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車の塗装の種類や修理費用の目安とは

2023年03月26日

車を使用していると、気付かないうちに傷が付いていることも。愛車の美しさを保つには塗装の構造や種類を理解し、塗装に傷が付いたときに適切に対処することが求められます。ここでは、車の塗装にはどのような種類があるのか、また傷の修理費用の相場などについて解説します。

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まずは車の塗装の仕組みを知ろう

車に傷が入り塗装がはがれてしまった際に、塗装の層が何層かに重なっているところを目にしたことがあるのではないでしょうか。

車の塗装は、通常4層から成り立っており、サビを防いだり、耐候性を高めてくれたりとそれぞれの工程で、役割の異なる塗装が塗られています。

塗装を始める前にも、さまざまな工程がありますが、ここではボディーカラーを形成するまでの4層をご紹介します。

下地処理

防錆効果のある塗料を塗装した後、下地と塗装の密着性を向上させるための塗装が行われます。

ここでは、まだ実際のボディーカラーではなく、グレーや黒と言った色の仕上がりになります。

中塗り

次の工程である上塗りの補強を目的とした塗装です。

場合によっては実際のボディーカラーと異なる塗装が塗られることもありますが、基本的に実際のボディーカラーと同じ塗料を使用して、仕上げていきます。

上塗り

ようやく、上塗り工程で実際のボディーカラーが完成します。

これまで、ボディーカラーが単色の場合は、上塗りでカラーの形成が完了となっていました。しかし最近では、耐久性などの面から単色であっても次の工程まで塗装が行われることが多いようです。

クリア塗装

最後に、塗装を保護する役目や、光沢を出すためのクリア塗装が行われます。

名前の通り、透明な塗料によって塗装されるため、工程3で塗装された、実際のボディーカラーはそのままで、つやのあるボディに仕上がります。

なお、現在ほとんどの車種において、パールカラーが設定されています。

ボディーカラーがパールカラーの場合は、クリア塗装の前に、パール入りクリア塗装が施されることにより、パールのような輝きをプラスさせることが可能です。

このようにして、車の塗装は仕上げられています。

 

車の塗料の種類

水性塗料

現在の新車における主要塗料です。

水性塗料はシンナーなどの有機溶剤を使用していないため従来のウレタン油性塗料よりも環境負荷が小さく、サスティナビリティの観点からも歓迎される次世代塗料といえます。

車の製造過程において水性塗料が使用されるようになって以降、板金塗装用にも水性塗料が販売されています。

比較的新しいもののため積極的に導入している板金塗装工場はまだ少数ではありますが、今後は普及していくものと見られています。

ウレタン塗料

ウレタン塗料も厳密には水性と油性に分けられます。

ウレタン樹脂を主成分とした塗料で、油性ウレタン塗料は現在の板金塗装において主に使用されており、主剤と硬化剤の2液を混ぜて使用します。

主剤と硬化剤の比率を気温や湿度によって細かく調整する必要があるため、専門知識や経験がないと扱いが難しいことに加え、シンナー臭がするのでDIYで使用するには難易度が高い塗料といえます。

 

車の塗装で一般的なカラーの種類

ここから、車のボディーカラーを決める塗料の種類をご紹介します。大きく分けると車の塗装には「ソリッド」、「メタリック」、「パール」の3つの種類があります。

ソリッド

ソリッドとは、白や黒、赤、青などの単一の色目のことを指します。「単色」とも呼ばれます。顔料を樹脂に混ぜて色合いを調節して使用します。

ソリッドは、クリア塗装をしなくてもよいのですし、再塗装の際に調色がしやすいので、後述のメタリックやパールと比べると補修がしやすいです。

ただし、最近は高級感を出したり耐久性を高めたりするために、ソリッド塗装の車でもクリア塗装を施しているケースが増えています。

メタリック

メタリックは、ソリッド塗料の中に微粒子のアルミ片を混ぜた塗料の種類です。

反射してキラキラと光るメタリックにより、光の当たる角度によってボディーカラーの色目が変化します。メタリック塗装の車は、スタイリッシュな雰囲気になります。

メタリック塗装の場合、アルミの金属片が酸化するのを防ぐために、必ずクリア塗装をしなければなりません。

パール

パールとは、ソリッド塗料の中に雲母(マイカ)の粉を混ぜた塗料の種類のことです。

パール塗装は、半透明の膜が何重にも重なった構造になっており、光が当たることで透過しつつ、各層ごとに複雑な反射と屈折をするのが特徴です。上品な色合いになり、メタリックよりも高級感が出ます。

メタリックと同様、クリア塗装を施すことが必須となります。そのままでは耐久性が低すぎますし、雲母の粉で塗装の表面がブツブツになってしまうからです。

ちなみに最近では、メタリックとパールを両方含んだボディーカラーが多くなっているため、メタリックとパールの境界線は曖昧になっています。

 

車はDIYで塗装できる?

