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車をマット(チッピング)塗装するメリット・デメリットとは?費用相場や塗装後のお手入れ方法も解説

2023年08月14日

車の塗装には一般的なメタリック塗装からパール塗装まで様々ありますが、近年カスタムカーだけでなく高級外車などにも使用されているマット塗装が注目されつつあります。今回はこのマット塗装についてご紹介します。

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車のマット塗装とは?

通常車の塗装には元となるカラー塗料の他に、カラー塗装の保護と艶を引き出す目的でクリア塗装が上塗りされています。

さらにこの塗装面をコンパウンドなどで磨き上げることによって塗装面を平にし、艶や光沢が高められているのが通常の塗装です。

それに対してマット(チッピング)塗装の場合、ボディーカラーに光沢を出さないことからクリアなどの保護塗装を吹き付けず、塗装面も磨かないためボコボコした塗装面のままとなっています。このようにして、マット(チッピング)塗装の持つ重厚感などの雰囲気を引き出しているのです。

そんなマット(チッピング)塗装については、単純にクリア塗装を行わないソリッド塗装のことを指している場合もありますが、近年ニーズが高まっている高級外車のような重厚感を引き出すためには専用のマット(チッピング)塗装専用の塗料などが必要となるケースが一般的です。

また、ざらつきのある表面によって光沢を抑えているマット(チッピング)塗装では日頃の手入れも特殊であり、洗車機などでゴシゴシ磨くように洗車していると光沢が現れるなんてことも少なくありません。

このように、マット(チッピング)塗装は塗装時から日頃のメンテナンスまで通常のメタリック塗装と異なる存在であることがわかると思います。

 

車をマット塗装にするメリット・デメリット

では、車をマット(チッピング)塗装するメリットやデメリットはどのような部分にあるのでしょうか。

車をマット(チッピング)塗装にするメリット

車をマット(チッピング)塗装する最大であり唯一のメリットは、その存在感にあるでしょう。

基本的に現在の車両は艶や光沢の強いパール塗装が多く、どんなに安価な車両であっても営業車でもない限りメタリック塗装です。

そのため艶が全くないマット(チッピング)塗装は非常に目立ちながらも、艶がないことから生まれる重厚感とのギャップが凄まじく、光沢がないのに存在感があるこのギャップが高級感を引き立ててくれます。

派手なボディーカラーは好みではないが、他の車両と差別化を図りたい場合、存在感を出したい場合はマット(チッピング)塗装がおすすめと言えます。

車をマット(チッピング)塗装にするデメリット

マット(チッピング)塗装だからこその存在感を維持するには数多くの手間が必要となります。

たとえば、光沢を消すように塗装されていることから日々のメンテナンスに関しても同様に光沢が生まれないよう気をつける必要があります。

具体的には、洗車機は塗装面が削られ光沢が発生する原因になることから、必ず手洗いする必要があったり、本来塗装面を紫外線などから保護してくれるクリア塗装がないためカラー塗装へダイレクトにダメージや汚れが蓄積されていきます。

特にデコボコした塗装面には汚れが溜まりやすく、綺麗な状態を維持するにはこまめな手洗い洗車が不可欠となります。

マット塗装(チッピング)専用の艶を抑えたクリアやボディーコーティングなどもありますが、通常のコーティングなどに比べて高価になってしまうため、これもマット(チッピング)塗装特有のデメリットです。

 

