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飛び石で車に傷ができた場合の対処法とは

2022年11月03日

車のガラスに傷ができてしまったらどう対処すればいいのでしょうか。その際、ガラスの傷を自分で修理することは可能なのでしょうか?

今回は、ガラスに傷がついてしまった際に自分で修理できるのか、プロに依頼した方が良い傷はどの程度なのか、またボディに飛び石で傷がついた場合の対処法まで解説します。

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飛び石とは?どんな被害がある?

「飛び石」とは、前方から飛んできた石が車に当たる現象のことを指します。車は高速で移動しているため、硬い石が当たると車にはダメージが発生します。

フロントガラス

飛び石のほとんどは前方から飛んでくるため、高く跳ね上がった場合はフロントガラスに衝突する場合があります。

石の大きさや勢いによっては無傷で済むこともありますが、場合によっては小さくえぐれたり、ひびが入ったりするケースもあります。

ボンネットなどのボディ

また、フロントバンパーやボンネットなどのボディの前面も飛び石による被害を受けやすいといえます。

飛び石がぶつかることによって点状の傷ができてしまいます。また、大きな石の場合や当たる場所によってはバンパーが割れる、ボディが大きくへこむなどの比較的大きなダメージを受けることもあります。

 

飛び石で車のガラスに傷ができたらどうする?

車のフロントガラスは、2枚のガラスと柔らかい中間膜で構成されているため、傷ができたからといっていきなりガラスが割れることはありません。

それでも、車のガラスの傷は放置するべきではありません。それが小さな傷であっても同様です。

傷やひびを放置していると、車の振動、風圧、車内と車外の温度差などによって亀裂が生まれて、徐々に大きくなってしまうからです。また、傷の部分に水分やゴミ、油分が付着して、ガラス修理が困難になることもあります。

車検に通らないケースも

さらに、車のフロントガラスやサイドガラスに傷やひびがあると、車検に通らない可能性があるので注意が必要です。

車検時のガラスの保安基準に、「透明で、運転者の視野を妨げるようなひずみのないものであること」とありますので、ガラスの傷やひびが運転席の目の前や左右確認の際に見える位置にあり、視界を妨げる大きさである場合には、車検に通らないかもしれません。

車検のことを考えても、やはり車のガラスの傷は放置するべきではないでしょう。

 

ガラスの傷を自分で修理することは可能?

車のガラスの傷は、小さなものであれば、自分で修理することも可能です。

以下で、その方法をご紹介します。必要な物は、注射器、補修液、注射器の台座、両面テープなどですが、これらのグッズを揃えたガラスの傷のリペアキットも販売されています。

下準備

まず、乾いたタオルで車のガラスを拭きます。濡れ拭きをすると、水分が傷に入って補修作業が難しくなりますので、必ず乾拭きにしましょう。

それから、ピンなどを使って傷やひびの部分のゴミを取り出します。また、傷の周りをマスキングテープで養生すると、補修液が垂れるのを防げます。

補修液を注入する

次に、両面テープを使って注射器の台座を取り付けます。両面テープを傷の中央部分に貼り付けて十分に密着させてから、台座をくっ付けるようにしましょう。その後、台座の注入口から補修液を入れます。

仕上げ

そして、注射器を台座の注入口に差し込み、加圧して補修液を送り込み、減圧して二枚のガラスを吸着させる、という作業を10回ほど繰り換えします。このようにして、ガラスに補修液が浸透して密着します。

注射器の作業が終わったら、台座を外して、傷のくぼみを埋めるために補修液を1〜2液垂らします。

そして、専用の保護フィルムで傷の部分をカバーして、補修液が固まるまで1時間ほど待ちます。

最後に、フィルムを剥がしてから、補修液がはみ出した部分をカミソリなどでキレイに削り取って修理完了となります。

 

こんな場合はプロにガラスの傷の修理を依頼するべき!