車の塗装は経年劣化で微妙に色あせしていて色合わせが難しいことや、耐久性、仕上がりの美しさを考えるとプロに任せるべきといえます。

ただし小さい範囲のごく浅い傷などであれば、カラースプレーなどで修理することも可能です。

カラースプレーを使用して塗装する場合はまず洗車し、その後修理部分の周囲をマスキングしましょう。

傷はコンパウンドでならし、その後プラサフを塗布します。乾燥したらカラースプレーを数回に分けて薄く塗り重ね、仕上げにボカシ剤、クリアスプレーを使用すれば完了です。

ここではごく簡単なDIYの手順を示しましたが、本来車を塗装するのは簡単な作業ではありません。

特に、メタリックカラーやパールカラーを塗装する場合はそれなりのテクニックや技術が必要になります。

自信がない場合、自分で無理に塗装しようとせずに、業者に依頼するのがおすすめです。もちろん、全国のカーコン店舗でも、車の塗装のサービスを取り扱っております。

車の塗装をキレイに仕上げたいなら、「カーコンビニ倶楽部のキズへこみ直し」のサービスを是非ご利用ください。

経験と技術を持ち合わせたスタッフが、下地塗装から調色、上塗り作業、磨き作業まで素早く丁寧に実施いたします。もちろん、キズやへこみの修理もお任せください。

作業を始める前に、お車の種類・色、キズの形や大きさをコンピュータに入力し、素早くお見積書を作成して提示しますので、安心してご利用いただけます。

カーコンビニ倶楽部のキズへこみ直しのサービスについて詳しくはこちらをご覧ください。

 

車の塗装は車格やグレードで異なる!リーズナブルな車と高級車の塗装の違いとは?

車の外装の仕上げ工程で施されるため「どのように塗装するか?」は車格やグレードによって異なり、ハイグレードな車両にはより手の込んだ塗装が施されます。

塗装技術が飛躍的に向上した現在はリーズナブルなグレードでも以前より上質な塗装が施されていますが、車格やグレードの高い車両と比較すると塗装の質は劣ります。

一般的な車両を制作する際に塗装工程に費やす時間の目安は約11時間だと言われていますが、高級車の塗装工程には約40時間が費やされることからも質の違いが測れます。

塗装工程はコート(塗装)とベイク(焼付・乾燥)を繰り替えしながら進められ、次に挙げる工程で塗装を施すのが一般的な塗装工程だと言えます。

・3コート2ベイク(電着塗装・乾燥・中塗りとベースカラー塗装・乾燥・クリア層)

・3コート4ベイク(電着塗装・乾燥・中塗り塗装・乾燥・ベースカラー塗装・クリア層)

中塗りとベースカラー施す際にベイクを行うかどうかで分類できますが、より手の込んだ工程で塗装を行う3コート4ベイクの方が、完成度が高いのは言うまでもないでしょう。

高級車は7コート5ベイクという非常に手に込んだ塗装が施されるモデルも存在し、次の工程で塗装が施されます。

・電着塗装、焼付

・中塗、焼付

・ベースカラー①、クリア層、焼付

・ベースカラー②、カラークリア、焼付

・すり傷防止用のトップクリア、焼付

工程数を見るだけで塗装品質が伝わると言えるのではないでしょうか?

リーズナブルな車両でもワンランク上の塗装を選ぶことは可能

リーズナブルな車両でも標準カラーに加えてオフションカラーが用意されているケースがありますが、オプションカラーを選ぶことでワンランク上の塗装が施されます。

標準カラーではなくメタリック塗装を選ぶと塗装工程が1工程増え塗装被膜が熱くなることで、標準カラーより遥かに深みのある艶の外装に仕上がります。

 

車の塗装トラブルの主な発生原因とは?

車の塗装は既にふれたとおり多重構造で施されますが、各層の被膜は20~30μmと非常に薄いのも事実で、塗装の厚さは合計でも100μm(0.1mm)と非常にデリケートです。

極薄の塗装面が紫外線などの外的影響を直接受けるので塗装に経年劣化が生じ、剥がれや色褪せなどの塗装トラブルは塗装技術が進歩した現在でも発生します。

塗装トラブルのなかで最も多いのが、うっかり車をぶつけたり擦ったりした際の傷で、発生すると外観に大きな影響を与えます。

また、紫外線や空気中に浮遊する砂埃・鉄粉・花粉や鳥のフン、樹液なども塗装に大きなダメージを与え、シミの原因になることもあります。

 

傷付いた車の塗装の修理費用は高額?板金塗装の費用目安とは

塗装トラブルが発生すると外観が大きく見劣りするのはもちろん、車両の資産価値を引き下げる原因となるのでトラブルは早めに解決するべきだと言えるでしょう。

塗装トラブルは板金塗装で修理しますが、全塗装で修理をした場合、軽自動車や小型車で15~20万円、SUVやワンボックスなどの大型車では25万円程かかることもあります。

