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車の塗装が剥がれたらどう修復する?スプレーを使う際の流れやコツを紹介!

2021年11月11日

「大切に乗っていた車の塗装が剥がれてしまった…」そんなときは、言葉にできないほどショックですよね。今回は、車の塗装剥がれをスプレーで直すときのコツをご紹介します。スプレーの選び方などと併せて、ぜひ参考にしてください!

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車の塗装の構造や失敗しないスプレーの選び方

車の塗装は、下から「サーフェサー」「ベース」「クリア」という3層構造になっています。

このうち、スプレーで修復できるのはいちばん表の「クリア」層です。塗装が剥がれてない部分の色と比較して「違う色」だと感じたら、ベース層が露出している可能性が高いです。ベース層まで出てしまうとスプレーでは修復できませんので、修理に出す目安にしましょう。

なお、パールホワイトが剥がれてしまった場合は、セルフケアによる修復はほぼ不可能と言えます。塗装自体が3層になっているためです。その場合は修理に出すことをおすすめします。このように、カラーの種類によっても修復しやすさが変わってきます。

そしてもう一つ、塗装をきれいに仕上げるために重要なのがスプレーの選び方です。

同じブルーだとしても車種によって調色が異なりますので、きれいに塗装するには、その車の色のスプレーを探さなければなりません。「カラーナンバー」「カラーコード」と呼ばれる番号を控えておきましょう。

番号は運転席や助手席のドアの内側、エンジンルーム、フロアマットの下などに付いている「型式表示プレート」に記載されています。車種やメーカーによってプレートの位置が異なるため、見つからないときはメーカーに確認すると良いでしょう。

 

車の塗装剥がれの原因は?

愛車を守るためには「塗装が必要なシチュエーション」を知っておくことも大切です。どんな原因で塗装が剥がれたときに修復が必要なのか、ポイントを押さえておきましょう。

スリキズ

壁や障害物などに擦ったり、接触したりしてできたスリキズが原因で、塗装が剥がれてしまうことがよくあります。浅いキズならスプレーで修復可能ですが、深い場合は修理が必要です。

塗装自体の劣化

紫外線や鳥のフンなどが原因で塗装の表面で化学変化が起こり、色あせやくすみなどが生じます。洗車後に水をしっかり拭き取らなかったときも、水滴がレンズの役割を果たして塗装面にダメージを与えてしまうことがあります。

衝撃による剥がれ・ひび割れ

小石が当たった、強めに衝突したなど、ボディに強い衝撃が加わって剥がれてしまう、ひび割れてしまうといったケースもあります。この場合はサビの原因にもなりやすいため、早急な修復が重要です。

 

車のスプレー塗装の手順

 

洗車・研磨

まず、丁寧に洗車をしてボディ表面の汚れを落とします。洗車後は耐水ペーパーを使用し、塗装する部分を研磨してください。

養生

スプレーは噴射範囲が広く、また少しの風で流れてしまうこともあるため、塗装の必要がない部分はマスキングテープでしっかり養生します。

脱脂・プラサフ

洗車では落ちない油分や汚れを取るために、シリコンリムーバーで脱脂します。美しい仕上がりのためには欠かせない手順です。脱脂後、下地となるプラサフを吹き付けていきましょう。

ボカシ剤

カラースプレーを塗布する直前に、ボカシ剤をスプレーしておくと仕上がりがきれいになります。たとえば、ドアの塗装を修復するなら、ドア一枚全体に薄くかつ均一に、ボカシ剤を吹きかけましょう。

カラースプレーを吹きかける

ボカシ剤が乾かないうちにカラースプレーをしっかり振って、塗装を十分に混ぜてから吹きかけます。「ゆっくりと平行に移動させながら」「数回に分けて重ね塗り」していくのがコツです。

クリアスプレー

カラースプレーの乾燥後、クリアスプレーを塗布します。色の鮮やかさやつやを引き出す大切な工程です。カラースプレーの範囲より広く、3~5回程度塗り重ねましょう。

なお、マット仕上げの場合は専用の仕上げ剤を使用します。

ボカシ剤

カラースプレーを吹きかけた外周に、再度、まんべんなくボカシ剤をスプレーしていきます。そうすることで白っぽくなってしまった部分や、ザラザラした部分がきれいに馴染んでいきます。

 

スプレーを使って車の塗装剥がれを修復する際のコツ

スプレーで車の塗装を修復する際には、あらかじめコツを押さえておくことがきれいに仕上げるポイントといえます。ここでは、失敗しないためのコツを伝授しましょう。

気象条件

できるだけ湿度が低く、風も弱い日を選びましょう。風が強いと、風に乗って塵やほこり、砂などが舞い上がり、塗装面に付着する可能性があります。また湿度が高いと塗装が乾燥しにくいため、乾燥した風のない日が塗装日和といえます。

