DIYでの車の塗装はリスクが大きすぎる!専門店との違いを比較

2021年06月03日
DIYで塗装できないかと考える人もいるかもしれませんが、DIYでの塗装は注意点も多く、結論から言うとDIYはリスクが高いです。今回は車の塗装に関する専門店とDIYの違いについてご紹介します。
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車の塗装が必要な場面とは
車の塗装が必要となる状況にも様々あると思いますが、主に車の塗装を検討した方がいい場面とは以下の通りです。
・事故などによってできた擦り傷やヘコミを修理する場合
・飛び石などが原因で塗装が剥がれてしまった場合
・経年劣化による色あせ・くすみなど
この中でも自身でDIYを検討する場合に多いのが、少し擦ってしまったなど軽度の事故や小石によるバンパー等の簡易的な補修がメインとなるでしょう。しかし、DIYでの塗装はリスクが潜んでいます。次項で、DIYの塗装のリスクについて解説します。
DIYで車を塗装する4つのリスク
上記で塗装するシーンについて簡単にご紹介しましたが、どのシーンであっても結論を言うとDIYでの塗装はオススメできません。
と言うのも、塗装は整えられた設備と環境元で行わなかった場合に失敗する可能性が高いなどデメリットが多く、せっかく完成しても見栄えを大きく損ねてしまうリスクがあるからです。
ここでは、そんなDIYで塗装をする前に知っておきたい4つのリスクについてご紹介します。
下地処理を怠るとブツブツができる恐れがある
塗装の際に最も大切なのが下地処理です。
下地処理が甘いとせっかく塗装しても、塗装面にブツブツができるなど見栄えを大きく損なう可能性があります。
これは、下地処理を怠って塗装する表面にホコリなどの異物の上に塗料がのってしまいブツブツが出来てしまうのが原因で、密閉された清潔な環境で塗装を行う必要があります。
DIYで塗装環境を整えるのは難しいですが、専門店であれば設備は当然ながら実際の下地処理もプロの手で行われるため、ブツブツができる心配は皆無です。
塗り不足などでボコボコができる恐れがある
塗装する上で設備が重要であることを説明しましたが、当然塗装には技術力も大切です。
例えば、塗料を吹きかける回数や塗るスピードなどこれらが正しくないと塗り不足で表面がデコボコになってしまう恐れがあります。
DIYでの塗装主に使われる缶スプレーでは、吹きかける塗料の量を調整することは難しく、用具面でも技術面でもこうした失敗が起こりやすい状態です。
もちろん専門店であれば、エアーツールであるスプレーガンを使用して適切な量、適切なスピードといったプロの技で塗装を進めることから、これらの失敗を考える必要はありません。
塗り方が不均一でムラができる恐れがある
DIYで塗装をする際の失敗として最も多いのが、塗装面に生じるムラです。
これは塗装面とスプレーまでの距離や塗り方が原因で起こるため、技術力や経験がない人にとって最も起こり得る失敗と言えるでしょう。
先ほどご紹介したデコボコもそうですが、ムラが起きた際はせっかく塗装した面も再度研磨して下地処理からやり直す必要があります。
もちろん、専門店では経験豊富なスタッフの手で塗装が行われますのでこれらのトラブルとは無縁です。
綺麗に直すのにより多くの費用が掛かってしまう
ここまで様々なDIY塗装によるリスクをご紹介しましたが、最大のリスクは手軽に行えないのに失敗すると下地処理からやり直す必要があることにあります。
塗装では用具や環境を始め、技術力など綺麗に仕上げるには必要な要素が多岐に及びます。
そのため、一度失敗するとこれらの用具や環境を再度用意する必要があり、そこまで掛けた手間も無駄になる恐れがあります。
もちろん、最終的に専門店でないと直せないこともありますので、塗装しなければならない状況になった場合には、DIYを検討する前にまず専門店での見積もりをおすすめします。
DIYはリスクがあるだけではない!塗装のDIYは査定額にも響く
DIYには先ほど紹介したような作業の失敗や再施工にかかる費用のデメリット以外に、車の売却時の査定額にも影響を与える場合があります。
基本的に修復歴にならない事故であれば査定でマイナスになることは少ないですが、プロが修理を行った場合であってもパネル間の塗装の新しさや脱着の後などプロが細かく見れば何らかの板金修理を行っているか判断ができるものです。
当然、DIYによる塗装であれば修理箇所がその他にくらべて浮き出て見える場合も多く、綺麗に修理されていない場合は外装の傷や損傷と同じくマイナスの評価を受けてしまう可能性もあります。
特にスプレー缶塗装などで広範囲に渡って塗ってしまっている場合などはぼかし塗装などを行わないと、パネル間の塗装差が生まれやすく注意が必要です。