修理範囲が小さな部分塗装であれば修理費を抑えることができますが、既述のとおり塗装は経年劣化するので色見本どおりに塗装しても色ムラが発生してしまいます。

経験を積んだ技術者なら経年劣化による色褪せや変色に合わせて調色することも可能ですが、調色は高い練度が求められる非常に難しい作業であるのも事実です。

リーズナブルな塗装を掲げる板金塗装業者も存在しますが、安すぎる業者を利用すると技術者の技術不足で美しい仕上がりを期待するのが難しい傾向にあると言えます。

その点、カーコンビニ倶楽部では板金塗装を行う際に複数回の調色を行い、変化した塗装色を完全に再現した塗料で塗装を施しますので、安心してお任せいただけます。

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車の板金塗装の料金はカラーの種類によっても変わる

車の板金塗装の費用相場は、パーツや塗装の種類によって異なります。

ここでは、一例としてカーコンビニ倶楽部の板金塗装の料金をご紹介しましょう。

フロントバンパー

パール メタリック その他(ソリッド)
10cm×10cm 16,500~37,400円 16,500~31,900円 14,300~27,500円
10cm×20cm 16,500~40,700円 16,500~33,000円 14,300~29,700円
10cm×30cm 18,700~40,700円 16,500~34,100円 15,400~29,700円
20cm×20cm 22,000~41,800円 16,500~34,100円 16,500~30,800円

 

リアドア

パール メタリック その他(ソリッド)
10cm×10cm 38,500~59,400円 34,100~50,600円 30,800~39,600円
10cm×20cm 39,600~61,600円 35,200~51,700円 31,900~42,900円
10cm×30cm 44,000~64,900円 36,300~52,800円 31,900~44,000円
20cm×20cm 49,500~64,900円 37,400~55,000円 33,000~45,100円

 

リアフェンダー

パール メタリック その他(ソリッド)
10cm×10cm 44,000~59,400円 34,100~49,500円 26,400~41,800円
10cm×20cm 45,100~60,500円 34,100~49,500円 27,500~42,900円
10cm×30cm 47,300~62,700円 36,300~51,700円 28,600~44,000円
20cm×20cm 49,500~64,900円 39,600~53,900円 30,800~46,200円

 

ボンネット

パール メタリック その他(ソリッド)
10cm×10cm 49,500~72,600円 44,000~62,700円 33,000~52,800円
10cm×20cm 51,700~71,500円 46,200~63,800円 35,200~55,000円
10cm×30cm 56,100~72,600円 50,600~67,100円 39,600~56,100円
20cm×20cm 60,500~73,700円 55,000~70,400円 44,000~57,200円

 

ルーフ

パール メタリック その他(ソリッド)
10cm×10cm 57,200~70,400円 48,400~63,800円 39,600~55,000円
10cm×20cm 58,300~74,800円 49,500~66,000円 40,700~57,200円
10cm×30cm 60,500~78,100円 51,700~68,200円 42,900~60,500円
20cm×20cm 63,800~81,400円 55,000~70,400円 46,200~63,800円

 

費用相場としてはソリッドが一番安く、メタリック、パールの順で高くなります。また、ボンネットやルーフなど施工面積が高いパーツはその分費用が高額です。

なお、特殊のカラーの場合はさらに高額になるケースもあります。

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愛車を蘇らせるカーコンビニ倶楽部の返金塗装「カーコン工法」とは?

カーコンビニ倶楽部が提供する板金塗装サービスは独自工法である「カーコン工法」の12の工程で傷付いたおクルマの塗装を美しく蘇らせます。

カーコン工法の12工程は次のとおりです。

・損傷確認

・板金作業(必要に応じて実施)

・パテ作業

・乾燥作業1

・サンディング作業

・サーフェサー

・乾燥作業2

・調色(分析)

・調色(確認)

・マスキング作業

・上塗り塗装

・磨き作業

お客様のご予算に合わせて1コートのソリッド塗装や2コートのメタリック塗装、パール塗装などにも完全に対応していますので安心してご利用頂くことができます。

今回のコラムでは、車の塗装の種類について見てきました。一口に「車の塗装」と言っても、いろいろな種類があり、塗装の種類によって塗り方が異なります。

車を塗装するのは簡単な作業ではありません。特に、メタリックカラーやパールカラーを塗装する場合はそれなりのテクニックや技術が必要になります。

自信がない場合、自分で無理に塗装しようとせずに、業者に依頼するのがおすすめです。もちろん、全国のカーコン店舗でも、車の塗装のサービスを取り扱っております。

車の塗装をキレイに仕上げたいなら、「カーコンビニ倶楽部のキズ・へこみ直し」のサービスを是非ご利用ください。

経験と技術を持ち合わせたスタッフが、下地塗装から調色、上塗り作業、磨き作業まで素早く丁寧に実施いたします。もちろん、傷やへこみの修理もお任せください。

作業を始める前に、お車の種類・色、傷の形や大きさをコンピュータに入力し、素早くお見積書を作成して提示しますので、安心してご利用いただけます。

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