マット(チッピング)塗装した車のお手入れ方法

マット(チッピング)塗装後の車は、一般的な塗装を施した車よりも慎重にお手入れすることが大切です。

以下のポイントを押さえながら、マット(チッピング)塗装特有の仕上がりを保ちましょう。

マット(チッピング)塗装した車の洗車は慎重に

ザラザラとした表面は汚れが付きやすいため、こまめな洗車をおすすめします。

ただし、カーシャンプーはコンパウンドなどの研磨剤が配合されている場合があるため、なるべく使用せずに水洗いだけで済ませることをおすすめします。

水洗いした後は、すぐに柔らかい布で優しく拭き上げましょう。

また、カーシャンプーと同様に仕上げのワックスも使用を避けましょう。

ワックスにはツヤを出す効果があるため、マット(チッピング)塗装の質感を損ねてしまいます。

汚れや水シミなどがついたらすぐに落とす

マット(チッピング)塗装を施した車の洗車作業は慎重を期す一方、洗車を避けることも望ましくありません。

マット(チッピング)塗装の場合は表面が凹凸になっているため、汚れや水シミが隙間に入り込むと除去が困難になります。

ボディの表面に汚れや水シミなどを確認したら、速やかに洗車を行いましょう。

カーシャンプーを使うなら中性または弱酸性

どうしても水洗いだけでは落とせない汚れが付着した場合、塗装に優しい中性または弱酸性のカーシャンプーを使用しましょう。

ただし、コンパウンド入り・ワックス入りシャンプーは塗装の表面にダメージを与えたり、凹凸を埋めて仕上がりを変えてしまったりする恐れがあるため使用を避けるべきです。

クロスやスポンジの素材にも注意する

マット(チッピング)塗装の仕上がりを保つにあたって、摩擦は特に注意するべきポイントです。

洗車時のクロスやスポンジは必ず柔らかい素材のものを選び、水分を含ませたうえで優しく撫でるように使いましょう。

洗車後は入念に拭き上げを行う

洗車後は、ボディに一切の水気を残さないよう入念な拭き上げを行うことも大切です。

塗装の種類を問わず共通するポイントですが、ボディに水道水が残っていると、蒸発した際にミネラル分が残留して水シミになってしまいます。

また、雨水にもミネラル分が含まれているため、洗車後だけでなく雨天時の走行後も忘れずに拭き上げを行いましょう。

車は屋内で保管する

可能な限り、マット(チッピング)塗装を施した車は屋内での保管を心がけましょう。

屋外に保管していると、雨・砂ぼこり・花粉など様々な外的要因に晒され、汚れが付きやすくなるだけでなく塗装の劣化も早まります。

どうしても屋内での保管が難しい場合は、後述するマット塗装専用のコーティング施工をおすすめします。

万が一のときにすぐ剥がせる「ラッピング塗装」もおすすめ

一度傷や汚れが付くと再塗装しない限り元の状態を取り戻すことができないマット(チッピング)塗装。

とはいえ、傷や汚れは最新の注意を払わなければいつ付くかも分からず、その度に再塗装を行えばコストや手間がかかります。

マット(チッピング)塗装は気になるけれど、維持管理に手間もかけたくない…と感じている方は、ボディに直接塗装を施さない「ラッピング塗装」がおすすめです。

マットな質感のフィルムを貼り付けるラッピング塗装は、直接塗装する場合よりも工期が短く済むうえに傷や汚れが付着したらすぐに剥がすことができます。

新車の状態から施しておけば、マットな質感を演出しながらも当初のキレイな状態を保護する役割も果たしてくれる点もメリットです。

もちろん、ラッピング塗装でも汚れが付着しやすいことに変わりはないためこまめなお手入れが必要になります。

 

マット(チッピング)塗装した車のコーティングについて

マット(チッピング)塗装を直接施した車には、表面にコーティング加工をすることをおすすめします。

汚れが付着しにくくなるため、こまめに洗車をしなくてもキレイな状態が長持ちするからです。

万が一汚れが付着しても、軽い洗車ですぐに落とすことができます。

しかしマット(チッピング)塗装はコーティングに失敗した場合、研磨をしようにも質感を損ねてしまうことからやり直しがききません。

凹凸のある表面はコーティング剤を均一に塗ることが至難の業であるうえに、ムラが出ないよう少量のコーティング剤を塗ったところで効果は最大限に発揮できないのです。

そんなマット(チッピング)塗装ですが、専用のガラスコーティングを実施している専門店が増えていることはご存知でしょうか。

表面にツヤが出ないように専用のコーティング剤が使用されており、硬化性も高いため傷や汚れに対してしっかりとガードしてくれます。

 

車のマット塗装にかかる費用相場

車にマット(チッピング)塗装を施す手段は、大きく分けて「業者への依頼」と「自分で塗装」の2通りがあります。

ここでは、それぞれの手段にかかる費用の相場をご紹介いたします。

業者に依頼した場合

業者にマット(チッピング)装を依頼する場合、車のサイズ・車種・業者ごとの施工方法によって費用が変わります。

例えば全塗装の場合、軽自動車・コンパクトカークラスなら「200,000円程度」、大型のミニバン・SUVなら「350,000円程度」が相場です。

一方でドアなどをすべて閉めた状態で見える範囲など、部分塗装であれば100,000円程度で施工可能な業者もあります。

業者ごとに価格差は大きいとはいえ、マット(チッピング)塗装は自分で塗装した場合よりも費用が高くなりやすいです。

それでも失敗のリスクは低く美しい仕上がりに期待ができるため、美観を重視する方なら多少の費用を描けても業者への依頼がおすすめです。

自分で塗装した場合

費用を抑えることを重視するのであれば、自分で塗装を行うという手段もあります。

なおかつプロ仕様のスプレーガンを使用すれは比較的クオリティも高くなりますが、マット塗装の場合はコンプレッサーなど特殊な機材が必要になります。

そのため、一般の方は刷毛やローラーで塗料を塗るケースが一般的です。

刷毛やローラーを使う場合、費用は総額で「10,000~20,000円程度」となります。

なお、難易度は高いですが専用のシートを車体に貼り付けるラッピング塗装も自分で行うことが可能です。

ラッピング塗装にかかる費用はパーツによって変わりますが、おおむね「40,000~60,000円」が目安となります。

 

自分で車にマット(チッピング)塗装することはできる?

