車にできたへこみの直し方

車にへこみができた際、直す方法は大きく分けて「自分で修理する」か「プロに修理を依頼する」の2通りがあります。

それぞれどのようにしてへこみを直すことができるのか、以下より詳しく解説いたします。

自分でへこみを修理する

へこみの程度によっては、市販の補修アイテムをや身の回りのアイテムを使い自分で修理することができます。

プロに修理を依頼した場合よりも、低コストでへこみが目立たなくなるという点が最大のメリットです。

ドライヤーやハンマーでへこみを直す方法が一般的

自分でへこみを修理する際、ドライヤーまたはハンマーを使うケースが一般的です。

ドライヤーは、樹脂パーツのへこみ修理に使うことができます。

へこみ部分に熱風を当て続けて柔らかくし、十分に温まったら冷却スプレーをかけて急激な温度変化を起こすと「形状記憶」の性質でへこみが徐々に解消されます。

一方でボディのような金属部分にできたへこみを自分で直す場合は、ハンマーを使います。

へこみ部分の裏側から樹脂製のハンマーで叩くことで元の状態に戻すことができますが、箇所によっては内装などのパーツを取り外す必要があります。

そのため、車の修理や構造についてよく理解している人でなければハードルが高い手段です。

自分でへこみを修理すると失敗のリスクがある

自分で修理を行う際に注意したいポイントが、失敗のリスクです。

車の修理に関して専門的な知識・技術を持たない一般の方が、専用の工具も使わずに行う修理は失敗する可能性が高まります。

また、家庭で行うセルフ修理は表面的なへこみにしか効果がなく、内部に及んだ損傷まで直すことは非常に困難です。

失敗するとかえって損傷部分の状態が悪化し、後からプロに修理を依頼しようにも本来の修理費用を上回る金額で直さなければなりません。

上記のようなリスクを考えると、無理に自分で修理せず最初からプロに相談した方が賢明です。

プロにへこみ修理を依頼する

軽微なへこみから内部にまで損傷が及ぶ深いへこみまで、幅広いケースに有効的な手段がプロへの依頼です。

自分で修理した場合よりもコストはかかりますが、プロならではの知識・技術と設備をフルに活用してきれいに仕上げてもらうことができます。

車のへこみ修理を依頼できる業者

車のへこみ修理は、主に以下の業者で依頼が可能です。

・ディーラー
・民間の整備工場
・カー用品店
・ガソリンスタンド

なお、業者の種類・店舗によって工賃や修理期間は異なります。

依頼する前に複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。

 

【パーツ別】車のへこみ修理を依頼した場合の費用相場

車のへこみ修理費用は業者の種類・店舗の他、「損傷したパーツ」も費用の決め手となる要素です。

以下より、へこみができやすいパーツごとに修理費用の相場をご紹介いたします。

ドア、フェンダー

ドアやフェンダーのへこみは、狭い道路での走行時やすれ違いの際に車幅の見極めを誤り、電柱や対向車にぶつかりできてしまうことがあります。

修理費用の相場は「30,000～80,000円」程度です。

ドアやフェンダーは他のパーツよりも作業工程が複雑となるため、修理費用が比較的高くなります。

バンパーの角

狭い道路を曲がるときやバック駐車などの際にハンドル操作でミスをしたり、車体四隅の見極めを誤ったりして、障害物にぶつかりバンパーにへこみができるケースもあります。

車の主要パーツの中で、最もへこみやキズができやすい箇所です。

修理費用の相場は、「30,000～50,000円」程度です。

ボンネット

ボンネットは走行中の飛び石や雹により、小さなへこみができることがあります。

また、積雪地域の場合はボンネットの上に雪が落ちた衝撃でへこみになるケースも見受けられます。

ボンネットにできたへこみの修理費用は、「30,000～80,000円」程度が相場です。

トランク

バック駐車の際に後ろの障害物に気づかずにぶつけたり、開けた時に上方の突起物などにぶつけたりして、トランクにへこみができる可能性があります。

修理費用の相場は「50,000～100,000円」程度で、他のパーツよりも金額の幅が広いうえに水準も高いことが特徴です。

ルーフ

飛び石や雹・雪などの自然現象の影響を受けたり、ガレージのシャッターにぶつけてルーフにへこみができることもあります。

修理にかかる費用の相場は「50,000～100,000円」程度で、トランクと同程度になります。

 