屋内で作業するのが理想的ではありますが、ある程度の広さがないと壁などに塗料が付いてしまう可能性もあります。現在は車のDIYや整備のためのレンタルピットやレンタルガレージもあるため、そういった場所を利用するのもひとつの方法でしょう。

スプレーの角度や距離、速度を一定に

色むらができないようにきれいに仕上げるためには、スプレーを吹きかける角度や距離、速度を一定に保つことが大切です。

また、スプレーは一定方向に動かしましょう。円を描くように動かしたり、不規則に吹き付けたりすると美しく仕上がりません。

少しずつ吹き付ける

カラー塗装は一度で仕上げるものではありません。3分の1くらいの範囲ずつ重ね塗りしていきましょう。周りの塗装と見比べながら、根気よく進めていくのがポイントです。

乾燥はしっかりと

塗装をする際にはカラー塗装のほかにも、プラサフやボカシ剤、クリアスプレーなどさまざまなアイテムを使用します。

何度も薬剤を塗り重ねることになりますが、その都度よく乾燥させるようにしてください。カラー塗料を塗り重ねる際にも、前に塗布したものが乾くまで待つようにしましょう。

 

車のスプレー塗装でよくある失敗

ゆず肌(オレンジピール)

塗装面がゆずやみかんなどの柑橘類のようなでこぼこの状態になる現象です。気温や湿度が高すぎる場合や、スプレーを車体から遠すぎる場所から塗布したことなどが原因で起こります。

ゆず肌になってしまった場合は耐水ペーパーやコンパウンドででこぼこがなくなるまで研磨し、再塗装してください。

ブツ

ブツは塗装中に虫などが付着する、また車体にほこりやごみなどが付着した状態で塗料を塗り重ねたことによって表面に突起物が残った状態のことを指します。

風によって異物が付着することもありますが、塗装前の洗車が不十分なために起こることも少なくありません。そのため天候や場所に配慮して作業を行うことに加え、塗装前に念入りに洗車を行うことが大切です。

塗装中、もしくは塗料が乾燥する前にブツを見つけた場合は、先の細いもので異物を取り除きましょう。乾燥後であれば研磨して異物を取り除くことになります。

フィッシュアイ(ハジキ)

部分的に塗料を弾き、塗装にへこみや穴が生じた状態です。油分や水分の残りがおもな原因となるため、塗装前の脱脂作業は面倒だからと省くことなく、入念に行うようにしましょう。また、近隣にシリコンを扱う工場などがある場合や、近くで油分を使う作業(ワックスがけなど)を行っている際にも起こりやすくなります。

フィッシュアイが出てしまった場合は、その部分の塗装を剥がして一から再塗装する必要があります。修復に手間がかかるため、脱脂を丁寧に行うことに加え、施工場所の環境にも心を配り、あらかじめフィッシュアイができないように対策しておくことをおすすめします。

塗装のタレ

一度にカラー塗料を厚く塗りすぎたり、乾燥する前に塗料を塗り重ねたりすることによって塗料が流れてしまう現象です。スプレー塗装に慣れていない方によくある失敗の代表的な存在といえるでしょう。スプレーを塗装面に近づけすぎず、少しずつ塗り重ねていくことを心掛けていればそれほどタレの心配はありません。

また、気温が低く、塗料の乾燥に時間がかかる冬場におきやすい傾向があります。

にじみ

下地の色や皮膜の色などがにじみ出てくることがあります。これは旧塗料がにじみを発生させる性質を持っていたり、ボディにタールやピッチなどが残っていたりすることによって発生します。へこみを修理するためにパテを使用した場合、パテの乾燥が十分でないと起こることも。

本格的に塗装する前に目立たない部分で試し塗りをして、にじみが出てくるようであれば旧皮膜を剥がすか、にじみ止めなどでシーリングしましょう。パテの十分な乾燥、塗装前の洗車の徹底も大切です。

このほかにも塗装面のチヂミや、塗装が乳白色に曇ってしまうブラッシング(白化)など、塗装のトラブルはたくさんあります。DIYではこうした失敗が起こりやすい上、カラー塗料以外にも耐水ペーパーやプラサフ、ボカシ剤などさまざまなアイテムをそろえなければならずコストや手間がかかることを考えると、プロに任せるのがおすすめです。

 

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今回は車の塗装をスプレーで修復する際のコツなどをご紹介してきました。一見簡単そうですが、スプレーを使っての車の塗装修復は繊細な技術が求められる作業です。

車の塗装は経年劣化などによって複雑に変化していくため、不慣れな技術で塗装してしまうと、かえってその部分だけが目立ってしまうことになります。

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