マット(チッピング)塗装は独特な手順を踏まえて行う必要があるため、一般的には自分で行うよりも専門店へ依頼する方が無難と言えます。

しかし正しい方法を理解していれば決して自分で行うことも不可能ではないため、以下よりマット(チッピング)塗装の手順をご紹介いたします。

自分の手で塗装してみたい方、塗装にかかる費用をできる限り抑えたい方は挑戦してみてください。

艶消し塗料で塗装する場合

艶消し塗料で塗装する場合、まずは下地処理の為に塗装箇所を洗います。

ホコリや汚れなどをきれいに洗い流したら、塗料の馴染みを良くするために紙やすりなどを使用して下地を磨きましょう。

この工程を省略すると、塗装が剥がれやすくなってしまうため注意が必要です。

その後は脱脂処理を施し、艶消し剤を混ぜた塗料で塗装していきます。

塗装しない箇所は塗料が付着しないよう、マスキングをしておきましょう。

ラッピング塗装をする場合

ラッピング塗装をする場合は、艶消し塗料を使用する場合と同様に事前の洗車と脱脂処理を施しておきましょう。

脱脂処理まで済ませたら、用意したラップフィルムを下地の上に被せて必要サイズを切り出します。
なお、ここでフィルムを少し大きめのサイズに切っておくと後から調整しやすくなります。

貼り付ける際はフィルム裏のリケイ紙を慎重に剥がしつつ、端からゆっくりと貼っていきましょう。
広範囲の場合は1人で行うよりも、複数人で行った方が失敗しにくいため安心です。
ヘラを使って空気を外へ押し出しつつ、ゆっくりと貼り付けていくとよりきれいに仕上がります。

貼り終えたらヒートガンで熱風を当て、下地に圧着させましょう。フィルムが柔らかくなる程度に熱風を当てて、ヘラで空気を押し出しながら貼り進めていきます。

最後にフィルムの余った部分をパーツの裏側に折り返してヒートガンで圧着させ、余分な部分を切り取れば完成です。

自分で車のマット(チッピング)塗装を行う場合のデメリット

業者に依頼した場合と比べて、自分で行うマット(チッピング)塗装は費用が大幅に抑えられる点はメリットです。

しかし、万が一塗装に失敗すると補修のために再塗装が必要となり無駄な出費が発生します。

また、先述したように塗装の際はボディ以外の箇所に塗料が付着しないよう丁寧にマスキングを行う必要があります。

そのうえで下地塗装・カラー塗装を行い、1日以上の長い時間をかけた乾燥が必要です。

車の塗装に慣れていない人ほど失敗のリスクが高いと同時に、作業の時間も長引きます。

上記のデメリットから考えると、車の塗装は無理に自分で行わず業者に依頼をした方が賢明です。

 

費用を抑えて車のマット(チッピング)塗装をする方法

マット塗装の特徴についてご紹介していきましたが、これらのデメリットの他にも専用の塗料を使用するような本格的なマット塗装では費用も高額となります。

本来はクリア塗装や塗装後の磨きがなくなることから、ソリッド塗装は比較的安価な塗装作業になります。

しかし、高級外車やカスタムカーなどに用いられるマット塗装用の塗料は特殊であり、また状態を維持するためのマット塗装専用コーティングなどを考慮するとさらに出費が嵩みます。

そもそも、車の塗装には数多くの工程が必要となりマット塗装でなくとも20万円を超える費用が必要です。

費用を無理に安くしても作業が簡素化されすぎて綺麗に仕上がっていなかったり、後のトラブルに繋がる恐れもあるため、格安だからといって安易に信頼性の低い店舗で塗装を行うことはおすすめできません。

マット塗装に限らずこれらの塗装費用を抑えるのではなく、同じ費用でも塗装の出来や満足度を高めるようなコストパフォーマンスに注目して、高い技術力をもった信頼できるお店に依頼することが大切です。

 

車のマット(チッピング)塗装は後悔しないために慎重に検討しよう

車にマット塗装を施すと、その独特な風合いで車全体をスタイリッシュに演出することができます。

しかしマット塗装は汚れに弱く、定期的なお手入れも必要となることから「後悔した」と語る方もいます。

今回解説したマット塗装のメリット・デメリット・お手入れ方法などを参考に、施工後にどのような影響が及ぶのかを理解したうえで検討することが大切です。

特に、車内保管が難しい方や細やかなメンテナンスを継続できる自信がない方は検討に慎重を期した方が良いでしょう。

 

車のマット塗装に関してよくある質問

車のマット塗装に関してよくある質問を、回答と一緒にまとめました。

Q1.マット塗装を艶ありにすることはできますか?

マット塗装を施した車も、研磨と再塗装を行えば艶あり塗装にできる場合があります。

自分で行うと非常に手間がかかるうえに難易度の高い作業なので、業者へ相談のうえ依頼することをおすすめします。

Q2.マット塗装をした車にコーティングは施工できますか?

マット塗装を施工した車にも、本来の仕上がりを保ちながらコーティングを施すことができます。

コーティングを施せば汚れの付着や紫外線によるダメージが起こりにくいため、お手入れを簡単にしたい方は特におすすめです。

ただしマット塗装専用のコーティング剤を使う必要があり、艶あり塗装のコーティング施工時とは工程が異なるため、失敗を防ぐためにも業者に依頼した方が安心です。

 

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