万円~は必要です。
へこみの場所や車種にもよりますが、場合によっては10万円を超えるケースもあります。
パール | メタリック | その他(ソリッド) | |
10cm×10cm | 49,500~72,600円 | 44,000~62,700円 | 33,000~52,800円 |
10cm×20cm | 51,700~71,500円 | 46,200~63,800円 | 35,200~55,000円 |
10cm×30cm | 56,100~72,600円 | 50,600~67,100円 | 39,600~56,100円 |
20cm×20cm | 60,500~73,700円 | 55,000~70,400円 | 44,000~57,200円 |
フロントドアのへこみの修理代
フロントドアはドアパンチなどによってへこむケースが多く見られます。小さなへこみであってもある程度の費用が掛かります。
パール | メタリック | その他(ソリッド) | |
10cm×10cm | 38,500~63,800円 | 34,100~53,900円 | 30,800~42,900円 |
10cm×20cm | 39,600~64,900円 | 35,200~55,000円 | 30,800~47,300円 |
10cm×30cm | 44,000~64,900円 | 39,600~57,200円 | 33,000~48,400円 |
20cm×20cm | 49,500~66,000円 | 44,000~60,500円 | 35,200~49,500円 |
トランクのへこみの修理代
トランクやバックドアも駐車の際にぶつけるなどでへこみやすいといえます。
パール | メタリック | その他(ソリッド) | |
10cm×10cm | 49,500~63,800円 | 44,000~58,300円 | 34,100~48,400円 |
10cm×20cm | 52,800~66,000円 | 46,200~60,500円 | 36,300~50,600円 |
10cm×30cm | 53,900~68,200円 | 46,200~61,600円 | 37,400~51,700円 |
20cm×20cm | 56,100~71,500円 | 46,200~62,700円 | 38,500~52,800円 |
フロントバンパーのへこみの修理代
バンパーは元々衝撃緩和のためのパーツであるため、へこみやすい構造となっています。
今では樹脂パーツであることがほとんどで、ほかの部分より費用相場が安い傾向があります。
パール | メタリック | その他(ソリッド) | |
10cm×10cm | 16,500~37,400円 | 16,500~31,900円 | 14,300~27,500円 |
10cm×20cm | 16,500~40,700円 | 16,500~33,000円 | 14,300~29,700円 |
10cm×30cm | 18,700~40,700円 | 16,500~33,000円 | 15,400~29,700円 |
20cm×20cm | 22,000~41,800円 | 16,500~34,100円 | 16,500~30,800円 |
パネル交換が必要な場合の修理代の相場
パネルの半分を超えるような大きなへこみや深く歪みを伴うへこみの場合は、パネル交換が必要になります。
そうなると修理代は一般的に10万円を下りません。修理日数も最低5日~1週間程度は必要でしょう。部位によってはそれ以上かかることもあります。
特に修理代が高額になるケースとは
へこみの程度や、へこみのできる場所によって修理代が高額になるケースもあります。
エーミング作業が必要になる場合
政府が衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進抑制装置などの予防安全装備を搭載した車に「サポカー」の愛称をつけて普及を推進していることもあり、近年の車の多くはこうした先進安全技術を搭載しています。
こういった車にはバンパーにセンサーが設置されているため、バンパーの脱着を伴う修理の場合はセンサーの調整作業である「エーミング作業」が必要になります。
エーミング作業は専用の装備が必要なため、その設備が整った工場を探して依頼する必要があり、費用も高額になるので、バンパーの脱着が必要になるほどのへこみの修理は高くなります。
ダメージがフレームに及んでいる場合
フレーム部分がへこんでいたり、ドアなどのへこみによってフレームにも歪みが生じたりする場合は、高額な費用が掛かります。
フレームは車の骨格部分にあたり、車の走行性能や完全性に関わるため放置はできません。
修理も大掛かりになる傾向があり、軽微なダメージであっても10万円以上、通常は数十万~場合によっては100万円を超えることもあります。
なお、フレームを損傷したり修理したりした車は「修復歴車」=「事故車」となりリセールバリューは0に近くなるので、場合によっては乗換えも視野に入ってくるでしょう。
複数のパーツがへこんでいる場合
たとえば、単一パネルの部分的なへこみのみであれば、へこみの修復に必要な脱着と部分塗装のみで済む可能性がありますが、これが複数パネルにまで渡って傷やへこみを生じていると、それだけ部品の脱着や修正作業が必要となってしまいます。
なお、カーコンビニ倶楽部株式会社のWEBサイトではお車の簡単な情報を入力することで費用をご確認が可能ですので、もしへこみ修理の費用が知りたい箇所がある場合は、ぜひご利用ください。
キズ・へこみ直しの概算費用シミュレーターはこちらからご利用いただけます。
車のへこみはDIYできるの?
