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車の塗装方法を解説!スプレーガンとスプレー缶による塗装

2019年09月21日

車の塗装方法には、スプレーガンによる塗装と、スプレー缶による塗装の2つがあります。今回のコラムでは、それぞれの特長や注意点について徹底解説します!

車の塗装方法1.スプレーガンで塗装する

スプレーガンは、スプレー缶よりも霧の質がよいですし、広範囲に塗料が届きますので、比較的簡単な車の塗装方法と言えます。初心者の方はスプレー缶よりもスプレーガンを選んだ方がうまくいく確率が高いでしょう。

ただし、スプレーガンで塗装をするためには、コンプレッサーやエアトランスフォーマーなどの専用機材も必要になります。機材もDIY用からプロ仕様まで幅広くあり、DIY用でも、スプレー缶よりもかなり費用が高くなってしまいます。

さらに、使用後のお手入れも必要ですし、愛車の修理に使用するためだけに買い揃えることは現実的では無いと考えます。

 

車をスプレーガンで塗装する方法とは

ここで、スプレーガンで車を塗装する方法を解説していきますが、専用機材が必要になるほか、時間がかかったり、場合によっては塗装前より酷い姿になってしまう可能性も考えられます。それを踏まえたうえで、自分で塗装をするか判断してください。

まず、コンプレッサーの電源を入れてから、塗料の吐出の仕方を調節します。具体的には、パターン(円形に吐出するか、楕円形に吐出するか)、塗料吐出量、空気量を調節します。試し吹きをしながら調節していきましょう。

必要な調節をしたら、本番の塗装作業に入ります。車の塗装面から15~25cmほど離して塗装していきましょう。近すぎると厚塗りになって塗料が垂れてしまい、遠すぎると塗膜が薄くなりザラザラになってしまいます。

スプレーガンを車の塗装面と直角にして、塗装対象と平行に動かすのが正しい方法です。手首や肘を動かして弧を描くような塗装の方法はやめましょう。

スプレーガンを動かすスピードは、1mを2~3秒くらいが丁度よいです。遅すぎると塗料が垂れ、早すぎるとザラザラになってしまいます。色ムラの原因となりますので、塗装面の上でスプレーガンを止めないように注意が必要です。

対象範囲の端に到達した時には、トリガーから一瞬指を離してから位置を変えます。部分補修や対象範囲が広い場合などには、手首のスナップでガンを横に払ってボカシを入れるようにします。

 

車の塗装方法2.スプレー缶で塗装する

スプレー缶は、スプレーガンよりも噴射力が弱く、塗料の粒子が荒いです。また、スプレーガンは圧縮空気により塗料を吹き付けますが、スプレー缶は中のガスの圧力を利用するため、使っているうちに徐々に噴射力が落ちてしまいます。このため、スプレー缶でキレイに塗装するにはコツが必要であり、難易度が高い車の塗装方法と言えます。

噴射力低下の対策方法として、事前に缶を40℃くらいのお湯で温めることをおすすめします。スプレー缶の中のガスは温めると膨張して圧力が高まるからです。この方法により、ある程度の噴射力を維持できます。ただし、ガスは可燃性ですのでスプレー缶を直接火で温めることは厳禁です。

 

車をスプレー缶で塗装する方法とは

スプレー缶で車を塗装する方法をご紹介しますが、スプレー缶による塗装においても、スプレーガン同様に高いリスクが存在します。

また、スプレー缶で塗装する場合、車の色に合わせて塗料を混ぜて調色することができないので、すでに販売されているカラーの中から、クルマのボディカラーに一番近い色を選んでいくことになります。ただし、クルマの塗装の色の状態は、クルマ一台ごとに保管状態で微妙に異なるため、熟練したプロでも難しい技術が必要で、テストやぼかしを入れるなどのテクニックも必要です。

たとえ調色できたとしても、キレイな仕上がりは期待できないでしょう。

多少マシになればいいと考えていてもリスクは高いですし、少しでも不安のある方は、最初からプロへ依頼することがお勧めです。

まず、塗装を始める直前にボカシ剤をスプレーしましょう。これにより、塗装のザラザラ感を抑える事が出来ます。

その後、スプレー缶をよく振ってから塗装を始めます。車の塗装面から20~30cmくらい離して塗装していきましょう。スプレー缶を平行に移動させて塗料を吹き付けていきます。対象範囲を行ったり来たりするように重ね塗りしていくのがコツとなります。先に塗った範囲の3分の1くらいを被せるように塗っていくとムラになりにくいです。

※メタリック色の場合は、縦横方向に吹き付ける必要があります。一定方向だけで塗装すると、メタリックのムラが線のように目立ってしまうからです。

スプレー缶は意外と消費量が多いので、途中で足りなくならないように、多めに用意しておくようにしましょう。

今回のコラムでは、車の塗装方法について見てきました。

車を自分でキレイに塗装するには専門的な知識と技術が必要です。また塗装の前にも、コンパウンドでボディ表面を研磨したり、サフェーサーの吹き付けをしたりなどの下準備が必要になりますし、塗装後もクリアコートを施さなければならなかったりします。このように、車の塗装は手間と時間も必要です。

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