長期的に損をしないためにも、一時的に費用を抑えられるかもしれないDIYではなく、一定の費用が必要になっても確実な作業を見込める専門店で車の塗装をおこなうことが大切といえるでしょう。
DIYでは再現不可能!車の塗装で行われる工程や手順とは
DIYによる塗装のリスクや注意点についていくつか紹介しましたが、実際の塗装で必要になる作業がわからなければDIYのリスクもわかりづらいかもしれません。
DIYに限らず車の塗装で必要となる工程は大きくわけて次の3つです。
・足つけ
車の塗装では、損傷箇所に塗料を吹きかけるのではなくまず塗装の乗りを良くするなどの理由から足付けを行う必要があります。
また、基本的に塗装が必要となるケースでは事故などによる傷やへこみといった損傷も多いため、塗装前にこれらの損傷を修復し正常なパネル位置や状態に戻しておかなければなりません。
そうして正常な状態に戻されたパネルについている既存の塗装を研磨するなどして下処理を行い、塗装を必要としない箇所に関してはマスキングを行うなどして養生することも行う必要があります。
足付け作業は非常に面倒な作業となりますが、足付けがしっかりされていないとせっかく綺麗にできた塗装も剥がれてしまう恐れもあるため、入念に行うことが大切です。
・実塗装
足付けや塗装の必要がない部分の養生作業が終わったら、実際の塗装に入っていきます。
その際にも、綺麗な塗装を実現するためにはメインとなる塗料の前に防錆塗装であるサーフェーサーやプライマーなどの下地塗装を行う必要があります。
下地塗装を行うことで錆の発生を防止するだけでなく、目には見えない細かな傷を埋めて上塗り塗料との密着をよくする効果などが期待でき、下地塗装によって出来栄えを安定させることが可能です。
そうして、ボディ色と同じ塗装を上塗りする訳ですが、実は車のボディカラーはどれも同じ物が存在しません。
ボディカラーの番号で新品と同じボディカラーのスプレーを入手することはできますが、使用している内に塗装は紫外線によって色褪せたり、車両ごとに少しずつ変化してしまうものです。
そのため、専門店では車種の塗装状態に応じて使用する塗料を調整する調色が行われる訳ですが、スプレー塗装などによるDIYで調色を行うことは難しく、どうしても塗装した箇所が真新しく浮き出てしまいます。
塗料を塗り終わった後は塗装面を保護するクリアー層を塗装して実塗装は終了となります。
塗装には調色や塗装を行うブースなどDIYでは再現の難しい部分が多くあり、DIYで最も専門店のクオリティーを再現しづらい工程と言えるでしょう。
・磨き作業
塗装は塗料を塗り終わっても磨きを行わなければ綺麗になりません。
専門店の塗装作業であっても、塗装ブースで丁寧に塗装された車両を最終的にプロの磨き作業で仕上げられてから納車されています。
足付け作業でも紹介しましたが、磨き作業には細かさの異なるコンパウンドがいくつか必要になるなど用具と共に作業自体も面倒であることが多いです。
また、せっかく綺麗に塗装を行っていても磨きでその塗装をダメにしてしまう可能性もあるため、磨き作業も気を抜くことができません。
非常に簡単にざっくりと塗装で必要になる作業と注意点について紹介しましたが、さらに細かく必要となる作業や用意しなければならない用具があります。
DIYなら費用が安く抑えられると思いがちですが、用意する用品や失敗するリスクを考慮すると出来栄えに比べてあまりお得とは言えない場合も多いため、DIYを行う前に実際に専門店でかかる費用を見積もり等で確認してから用具を揃えることをおすすめします。
DIYでは難しい!プロの塗装工程を公開
ここまでDIY塗装におけるリスクについて解説し、塗装には専門の技術や用具・環境が必要であることをお伝えしました。
では、プロの塗装はどのような工程で行われるのでしょうか。
DIYでは難しいお客様の車種に合わせた塗料の正しい調合・色合わせはもちろんのこと、整えられた設備の中で下地や塗装面以外のマスキング入念に行い、経験豊富な職人の手によって実際の塗装が行われていきます。
丁寧な作業は当然ながら、DIYでは手間のかかる作業もプロの仕事で手際良く行います。
プロの技によって塗装を終えたピカピカの愛車に、プロに任せて良かったと思っていただけることでしょう。
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今回は、DIY塗装においてのリスクや専門店との違いについてご紹介してきました。塗装には作業環境の確保や調色といったプロでなくては難しい工程がいくつも存在することから、DIY塗装における失敗するリスクはどうしても高くなります。
また、DIYであれば用具を揃えるだけでそれなりの費用が必要となるため、初めから専門店に依頼をした方が無駄な費用や手間が掛からず出来栄えも安心です。
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