車の塗装を長持ちさせるコツとは?DIY塗装で復活させる方法も解説

2025年03月19日
近年の車は塗装の性能が向上しており、従来よりも長持ちするようになりました。
しかし、車の使い方によっては劣化の進みが早くなり、塗装剥がれやザラザラしてしまうといったトラブルが起こることもあります。
そこでこの記事では、車の塗装が劣化する原因と併せて、塗装を長持ちさせるコツや塗装を復活させる方法などについても詳しく解説いたします。
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車の塗装が劣化する原因
車の塗装を長持ちさせるには、塗装を劣化させる原因の理解を深めることが大切です。
ここでは、車の塗装を劣化させる5つの原因を解説いたします。
紫外線
紫外線は、有機化合物の分子の結合を破壊します。
塗装表面のクリア層が新しいうちは紫外線の影響は起こりにくいですが、クリア層が劣化すると上塗り塗装に紫外線が届いてチョーキング現象(粉化現象)が始まり、少しずつ色あせていきます。
紫外線の影響を受けない色の車は塗装が長持ちしやすい
車のボディカラーによって、紫外線の影響の受けやすさは変わります。
紫外線に強く、塗装が長持ちする色は以下の通りです。
・ホワイト
・淡いベージュ
・シルバー
上記のように、白や白に近い色合いのボディカラーは紫外線を吸収しにくいため、長持ちしやすいです。
逆に、紫外線を吸収しやすいブラックやレッドの車は塗装が劣化しやすく、美観の維持にこまめなケアが必要といえます。
鉄粉
駐車場が鉄工所や線路の近くにあると、鉄粉が車のボディに付くことがあります。付着した鉄粉を放置していると、鉄粉が錆びて酸化し、車の塗装を剥がしボディにも錆が広がっていきます。
鳥のフン
消化液を含む鳥のフンは、酸性の性質を持ちます。そのため、鳥のフンが車のボディに付着すると、塗膜を溶かし、塗装が徐々に剥がれてしまう可能性があります。
樹液
木から落ちてくる樹液にも、酸性の成分が含まれています。鳥のフンに比べてすぐに浸食するわけではありませんが、放置していると車の塗装が剥がれる原因となります。
水垢やイオンデポジット
車のボディに付いた水垢やイオンデポジットを放置していると、塗装がダメージを受けます。水垢は太陽光の熱や紫外線に反応し、酸化したりボディに焼き付いたりするからです。
また、イオンデポジットはクレーターのようになって内側に水滴がたまるようになり、水滴がレンズのように太陽光を集めて塗装を傷めることがあります。
車の塗装を長持ちさせるコツ
塗装を劣化させる様々な要因から塗装を守って長持ちさせるには、以下のようなコツを意識した維持管理が重要です。
こまめに洗車する
車のボディには、砂ぼこりの他、塗装を傷めやすい汚れが多く付着します。
特に鳥のフン・樹液などは塗装の劣化を速める原因になるため、付着していたらすぐに洗車で除去しましょう。
洗車後は、ボディに水垢ができないように水分をよく拭き取ることも大切です。
鉄粉に関しては、市販されている鉄粉除去剤を使用して早めに落としましょう。
車は屋内に保管する
車の塗装を劣化させる要因の多くは、屋外で発生する現象です。
そのため、屋根付きのガレージなど屋内で車を保管させることがより確実に塗装を長持させる方法といえます。
完全な屋内型の保管スペースを用意することが難しい場合は、屋根つきのカーポートを設置するだけでもある程度は外的要素から塗装を保護できます。
ボディカバーを使う
ガレージやカーポートのどちらも用意できない場合は、ボディ全体をボディカバーで覆う方法がおすすめです。
ボディカバーを使えば、あらゆる汚れや紫外線、傷の原因などから塗装面を守ることができます。
ただし、強風の日にボディカバーを使うと、風に吹きつけられたカバーが塗装面に強く当たって傷がつく恐れがある点に注意が必要です。
ボディコーティングを施工する
ボディコーティングは、塗装面にツヤを与えるだけでなく、紫外線や汚れの影響を直接受けないように保護する役割もあります。
特に、ガラスコーティングはツヤ・汚れ落ち・撥水性に優れたものが多く、塗装の保護に加えて日々の洗車の手間も楽になります。
なお、ボディコーティングの溶剤は市販もされていますが、仕上がりの美しさやコーティングの性能を最大限に引き出すためには、DIYではなくプロへの依頼がおすすめです。
車の塗装が劣化すると現れる症状
車の塗装が劣化すると、以下のような症状が現れます。
・塗装が白くなる(チョーキング現象)
・塗装面がザラザラする
・ボディカラーの色褪せ
・塗装剥がれ
上記のような症状が現れたら、早めに補修することをおすすめします。
塗装の劣化症状を放置すると、劣化している箇所からサビが生じたり、将来的に車を売却したときに査定額が下がったりといったデメリットが生じます。
DIYで車の塗装を復活させる方法
劣化した車の塗装は、市販されているアイテムを使って復活させることも可能です。
ここでは、DIYの塗装補修のやり方や注意点について解説いたします。
必要なもの
車のDIY塗装には、以下の道具が必要です。
・洗車道具
・マスキングテープ
・耐水ペーパー
・シリコンオフ
・プラサフ
・ぼかし剤
・仕上げ用コンパウンド
・カラースプレー
・クリア
塗装作業は、ボディカラーに合う塗料を塗布するだけでなく、仕上がりを良くするための下地処理や仕上げも重要になります。
そのため、部分塗装だけでも多くの道具が必要です。
作業手順
必要な道具を用意したら、以下の手順で塗装します。
1 洗車で塗装表面の汚れを落とす
2 シリコンオフで油分を除去する
3 塗装する箇所の周囲をマスキングテープで保護する
4 粗目の耐水ペーパーで塗装箇所を研磨する
5 プラサフを吹きつける
6 細かい耐水ペーパーで表面をならす
7 ぼかし剤を吹きつける
8 カラースプレーを吹き付けて乾燥させる
9 クリアを塗布する
10 細かい耐水ペーパーとコンパウンドで表面を研磨する
DIY塗装の注意点
DIY塗装は費用が安く済む反面、失敗による状態の悪化というリスクを伴います。
塗装の状態に合わせて適切な方法と高い技術力で作業を進めなければ、塗りムラやゆず肌(表面がブツブツする)といったトラブルが起こりやすくなります。
車の塗装経験が乏しく、自分できれいに仕上げられる自信がない場合は、無理をせずプロに依頼するのが安心です。
車の再塗装を業者に依頼した場合の値段相場
プロに車の塗装を依頼すれば、専門知識と豊富な経験を活かした技術力で、DIY塗装よりも美しい仕上がりが期待できます。
塗装の範囲・塗装する箇所・劣化症状によって値段は変わりますが、例えばバンパーの塗装剥がれの補修なら10,000円~50,000円程度が相場です。
全塗装が必要な場合は、200,000円~500,000円程度かかります。
業者にごとに値段設定は異なるため、事前に見積もりを取りましょう。
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