カードサイズを超えないような小さなへこみであれば、パテやタッチペンを使用してセルフで修理することもできます。また、熱湯やドライヤーなどでへこみ修理をする方もいます。
DIYでのへこみ修理の代表的な方法をご紹介します。
ドライヤーや熱湯を使用する
ドアやバンパーなどのパーツは、熱によって若干柔らかくなるため、ドライヤーや熱湯を使用してへこみ部分を温め、吸盤でへこみ部分を吸着して引っ張り元の状態に戻す方法です。
ごく軽いへこみであれば対応できる可能性はありますが、深くへこんだ場合はこの方法での修理は難しいでしょう。
ハンマーで叩く
へこんだ部分を裏側からハンマーで叩いて戻す方法で、セルフでは最も手軽にできる修理方法ともいえます。
しかし、へこんだ場所によっては内装を外さなければできません。そのためドアなどはセルフでのハンマー修理はできないと考えるべきでしょう。
市販のへこみ修理キットを使用する
カー用品店では、へこみ修理のための道具がセットになったキットが販売されています。
そういったものを使用するのもひとつの方法ですが、やはり場所によっては難しい場合があります。
小さなバンパーのへこみ程度までしか対応できない、というのが現実的なところでしょう。
工具が内側に入らない部分などは基本的に対応できません。
ただし、セルフ修理が可能な場合であっても、仕上がりの美しさや耐久性の面からプロの板金塗装業者などに依頼するのがおすすめです。
なお、カードサイズを超えるような広い範囲に及ぶへこみや塗装の剥がれがある場合、また複雑なへこみ、歪みがあればDIYは難しいと考えてください。
車のへこみの修理代を安く抑えるには
へこみの修理代は決して安くないので、できるだけ安く抑えるために以下の方法を検討してみましょう。
板金塗装の専門業者に依頼する
ディーラーやガソリンスタンドなどでもへこみ修理は依頼できますが、そういった業者は結局板金塗装の専門業者に外注しています。
そのため、直接板金業者に依頼すると手数料などがかからず、費用が抑えられます。
複数の業者に見積もりを依頼する
へこみの修理ができる業者はディーラーや板金塗装工場、カー用品店などさまざまあります。
それぞれ修理代の相場や修理にかかる日数は異なるので、修理を依頼する際には相見積もりを取って比較検討することが大切です。
業者が変わると修理の方法が変わるケースもあるので、費用と修理内容をよく確認し疑問点や不明点があれば質問してみましょう。
パーツ交換の場合は中古パーツなどの使用を検討する
へこみの程度が大きくパーツ交換が必要になった場合には、汎用パーツや中古パーツ、リビルドパーツなどが使用できないかを相談して見るのも修理代を安く抑えるためのひとつの方法です。
パーツ交換が必要になった際の修理費用が高額になるのは、パーツ代がかかるからです。
そのパーツにできるだけ安いものを選ぶことで、大幅に修理代を節約できる可能性があります。
見積もりを取った際に、そういったパーツの使用も可能かを聞いておくといいでしょう。ただし、純正品でしか修理できない場合もあります。
無理を通すのではなく、修理業者とよく相談することをおすすめします。
できるだけ早く修理に出す
へこみを発見したら、できるだけ早く修理を依頼するのも結果的に修理代を安く抑えることにつながります。
へこみの修理費用は小さなものでも数万円するため、目立たず走行に影響がないのであればそのままにしておきたくなる気持ちは理解できます。
ただ先にも触れたとおり、時間が経てばたつほどダメージが大きくなる可能性があるのです。
放置すると数万円が数十万円に膨れ上がる可能性も
塗装の表面など、すぐ目に付く部分が劣化してきたのであれば対応もできますが、塗装面の下でダメージが進行していた場合は把握できず、致命的な状態になってやっと気が付く、といった最悪の事態になりかねません。
小さなへこみの段階で修理していれば数万円の修理代で済んだものが、放置したばかりにパネル交換が必要になり10万円以上の高額な修理代になってしまう、ということに。
そのため、できるだけ早く修理に出すようにしましょう。
修理代だけを見るのはNG!車のへこみ修理を依頼する際の注意点
実車で見積もりを取る
近年はインターネットから店舗検索や予約などができる業者も増えています。
へこみの修理費用がオンラインでシミュレーションできることもありますが、シミュレーションの費用はあくまでも概算であり一例です。
目に見えないへこみやダメージがあるなど、実際の金額はシミュレーションと異なることがほとんどです。
そのためシミュレーションの金額だけで判断せず、必ず実車を持ち込んで見積もりを出してもらってください。
中古パーツを使用する際は信用できる業者から取り寄せる
パーツ交換が必要になると修理より費用が掛かるため、修理費用を抑えるために中古パーツの仕様を考えることもあるかもしれません。
しかし、中古パーツにもさまざまなものがあり、ほぼ新品と変わらない純正品から、出所がわからないものまであります。
ネットオークションなどで販売されているものの中には粗悪品が混じっていることも少なくありません。
車のパーツは安全性にもかかわるため、中古パーツを使用する際には信頼できる業者から取り寄せてもらうといいでしょう。
修理にかかる時間を確認しておく
車のへこみ修理は即日でできるとは限りません。業者が混んでいる場合は時間がかかることがあるほか、パーツ交換が必要な場合は日数が必要なケースがほとんどです。
またへこみや歪みがフレーム部分にまで及んでいる場合はかなり時間がかかり、1週間程度の預かりになることも少なくありません。
そのため、修理にどの程度の日数がかかる見込みなのかはあらかじめ確認しておきましょう。
保険を使用して修理する際は確認を
車両保険に加入していれば、ほとんどの場合で車のへこみ修理代を保険でカバーできます。
ただし、保険を使用することによって等級が下がり、次年度以降の保険料が上がる可能性があります。
そのため、修理費用がそこまで高額でない場合は保険を使用しない方が良いケースも。
修理料金と保険等級の兼ね合いをよく考え、不安であれば保険会社に相談してから保険を使用することをおすすめします。
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今回はへこみ修理の修理費用の簡単な目安と、依頼時の注意点についてご紹介しました。
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