車にできた傷をスプレーだけで直すのは危険!その理由と最適な修理方法をご紹介
2020年07月14日
車は小石の影響やドアパンチなど様々な影響によって傷付けられることがあります。車の傷を直す方法は専門店への依頼以外に、タッチペンやスプレーによる塗装など様々ありますが、スプレーなどによる自家塗装は避けた方が良いと言えます。今回は車の傷をスプレーだけで直すリスクやその理由についてご紹介します。
車の傷をスプレーだけで対応するのはNG
車にできた傷を直す方法として市販のスプレーだけで対応するのはあまりおすすめできません。
おすすめできない理由を簡単にご紹介するとすれば、費用が缶スプレーのみと費用を抑えられる反面、失敗するリスクが非常に高く満足いく仕上がりとならない点にあるでしょう。
本来、車の傷はスプレーだけで直せるようなものではありません。
専門店などのお店で板金や塗装を行うのが高額となる理由の1つは、傷ついたボディーを平らで正常な状態に戻す下地処理とボディーの持つ色味に合わせる調色などの様々な作業が含まれるからです。
これらを行わず傷の上からスプレーだけを吹きかけても、塗料はボディーに馴染むことなく簡単に剥がれてしまったり、均一に塗料が吹き付けられずに色ムラや液垂れを起こしてしまうことへと繋がります。
またスプレーだけでもボディーカラーやクリアーといった複数のスプレー缶が必要となりますし、その後の仕上げとしてコンパウンドなどを含む磨き用具も必要です。
用具を揃えるには当然費用が必要で、スプレーだけでの車の傷修理は出来栄えが保証されていない割に初心者が行うには非常にリスクの高い作業と言えるでしょう。
車の傷をスプレーだけで対応した場合のリスクとは
先ほど簡単にですが車の傷をスプレーだけで対応すべきではない理由について、リスクが高い上にそれなりに用具を揃える必要があることについてご紹介しました。
ここでは、そんなリスクの高いスプレーだけでの塗装で傷を修理した場合に起こり得る、実際のリスクについて詳しくご紹介します。
下地不良によるトラブル
車の塗料はスプレーで吹き付けるだけで定着する訳ではありません。
ボディーに吹き付ける前に塗料がしっかりと定着するよう下地処理がされており、この下地処理を行わずにスプレーだけを吹きかけても塗料は綺麗に定着せず、最悪の場合は正常な塗装膜ごと剥がれる恐れもあります。
特に傷ついたボディーは下地となるボディー面が均一でない場合も多く、簡単に剥がれやすいものです。
また、車のボディーは鉄板のため塗装には防錆塗装もされています。
もし傷が深く防錆塗装の層まで剥がれている場合は、新たに防錆塗装を行わないと内側から錆びてボディーに穴が開くなどのトラブルにも繋がりかねません。
傷の深さや損傷具合によっても適切な下地処理は異なりますので、その判断は素人にとって非常に難しいものです。
直したはずなのに逆に目立つ恐れも
車の塗料にはカラーコードが決められており、全塗装などのカスタムを施していない限り対応したスプレー缶は簡単に購入することができます。
しかし、車はそれぞれ個体差があるだけでなく、使用と共に塗装はダメージを受け色褪せなどを起こすことから塗装前にはその車両に適した調色が行われています。
つまり、カラーコードに対応したスプレー缶を購入して吹き付けるだけでは色の差が生じて、修理の痕が非常に目立つ恐れがあります。
また、新しい塗装面と古い本来の塗装面の差をなくすためのぼかし塗装など塗装には様々な工程や技術が行われています。
せっかく傷を直しても自家塗装が目立つような直し方だと売却時におけるマイナス評価を受ける場合もあるため、乗り潰す予定がない場合は自ら車の価値を下げることなく専門店へ依頼することをおすすめします。
車の傷は放置するのもNG
素人がスプレーだけで傷を直すには様々なリスクがあることを紹介しましたが、傷をそのまま放置することにも大きなリスクが存在します。
たとえば、傷が防錆塗装を超えてボディー最深部の鉄板まで達していた場合、その傷からボディーは簡単に錆びてしまいまい、最終的には穴が開く恐れがあります。
早急に対処していれば一部範囲の下地処理に塗装で済んでいた作業が、放置し続けた結果パネル交換などへと発展し、当然費用もより多く必要になることもあるため注意が必要です。
また、車の塗装は工程が多いことから高額となりやすいですが、範囲や大きさによってはそれほどかからない場合も多くあります。
売却前で車の修理にお金をかけたくないなどがなければ、基本的には発見したらすぐに対処することが大切です。
車の傷をリーズナブルに直すならカーコンビニ倶楽部へ!
車の傷でお悩みの場合は、カーコンビニ倶楽部株式会社へご相談ください!
カーコンビニ倶楽部株式会社では、高い技術力によって交換部品を極力減らし、修理にて対応することによって費用を抑えた独自のカーコン工法でお客様へ高い技術力をリーズナブルな価格にてご提供しております。
具体的な費用として、ホワイトパールの国産車バンパーにできた掌サイズの線傷修理にかかる費用は15,000円~34,000円(税別)となっております。
この費用につきましてはWEBサイトにて、車種や傷の状態などに応じた概算費用のシミュレーターもございますので、ぜひご利用ください。
車の傷をスプレーだけで修理して後から損をしないためにも、傷を発見した際は自身で直そうとする前にまずはお気軽にご相談ください。
カーコンビニ倶楽部 スーパーショップ認定店ならカーライフを総合的にサポート!
『スーパーショップ』は、 カーコンビニ俱楽部の提供サービスをお客様に総合的にご提供可能な特に優れている店舗に付与している称号です。
カーコンビニ俱楽部のスーパーショップ認定店なら愛車の修理・点検も、新車にお乗り換えも ワンストップでご提案いたします。
そんなスーパーショップの3つの特徴とは…
1. 提案力
スーパーショップでは、修理や点検から、車検や車の買い替えなどお車に関するすべてのサービスをご提供しておりますので、お客様に最適なサービス・プランを的確にご提案いたします。
2. 高い技術力
スーパーショップでは、高品質修理「カーコン工法」をはじめとし、カーコンビニ倶楽部が推奨する技術を積極的に導入しており、お客様にご満足いただける技術力でご対応いたします。
3. トータルサポート
車を綺麗にしたい、キズやへこみの修理をしたい、車の乗り換えなどカーライフ全般におけるサポート体制を整えております。小さなお悩みはもちろん、どんなお困りごともお気軽にご相談いただけます。
キズ・へこみ直しはもちろん、点検やメンテナンス、車検、車の買い替えなどスーパーショップだからこそできることを、お客様のお悩みに寄り添って、さまざまなメニューから最適なメニューをご提案。まずはお気軽にご相談ください!
- ※本コラムに掲載の内容は、弊社サービスのご案内ほか、おクルマ一般に関する情報のご提供を目的としています。掲載内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。万一、掲載内容に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社は一切責任を負いませんことを予めご承知おきください。
- ※本コラムに掲載の内容は、本コラム掲載時点に確認した内容に基づいたものです。法令規則や金利改定、メーカーモデルチェンジなどにより異なる場合がございます。予めご了承ください。