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車の傷にはどんな種類がある?修理方法と必要な費用について

2021年05月24日

車の傷にはどんな種類があるのでしょうか?今回は、車の傷の種類ごとの修理方法や費用について解説します。

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車の利用には傷が付き物!

車にできる傷には以下のような種類があります。

ひっかき傷

ひっかき傷は、引っ掻いた跡のような細かい線状の傷です。走行中に飛び石が当たったり、草木と接触したりしてできます。また、洗車の際に、ボディ表面に残っていた砂やホコリが擦れて傷ができてしまう場合があります。さらに、ドアの取手付近に、開閉の際に鍵が当たって傷が多数できてしまうのもよくあることです。

こすり傷

こすり傷は、車をガードレール、塀、縁石などに擦ってしまった時にできる傷です。

ヘコミ傷

ヘコミ傷は、車のボディに何かが衝突してできる種類の傷です。例えば、柱や塀に車をぶつけてしまったり、駐車中に隣の車のドアが強風などで思いっきりぶつかったりしてできます。また、雪や雹などによってルーフやボンネットにヘコミができることもあります。

 

車のボディの中で傷が特にできやすいのは、ドア、フレーム、バンパー、エアロ、ボンネットなどです。ドアは、開けた際に障害物にぶつけてしまったり、隣の車のドアがぶつかったりして傷ができることが多いです。フレーム、バンパー、エアロなどは、擦ってしまいがちなパーツと言えるでしょう。ボンネットは、飛び石によっていつの間にか傷が付いていることがあります。

 

車の傷の種類によって修理方法や費用が変わる

車の傷は、その種類によって修理方法が変わってきます。

ひっかき傷などで、塗装の表面のクリア層だけに傷が付いている場合、傷の部分を丁寧に磨くことで傷を消すことが可能です。費用も数千円で済むでしょう。

細かい傷であっても、傷の部分を爪で触ってみて、引っかかるようならカラー層や下地に傷が届いている可能性が高いため、塗装やコーティングが必要になり、数万円の費用がかかります。

車の傷が深めで、塗装の下の鉄板層が露出している場合、傷の周囲の部分も削ってサビ落としをしてから、塗装やコーティングをすることになります。費用は3万円~10万円ほどかかるのが一般的です。

車のヘコミは、元に戻すだけならあまり費用はかからないでしょう。ただし、ヘコミ部分が大きく傷もできている場合、パーツ自体を交換することになるかもしれません。

費用は、パーツの種類や新品か中古品かで変わってきます。パーツを交換しない場合、板金塗装が必要になり、パーツ交換よりも高く付いてしまう場合もあります。

 

車の傷はどうやって直せばいい?

車に付いた傷は、業者に依頼するか自分で傷補修剤を購入して直す方法があります。それぞれのメリットやデメリットについて見ていきましょう。

傷修理を業者に依頼する

車の傷修理はディーラー、自動車整備工場、カー用品店など業者に依頼することができます。プロに依頼することで傷の状態を見極めて、適切な方法で傷補修を行ってもらえます。また板金塗装などの専門知識を持つ整備士が担当すれば、比較的大きな傷でもキレイに仕上げてくれるでしょう。

傷修理にかかる費用は業者ごとに異なるので、事前によく調べておく必要があります。比較的小さな傷は、カー用品店やガソリンスタンドで買い物や給油ついでに修理してもらえるかもしれません。ただし大きな傷は取り扱ってくれない場合もあります。

DIYによる傷修理に挑戦する

小さな傷はDIYによる傷修理に挑戦することも可能です。カー用品店で傷補修剤を購入することで、修理費用を大幅に節約することになるでしょう。傷補修剤にはさまざまな種類があり、1,000円以内で傷を目立たなくできる場合もあります。

製品の裏面やインターネット上に、小さな傷の修理方法が紹介されているので、初心者でも比較的簡単に作業できる場合があります。ただし傷の状態を見極めるのが難しい場合もあり、適切な傷補修剤を使用しないとかえって傷が目立ってしまうこともあります。

DIYによる傷修理は失敗のリスクもあるので慎重に検討する必要があるでしょう。

 

DIYによる傷修理の方法

さまざまな傷補修剤を使ったDIYによる傷修理の方法を紹介します。

ワックスを使った傷修理

洗車傷のような細かい傷は、ワックスを使って目立たなくできる場合があります。ワックスには固形タイプと半練りタイプがあります。半練りタイプに研磨剤が含まれていて、傷を目立たなくしながらボディ表面にツヤを与えます。固形タイプはワックス成分で傷を埋めることで傷を目立たなくします。

