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車に傷が付いたらどうすればいい?コンパウンドを使った修理のコツ

2021年08月08日

車の傷はコンパウンドを使って修理できることがあります。今回は、コンパウンドで修理できる傷の種類と修理方法について解説します!

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車のボディにはさまざまな傷が付く

車の傷にはさまざまな種類があります。代表的な傷の種類は下記の通りです。

線傷

ひっかき傷とも言われる傷です。車にバッグの金属部分や買い物袋が当たったりして、いつの間にかできていることがあります。また、ドアの取手付近には鍵やキーホルダー、爪などが当たって線傷ができることが多いです。さらに、洗車の際に硬いタオルで拭いたり砂が混入したスポンジで洗ったりすることで、広範囲に線傷ができることもあります。線傷には、傷が浅くてほとんど目立たないものもあれば、傷が深くて目立つものもあります。

すり傷

こすり傷とも言われます。車を走行中に、縁石やガードレール、塀などに接触してしまった結果できる傷です。線傷に比べて、傷の面積が大きくなるので、かなり目立ちます。

ヘコミ傷

車のボディが何かにぶつかった時の衝撃でできる損傷です。傷の修理だけではなく、ヘコミを平らにする作業や板金塗装なども必要になるため、修理の難易度が高いです。

 

車に付いた傷はすべて修理したほうがよい?

車にできた傷はすべて必ず修理しなければならないわけではありません。ごく浅い線傷は、じっくり見ないと分からないレベルの傷です。そうした傷では、クリア層やカラー層が薄く削れているだけの場合が多く、放置したとしても塗装の下の鉄板層に悪影響を及ぼす可能性は低いので、慌てて修理する必要はありません。

一方、車の塗装の下地や鉄板層が剥き出しになっているような傷に関しては、小さい傷であったとしても早期に修理しなければなりません。傷から、水分や汚れが鉄板層に届いてしまい、サビが発生してしまうからです。サビは、塗装の内側で傷の周囲に徐々に広がり、放置すると状態が悪化していきます。結果として、修理範囲が広くなり、費用が高く付きます。早めの修理を心がけましょう。

 

コンパウンドを使って愛車の傷を修理するコツとは

車の傷は、市販のコンパウンドを使って自分で修理することもできます。コンパウンドとは、車用の研磨剤であり、コンパウンドを使って傷の部分を磨くことによって、傷がほとんど見えなくなるのです。

コンパウンドの選び方

コンパウンドにはさまざまな種類があるので、どれを選べばいいのか分からなくなるかもしれません。ここでは、コンパウンドの選び方を、「目の粗さ」「性質」「車のボディカラー」の3つのポイントで説明します。

目の粗さで選ぶ

コンパウンドは目の粗さによって種類に分かれていて、傷の状態に合わせて使い分けます。車の傷修理に使用されるコンパウンドの種類は以下の通りです。

・中目

紙やすりで800~1,000番くらいの目の粗い粒子で、研磨力が強く大きな傷や広範囲の傷に使用されます。磨き傷がつきやすいので、使用の際は注意が必要です。

・細目

紙やすりで1,200~1,500番くらいに該当して、比較的深い傷の補修に使用されます。水垢や鳥の糞などでついたシミを落とすのにも用いられることがあります。

・極細、超微粒子

紙やすりで2,000~3,000番程度に相当します。中目や細目でついた傷を消して、塗装面を滑らかにします。細目と極細の間に相当する「中細」もあります。

・艶出し、鏡面仕上げ

紙やすりで6,000~15,000番に相当する非常に細かい粒子の研磨剤です。研磨をするというよりは、塗装面に艶を出すための仕上げ用として使用されます。

性質で選ぶ

コンパウンドは性質ごとにも特徴があり、用途に合わせて選ぶことができます。主な性質を以下の4つに分けることができます。

・ペーストタイプ

粘度が高く、チューブやボトルで販売されています。垂れにくいので、横向きや上向きでも作業しやすいのが特徴です。性質上広がりにくく、磨きムラが生じる場合もあります。

・リキッドタイプ

やや粘度のある液状タイプで、均一に広がりムラが生じにくいのが特徴です。乾燥しやすいため、素早く作業する必要があります。

・水性

油性に比べて研磨力が強く、主成分が水であるため拭き取りやすいのが特徴です。しっかり磨かないと磨き残しが目立つ場合があります。

・油性

溶剤が含まれているため、傷を埋めて目立たなくする効果があります。ただし、シリコンオフで仕上げると、傷が目立ってしまうことがあります。

車のボディカラーで選ぶ

車のボディカラーでコンパウンドを選ぶケースもあります。例えば、仕上げ用の超微粒子のコンパウンドは、ホワイト、シルバーなど比較的薄い色の車に適しています。それに対して、ブラックやレッドなど濃い色の車には濃色車用の超微粒子コンパウンドを使用します。