車のへこみを安い費用で直すコツ

車のへこみ修理は擦り傷や線傷など表面的な傷の修理と比べて作業工程が増えるため、費用も高くなりやすいです。

少しでも安くへこみを修理したい場合は、以下3つのコツを意識して依頼先を探してみましょう。

複数の業者で見積を取る

依頼先を探す場合は1つの業者に絞らず、複数の業者から見積もりを取って比較してみましょう。

業者の種類ごとに料金設定や人件費のかかり方が異なるうえ、同じ料金でもサービスのレベルに差があるからです。

依頼後により安く修理してくれる業者を知って後悔する結果とならないよう、見積もりを比較検討のうえ料金・サービスに納得できる業者に依頼しましょう。

安さ重視ならディーラーは避ける

ディーラーはサービスの質が良いというメリットがある反面、修理費用の相場は他の業者よりも高い傾向にあります。

実際の修理作業は下請け業者に依頼をしているため、中間マージンのぶんだけ費用が高くなるのです。

安さ重視で依頼先を探している場合、ディーラーは避けることをおすすめします。

 

車のへこみは自然に直る？放置してもいい？

樹脂は熱の影響を受けやすく、外気温が高まる夏場は形状記憶の性質が簡単に働きます。

そのため、「樹脂パーツのへこみを放置したら自然に直った」という経験談が語られることも珍しくありません。

しかし、パーツの素材にかかわらず車にへこみができたら早めに修理を依頼することが大切です。

基本的に車のへこみは放置厳禁！

車のへこみは表面に傷ができており、塗装が剥がれている場合が多いです。

へこみをそのまま放置していると、傷の部分から錆の原因となる水分や汚れなどが浸入します。

錆は時間の経過とともに塗装の内側で広がっていくため、外見上は問題がなくても早めに修理をすることが重要です。

錆が広がってしまえば、修理の範囲も広くなるため、そのぶん修理費用が高くなってしまいます。

また、車を売りに出す時の査定額にも影響が及ぶというリスクもあるため注意が必要です。

 

車のへこみをキレイに・早く直すならカーコンビニ倶楽部！

カーコンビニ俱楽部のキズ・へこみ直しサービスでは、「早い」「キレイ」「リーズナブル」な修理を提供しております！

独自の工法で作業の無駄を省いてコストを削減し、なおかつプロならではの高い技術力と専門の設備を活用していることが特徴です。

ごく小さなキズ・へこみから車のフレームまで損傷している大破の状態まで幅広く対応しておりますので、安心してお任せください。

 

カーコンビニ倶楽部のキズ・へこみ直しの修理工程

カーコンビニ倶楽部のキズへこみ直しについて、修理の流れは下記の通りです。

１ 損傷確認

作業前に車のキズの深さや大きさを確認します。

２ 鈑金作業（引出し）

専用の鈑金引出しツール（プーラー）を使って、へこみ部分を引き出します。

３ パテ作業

へこみ部分の引き出しが終わったら、塗装面の剥離とパテ埋め作業になります。

４ 乾燥作業その１

紫外線照射によりスピード乾燥させます。

５ サンディング作業

パテ埋めした部分をしっかりと研磨します。

６ サフェーサー

サフェーサー（下地塗装）作業を行います。

７ 乾燥作業その２

紫外線照射によりスピード乾燥させます。

８ 調色（分析）

車のカラーナンバーを確認して、そのデータを元に色を作り出します。

９ 調色（確認）

出来上がった色を金属の板に塗って車の色と比較し、微妙な色の違いを調整して仕上げます。

10 マスキング作業

専用のブースで塗装します。塗装に関係ない部分はビニールでしっかり覆います。

11 上塗り塗装

どんな色でも違和感の無いように塗装します。

12 磨き作業

塗装乾燥後にコンパウンドで磨いて修理完了です。

 

このように、カーコンビニ倶楽部のキズへこみ直しのサービスでは、プロの手による丁寧なへこみ修理を実施しております。是非、ご利用ください。

カーコンビニ倶楽部のキズへこみ直しの詳細はこちら。

 

※本サービスは各加盟店独自のサービスになります。
※車種により料金が異なる場合があります。
※違法改造はお引受けできません。
※カーコン店舗によって取扱いサービスは異なります。
※詳しくは、お近くのカーコン店舗にお問合せください。

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