リキッドタイプのワックスは研磨剤入りとそうでないものがあり、作業しやすいのが特徴です。ウェットシートタイプの簡易ワックスは洗車後の拭き取りと同時にワックス効果が得られるものもあり、手軽に傷も目立たなくできます。

いずれの場合も洗車をしてからワックスがけをするだけで、車に付いた小傷を目立たなくできます。ただし効果があるのは洗車キズやタオルなどで拭いた際に付いた小傷のみなので、大きな効果を期待することはできません。また耐久性もそれほど期待できず、定期的にワックスをかけ直す必要があります。

コンパウンドを使った傷修理

コンパウンドを使った傷修理は、研磨剤により傷付いた箇所を削って目立たなくする方法です。傷の大きさに合わせて粒子の粗さの異なるコンパウンドを使用します。修理箇所を水洗いしたら、粗目から細目へと番手を変えながら研磨するのが一般的です。

研磨剤により傷付いていない箇所まで削ってしまう可能性があるので、作業箇所をマスキングテープなどで限定するようにしましょう。また樹脂やゴムの部分にコンパウンドが付着しないように気をつける必要があります。

削り過ぎに注意しながら適度な力で研磨し、最後は極細目の仕上げ用コンパウンドでツヤ出しをしたら完了です。市販のコンパウンドには専用のスポンジやクロスが付属している場合もあるので、手軽に傷修理ができるでしょう。

タッチペンを使った傷修理

タッチペンを使った傷修理は、細いハケの先端に塗料を付けて傷を目立たなくする方法です。小石が飛んできてボディの塗装が剥がれるなど、小さな傷の補修に適しています。ボディーカラーを確認して同色のものを使用します。

タッチペンで塗料を塗る前に、傷ついた箇所の下処理をしっかりと行います。洗車に加えて油分もしっかり落とすなら、塗料が再び剥がれてしまうのを防止できます。一気に塗料を盛り付けるのではなく、点を打つように薄く塗布したら乾燥させ、再び塗布する作業を繰り返します。

修理箇所が塗料でやや盛り上がったらいったん終了です。数日間乾燥させてから、耐水ペーパーやコンパウンドを使って表面を平らにします。やや手間がかかりますが、手順を間違えなければ小さな範囲の傷を目立たなくできるでしょう。

パテを使った傷修理

へこみ傷はパテを使って修理します。へこんだ部分の汚れと油分をしっかりと落として下処理をしたら、パテをへこんだ部分に塗り込んでいきます。乾燥後に耐水ペーパーで研磨して表面を平らにします。

次にパテの部分を塗装します。重ね塗りをすることや、1週間ほど乾かすこと、コンパウンドでつや出しをして仕上げるなど、ある程度の手間がかかります。手間と時間がかかりますが、上手くいけば比較的大きなへこみも目立たなくできます。

ただし下処理をきちんとしないと、パテの箇所が剥がれてしまうことがあります。また表面がデコボコになったり塗装がうまくいかなかったりして修理箇所が目立ってしまうリスクもあります。

ただしDIYによる傷修理は慎重に

DIYによる傷修理は費用を抑えて傷を目立たなくできる大きなメリットがあります。「初心者でも簡単!」「女性でもできる!」などの謳い文句もあり、傷修理はわざわざ業者に頼むことはないと感じる方もいるかもしれません。

しかしDIYによる傷修理には失敗のリスクもあり、車の価値を下げてしまう可能性もあります。以下の項目で、意外と難しい傷修理の側面も見ていきましょう。

 

自身での修理は車の価値を下げる可能性も!傷修理の難しさ

先ほどもお伝えしたように傷の状態や大きさは車によって様々であり、同じ傷修理の内容はありません。

そうしたことから、傷修理といっても作業工程や内容はそれぞれ異なります。

もちろん、工程の多さや難易度がことなることからかかる依頼するお店での整備費用は様々であり、比較的に板金塗装はその整備の難しさから金額が高くなりやすいです。

中にはこの整備費用を安く抑えようと考えて自身で傷修理を行うユーザーの方もいると思いますが、傷修理は誰もが簡単にできるような作業ではありません。

たとえば、上記の動画は傷やへこみを綺麗に直すプロであるカーコンビニ倶楽部にて、実際に行われた傷修理の模様となっています。

もちろん、動画より軽度な傷修復を考えている方の方が多いと思いますが、動画で紹介されている損傷を受けたパネルを正常な位置まで戻す板金作業以外に加え、ボディーカラーに応じた塗料を吹きかける塗装工程や最終的な出来栄えを決める磨き作業とプロによる傷修理は複雑です。

これらの作業を設備や技術力で劣ってしまう素人では再現が難しく、軽度な傷を一見綺麗に修復できたとしても車の価値を下げる結果につながる恐れもあります。

 

愛車の価値低下を最小限に抑えるならプロへの依頼が必須!

