車に傷がついたらサビ止めはすべき?自分でできる応急処置や修理料金の相場など解説
2025年12月05日
車の傷は放置すればサビが発生するため、速やかな修理が重要です。
しかし、修理に出す時間の確保が難しい方もいるでしょう。そこで検討したい対策が、サビ止め補修です。
本記事では、自分で車の傷のサビ止め補修をする方法や注意点、サビを防ぐための予防策などについて詳しく解説します。
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車の傷は放置するとサビが発生する

車のボディについた傷を放置すると、塗装による保護機能が失われ、サビが生じて塗装の内部に広がるリスクが高まります。
塗装は、ボディ鋼板を外的要素から保護する役割がありますが、傷がつくと剥がれ、内部の金属が露出することも多いです。
その結果、外部の水分や汚れが入り込み、酸化してサビが生じる可能性があります。
車の傷がサビになるまでの時間
車に傷がついてからサビが生じるまでの時間は、傷の深さや車の保管・使用環境によって変わります。
塗装の下地層や金属部分まで露出するような深い傷なら、1日~1週間程度でサビになることがあります。
特に、雨や結露で水分に触れやすい環境、潮風や融雪剤などで塩分に触れやすい環境なら、より早くサビが進行します。
自分でできる?車の傷のサビ止め方法

すぐに車の傷を修理できない場合は、市販のアイテムを使ってサビ止めを施すとサビが発生するまでの時間を延ばせる可能性があります。
ここでは、自分で傷のサビ止めを施す4つのステップについて解説します。
防サビ剤を塗布する
正常な箇所に影響が及ばないように、傷の周辺はマスキングテープで十分に養生しましょう。
そのうえでサビ止め専用の「防サビ剤」か、サビ止め剤入りの塗料を傷の部分に塗布します。
なお、すでにサビが生じている場合はあらかじめサンドペーパーなどでサビを削り落としてから防サビ剤を塗布しましょう。
塗料を塗布する
防サビ剤を塗布した場合は、補修箇所が目立たないようボディカラーに合った色の塗料を塗布します。
愛車のボディカラーに合う塗料は、カラーナンバーを参考にして選びます。
センターピラーやエンジンルーム内などにカラーナンバーが記載されているため、確認してみましょう。
サンドペーパーで研磨する
塗料を塗布すると、補修箇所と周囲に段差ができます。
段差がなくなるまでサンドペーパーで研磨すれば、より補修箇所が目立たなくなります。
なお、サンドペーパーには様々な番号があり、番号によって目の粗さ(研磨力の強さ)が変わります。
塗装後の仕上げに使うなら、1000番以上で目の細かいものを使いましょう。
コンパウンドで仕上げる
塗装をならしたら、ツヤを出すために仕上げ用のコンパウンドで研磨しましょう。
サンドペーパーによる細かな磨き痕がコンパウンドの成分で埋められ、キレイに仕上げることができます。
さらに塗装部分を保護するなら、ワックスなどで塗装表面を保護するのもおすすめです。
自分で車の傷のサビ止めをする際の注意点

ここでは、自分でサビ止めをする際に注意すべき3つのポイントについて解説します。
市販の道具を使ったサビ止めはあくまでも応急処置
サビ止めに有効な成分を含んでいるものの、市販の防サビ剤や塗料は根本的にサビのリスクを解消できるわけではありません。
セルフ補修によるサビ止めは、あくまで表面を一時的に保護するための「応急処置」です。
サビ止めをしたからといって長期的に放置せず、できるだけ早めに業者へ修理を依頼しましょう。
サビを落とさずに塗装しない
先述したように、サビが発生している場合は事前にサビを落としてから防サビ剤や塗料を塗布することが大切です。
サビに防サビ剤や塗料を上塗りしても、その内部でサビは進行し続けるため意味がありません。
また、塗料が上手く定着せず補修箇所がすぐに剥がれてしまう可能性もあります。
サビ取りは傷より広い範囲を意識する
傷部分よりも少し広い範囲をサビ取りしておくことも、ポイントのひとつといえます。
傷の部分にサビが見えている場合は、塗装面の下でサビが広がっている可能性が高いので、よく状態をチェックして、サビが広がっている範囲はすべて除去することが大切です。
なお、サビが発生している範囲の見極めが難しい、傷は小さいけれどもサビが広範囲に広がっているという場合は無理せずにプロに依頼することをおすすめします。
車のサビ取りを依頼する業者の選び方

車のサビ取りやサビを防ぐための傷修理は、以下の業者で依頼できます。
・ディーラー
・板金修理業者
・カー用品店
・ガソリンスタンド
しかし、技術力やサービスの内容や工賃設定は各社で異なります。
サービス面・費用面ともに満足できる業者で修理を依頼するためにも、複数社で見積もりを取って内容を比較してみましょう。
併せて、その業者を利用した人による口コミや修理実績の内容などにも注目すると、より信頼性の高い業者を見つけやすくなります。
車のサビ取りにかかる費用相場

万が一車にサビが生じた場合、サビの取り傷の修理を依頼する必要があります。
サビ取りの費用は進行度合いによって変わりますが、相場としては以下の通りです。
| サビの度合い | 費用 |
| 軽度のサビ | 5,000円〜15,000円程度 |
| 中程度のサビ | 15,000円〜50,000円程度 |
| 重度のサビ | 50,000円〜100,000円以上 |
サビが広範囲にまで進行していると、その分除去作業の工程が増えるため費用も高くなります。
余計な修理費用を発生させないためにも、サビは未然の予防や速やかな除去が重要です。
車のサビ発生を防ぐコツ

サビは車に大きなダメージを与えるので、できるだけ予防することが大切です。
定期的に洗車する
洗車は基本的なメンテナンスのひとつと言え、洗車することでさまざまなトラブルを予防できます。サビもそのひとつです。
サビの原因となる車の付着物を洗い流すことに加え、拭き上げ時にボディをチェックすることができるので、傷の早期発見につながり、予防につながります。
ボディコーティングをする
ボディの表面に被膜を張り、傷や汚れから塗装を守ってくれるガラスコーティングもサビ防止の有効手段です。
強固なガラス被膜でボディを覆うので、洗車傷などがつきにくくなり、汚れが定着しにくくなるため洗車が楽になるというメリットもあります。
さらにガラスの美しい艶で愛車の美しさを引き立ててくれるので、サビの防止や愛車の美観の維持のための有効手段ともいえるでしょう。
また、ガラスコーティングは3年程度の持続性があり、ほかのコーティングよりも耐久性が高いのも魅力です。
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