フロントガラスは安全性に大きく関わる部分のため、無理な自己修理は危険です。次のような傷の状態であればプロに依頼しましょう。

ひびや傷が大きい

傷やひびが大きい場合には、ガラスの全交換になるので業者の力を借りなければなりません。目安として、500円玉程度の大きさを超える傷であれば全交換になるケースが多いようです。

傷の場所

ただし、500円玉サイズよりも小さい傷でも交換が必要になるケースがあります。

まず、ドライバーの真正面など、ドライバーの視界が遮られるような位置に傷がついた場合は小さい傷であっても安全性確保の面から交換しなければなりません。

また、フロントガラスの端の近くに傷ができてしまった場合は、走行時の振動が伝わりやすいため傷が広がりやすくなります。さらに、フロントガラスのくもり取りであるデフロスターから出る温風が当たる位置に傷がついてしまった場合、熱衝撃によって傷が拡大し割れてしまうこともあるため、交換するべきといえるでしょう。

どんな傷でもプロに依頼するのが安心

また、上に挙げたような状態ではない傷であっても、やはりプロに依頼した方がキレイに仕上がるのは間違いありません。

特殊な道具を使って、ガラスの傷部分の空気や水分を抜き取り真空状態にした上で、レジンを流し込んで隙間を埋めることができるからです。

ガラスの傷が大きい場合やキレイに仕上げたい場合には、無理に自分で修理しようとせずに業者に依頼しましょう。

 

車のボディについた飛び石の傷はどうするべき?

ここまでフロントガラスについた飛び石の傷について見てきましたが、ボディに傷がついた場合はどう対応するべきなのでしょうか。

一般的に飛び石でできる傷はそれほど大きなものではなく、点状の小さな傷、もしくは傷に多少のへこみを伴う程度のものがほとんどです。

走行に影響を及ぼすわけではないため、そのまま放置しようと考えることもあるかもしれません。

傷の放置は厳禁

しかし、傷の放置は厳禁です。小さな傷であってもその部分から雨水などが浸透し、塗装の下でダメージが広がる危険があるからです。

傷の時点で補修しておけばプロに依頼したとしても数万円程度で済みますが、ダメージが進み気付いた時には手遅れ、という状態だった場合にはパネル交換が必要になり、修理費用が数十万円まで膨れ上がることもあります。

そのため、傷を見つけたらできるだけ早く処置することをおすすめします。

飛び石によるボディの傷の修理方法

飛び石でついた点状の傷の修理には、タッチペンがおすすめです。カラーは車のコーションプレート(型式表示プレート)に記載されているので、確認して同じカラーナンバーのものを使用しましょう。

傷の周囲をマスキングテープで養生し、傷になった部分にタッチペンを押し付けるようにして補修します。

一度に仕上げようとせずに、少し塗って乾燥させる過程を何度が繰り返し、傷が見えなくなる状態にしましょう。

しっかりと乾燥させたら、サンドペーパーで表面をならし、コンパウンドで磨いてつやを出して完成です。

 

飛び石による傷などの被害を最小限に抑えるためにできること

飛び石は避けられない面もありますが、少しでも被害を小さくするためにできることもあります。

先行車との車間距離を取る

飛び石は先行車が跳ね上げるので、できるだけ車間距離を取るようにしましょう。

車間距離を取ると飛び石による傷の防止のほか、安全確保にもつながります。

トラックなどの大型車の後ろはできるだけ避ける

飛び石は、タイヤに石が挟まりやすい大型車から発生しやすいといわれています。

高速道路ではできるだけトラックやダンプカーの後ろに付くのは避けるようにしましょう。

やむを得ずこういった大型車の後ろを走行する場合は速度を落とし、十分な車間距離を取ることをおすすめします。

スピードを抑える

スピードが速ければ速いほど、飛び石がぶつかった時の被害は大きくなります。

可能な範囲内でスピードを抑えて走行するのも被害を最小限に抑えるためのひとつの方法です。

ガラスにはフィルムを貼る

カー用品店には、ガラスの保護フィルムが販売されています。フロントガラスにこういったフィルムを張ることでひびを防げる可能性があります。

ただし、フロントガラスは保安基準に定めがあり、条件を満たしたフィルムでないと車検に通りません。その点を踏まえ、保安基準に適合したフィルムを選ぶことが大切です。

ボディコーティングをする

ボディの表面に強固なガラス被膜を張るボディガラスコーティングは、小傷や汚れから塗装面を守ってくれる効果があります。

飛び石の衝撃を防げるがどうかはわかりませんが、何もしていないよりも被害が小さくなることは期待できるでしょう。

 

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