先ほど傷修理を含む板金塗装の難しさについて紹介しましたが、DIYによる傷修理は手間だけでなく長期的に損をしないためにもおすすめできません。

DIYによる傷修理がおすすめできない理由を具体的に紹介すると、主に次のようなものが挙げられます。

車の価値を下げてしまう可能性がある

DIYによる傷修理をおすすめしない最大の理由は、傷修理の難しさにあります。

傷修理といっても車の損傷はへこみや傷が複合して起きることが多く、単純な作業だけでは直せないケースも多いです。

もちろん、自身で傷を直すレベルの傷はそれほど深くない簡易的なものに限られるでしょうが、目に見えない部分にまで衝撃が伝わりダメージを与えていることも少なくはありません。

そうしたトラブルは経験を有した技術者でなければ見つけづらく、放置し続けたことによって思わぬ塗装トラブルを引き起こす原因にもつながる恐れがあります。

また、プロの手によって綺麗に修復されなかった傷は買取査定時にも影響を与える可能性があり、思わぬ形で損をする可能性も。

買取スタッフは買取した車を再販して利益をあげるために細かな違いを見つけだすプロですので、気軽に整備を行って後に後悔しないようにしましょう。

そもそも綺麗に直る保証がない

DIYによる傷修理は車の価値を下げてしまう恐れがあることを説明しましたが、そもそも傷が綺麗に直る保証がないのもデメリットとなります。

傷修理はそれだけ技術力や経験が必要となる作業であり、車を綺麗な状態に修復するにはへこみや傷を直しパネルを正しい位置へと戻す板金作業と、ボディーカラーに合わせて塗料を吹きかける塗装作業といった複雑な作業が複数必要となるからです。

もちろん、傷の程度によっては磨いて再塗装を行うだけの比較的簡単な作業のみで済む場合もありますが、綺麗に塗装するにも技術と施設は必須となります。

また、プロによる塗装では車の状態に合わせた塗料の調色作業が行われるなど、車の塗装は紫外線等によって日々変化しどれとして同じ色はありません。

そのため、カラーコードに合わせて塗料を用意してもボディーカラーと色味が異なりかえって塗装した箇所が悪目立ちするなど、不自然な仕上がりになることもあるため、綺麗に直したいと考えるのであれば専門家への依頼は不可欠です。

自分で直すにもそれなりの準備が必要となる

自分で傷修理を行うメリットは、専門店で支払う修理代金を安く抑えることができることにあると思います。

しかし、実際のところ自分で傷修理を行うにもそれなりに用具等を準備する必要があり、手間も考慮すると車好き出ない限り自身で行うメリットが内容にも思えます。

たとえば、非常に軽度な損傷を直すために必要となりそうな用具や環境だけでも次の通りです。

・ボディーカラーに対応した塗料
・クリア
・足つけに必要なペーパー類
・磨きに必要なコンパウンド類
・磨きに使うクロス等
・養生に必要なマスキングテープ等
・塗装が行える環境

あくまで板金修理が必要のない非常に軽度の損傷を直す際に必要と考えられる用具であり、実際はこれ以上必要となる恐れもあります。

さらに、コーティングを行っている車両であれば修理箇所の部分施工も必要です。

これらをゼロから揃えるとなるとそれなりにまとまった金額が必要となるでしょう。

また、これらの用具を再度使用する機会があるかも不明ですし、傷修理は手間が非常にかかることから2度としたくないと作業後に考える可能性もあります。

こうしたコスト面や手間を総合的に考慮すると、傷修理は専門店に依頼するべきといえるでしょう。

 

放置によって車の傷が重症化することも

車の傷の中で、鉄板層まで到達しているような種類の傷の場合、放置するとサビが発生してしまいます。傷から雨などの水分が鉄の部分に浸み込んでいきますし、空気にも触れてしまうため、徐々にサビが発生してしまうのです。

サビは傷の部分でしか視認できないかもしれませんが、サビは車の塗装の内側で徐々に広まっていきます。やがて、鉄板層と塗装に隙間が出来て、塗装が水膨れのようになり、ボロボロと剥がれるようになってしまいます。

車の傷の周囲にサビが広がってしまった場合、補修範囲や手間が増えますから、費用が高くなってしまいます。車に傷ができたら、そのままにするのではなく早めに修理するようにしましょう。

 

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