商品によって対応するボディカラーが指定されている場合があるので、注意書きをよく読んでから選ぶようにしましょう。

コンパウンドを使った傷修理の手順

下記でコンパウンドを使った車の傷の修理手順をご紹介します。

1 傷および傷の周囲の汚れをキレイにする

作業をはじめる前に洗車をして補修箇所の汚れを取り除きます。細かい砂やほこりが付着したまま作業をはじめると、ボディを擦って傷が増えてしまう場合があります。

2 作業範囲の周りを養生する

マスキングテープなどを使って補修箇所の周囲を保護します。樹脂パーツにコンパウンドが付着すると変質することがあるので、事前に保護をしておくと安心です。

3 柔らかいスポンジに水を含ませてからコンパウンドを塗布する

補修キットにスポンジが付属していればそれを使用します。傷の大きさにもよりますが、基本的には目の粗いものから細かいものへと番手を変えていきます。

4 スポンジに付けたコンパウンドを傷の部分に均等に付着させる

均等に付着させることで、磨きムラが生じないようにします。いきなりゴシゴシと磨くことがないようにしましょう。

5 スポンジを直線的に動かして傷の部分を磨く(円を描くように磨くのはNG)

縦と横の動きを交互にして、力を入れないで磨きます。「キュッキュッ」という音が出ますが、問題はありません。

6 傷が見えなくなったら柔らかいウエスでコンパウンドを拭き取る

番手を変えて作業する際は、異なる大きさの粒子が混ざらないように、スポンジとウエスも交換します。

ワンポイントアドバイス

傷の具合を適宜確認して、傷が中々消えない場合には粒が大きめのコンパウンドに変えるなどの調整をしましょう。ただし、磨き過ぎると塗装が色褪せてしまいますので、傷を確認しながら少しずつ慎重に作業を進めるのが大切です。なお、コンパウンドの修理にとって熱は大敵ですので、日陰や屋内で修理作業をするようにしましょう。

 

コンパウンドを使った傷修理の注意点

ただし、コンパウンドですべての車の傷を修理できるわけではありません。コンパウンドを使って修理できる車の傷は、一般的に言って、表面をなぞっても引っかからないくらいの浅い傷や、水をかけるとほとんど見えなくなる細かな傷、接触した対象物の塗装が付着しているだけの傷などです。また、やや難易度が上がりますが、塗装の下地が見えていない傷に関してもコンパウンドでキレイになる可能性があります。

なお、上記の傷より深い傷をコンパウンドで修理しようとすると、傷の状態が悪化してしまいますので注意しましょう。傷の部分が白っぽくなっている場合は、塗装の下地まで傷が届いている可能性が高いので、コンパウンドだけで修理することはおすすめできません。傷の部分がグレーになっている場合は、傷が鉄板層まで到達しており、コンパウンドで修理することはできません。

また、コンパウンドによる修理は、傷および傷の周囲の表面を磨くことによって傷を見えなくするということですから、磨いた分だけ塗装が薄くなり、傷が以前よりも多少付きやすくなるという副作用があります。さらに、コンパウンドは塗装面に使用するためのものですから、ゴムや樹脂のパーツには使用できません。こうした点にも注意しましょう。

 

コンパウンド以外で傷修理をするには

コンパウンド以外にも傷補修剤があり、傷の種類に合わせて使い分けることができます。ここでは、タッチペンとパテを使った傷補修について解説します。

タッチペンを使った傷修理

タッチペンは、小さくて範囲の狭い傷をピンポイントで補修するのに適しています。車のボディカラーナンバーを確認して、同じものを購入しましょう。傷の大きさに合わせてパテのサイズを選びます。作業の流れは以下の通りです。

  • 補修箇所の周囲を洗って、シリコンオフで脱脂する
  • 傷の周囲をマスキングテープで保護する
  • タッチペンで点を打つように傷部分に塗料を塗る
  • 20分ほど乾燥させて重ね塗りをする
  • 塗料が盛り上がる程度になったら1週間ほど自然乾燥させる
  • 乾いたら耐水ペーパーで盛り上がった塗料を平らに磨く
  • 液体コンパウンドで艶出しをする

タッチペンを使った傷補修は、シリコンオフでしっかりと脱脂することと、塗装と乾燥を繰り返して重ね塗りをすることがきれいに仕上げるコツです。時間がかかりますが、丁寧に根気強く作業しましょう。

パテを使った傷修理

パテは、車体の凹み傷を補修する際に使用します。小さな凹みは市販のパテとカラースプレーを使って傷を目立たなくすることが可能です。作業手順は以下の通りです。

  • 補修箇所と周囲を洗って、シリコンオフで脱脂する
  • 補修箇所周辺をマスキングテープなどで保護する
  • 凹み傷を耐水ペーパーで擦って滑らかにする
  • 凹み傷にパテを塗りこむ
  • 乾燥したら耐水ペーパーで表面を磨く
  • シリコンオフで脱脂してカラースプレーで塗装する
  • 液体コンパウンドで艶出しをする

パテを使った傷補修の際は、補修箇所に油分が残っていると、パテが剥がれてしまう場合があります。きちんとシリコンオフで脱脂して、きれいにしてから作業をしましょう。

 

大きな車の傷・深い傷はコンパウンド修理ではなくプロに任せよう

コンパウンドで修理できる車の傷は、ごく浅い傷だけです。その他の傷に関しては、業者や整備工場などのプロに修理を依頼した方がよいでしょう。

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