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店舗リポート

「プロジェクト」力が店舗を活性化。接客重視の姿勢を全社で推し進める。

諏訪インター店
所在地 長野県諏訪市四賀2354-1
オープン 2003年
スタッフ 10名

代表取締役 河西 進

諏訪インター店の詳細はこちら

接客の大切さは流通業界で教わった。


日本最古の神社の1つとも言われ、御柱祭でも有名な諏訪大社。カーコンビニ倶楽部諏訪インター店は、諏訪大社上社本宮から1.5Kmのバイパス沿いに立地しています。

代表取締役の河西 進氏は、結婚を機に流通業界大手のイオン(株)からクルマ業界に転身したそうです。「流通業界では、接客の大切さをたたき込まれた」と言う河西氏。「お客様との“絆”を確立できれば、トータルカーライフの部分できっとお役に立てる」を信念に、積極的な取り組みを進めています。

そのDNAを社員と共に進め、いかにお客様にとっての快適な空間を創り上げることに、諏訪インター店は全社一丸となって注力しています。

カーコンビニ倶楽部のお客様を業務活性化のトリガーに。


路面に配置された整備ピット。看板の視認性も高い。

諏訪インター店は創業1988年、お客様の約6割がリピーターの地域密着型店舗です。カーコンビニ倶楽部加盟前はダイハツのカーディーラーとしてクルマを販売し、整備、保険を中心にした営業展開をしていました。

カーコンビニ倶楽部に加盟したのは、2003年、カーコン歴9年を数えます。加盟の経緯を河西氏はこう語ります。「自動車販売・車検・保険だけでは、新規顧客の獲得は容易ではありません。カーコンビニ倶楽部に加盟してからは、毎月50名位の新規のお客様にお越し頂いています」。
店長の荒川 勝氏がこう続けます。「近くにはEPSON諏訪工場があり、そこへ転勤してくる方々も多いのです。それに加えて、擦りキズ、塗装などのお客様も飛び込みで来店されますので、フル稼働状態です」。

諏訪インター店では、2011年1月、これまで店舗の奥まったところにある整備スペースから、通りからでも見通しが良い路面スペースにカーコンのサービスピットを移動しました。これにより、視認性が高まり、カーコンの認知率が一層高まることが予想されます。
車販・整備・保険に加え、諏訪インター店ではカーコンピットを前面に押し出し、カーコン車検への取り組みも始めました。その相乗効果が新たな“接客機会”の増加へと結びついていきそうです。

チーム名である「プロジェクト」が店舗活性化の原動力。


入念に磨き上げられた店内の床。お客様を迎える準備は万全。

「私はなるべくトップダウンはしたくないのです。社員個々が何らかの気づきを持ち、接客に結びつけていってもらいたい」と語る河西氏。社長のこうした想いは、「プロジェクト」と称される、社内のチーム分けに結実します。マナーチーム、店内チーム、店外チームの3チーム分かれ、チーム単位での戦略が立てられます。メインのテーマは、接客。
マナー関係・店内での接客・店外での接客など、接客を基本とした取り組みをチームごとに検討し、実行に移しています。

例えば、「お客様を迎える準備が大切」という課題に対し、プロジェクトでは「まず見た目をきれいにしよう」と決めたそうです。その実行のために、始業前には全員で清掃するのが日課となっており、お客様との打ち合わせスペースもちり一つ無い清掃がなされます。また、社員が考案したレイアウト案も活かされ、話題の本や雑誌等が別テーブルにきれいに整理されています。手作りのPOPや飲物等のホスピタリティも含めて、「お客様にいかに気持ちよく時間を過ごしていただけるか」の創意工夫が盛り込まれています。 こうした努力は、「お客様がお客様を紹介してくれる」結果として確実に根付いています。

社員教育にも熱心な同社では、テーマに合ったビジネスセミナーへの参加も積極的に行っています。「接客」や「部下育成」のテーマが多いとのことですが、知識を獲得し、実際に行動に移して、その成果を体感することで、経営者的なセンスを学び取って欲しいとの想いが込められています。

河西社長の人柄もあって、和気あいあいとした社風を持つ諏訪インター店。「接客」を軸にした経営は、お客様の心地よさに加え、社内の目的意識の明確化とチームワークの強化に貢献しているようです。



お客様の待ち時間用にテーブルを配置。おもてなしの心を前面に。

ディーラーとしても営業中。カーコンとの相乗効果を生み出す。

お得情報やキャンペーンを積極的に告知。


にぎやかなディスプレイで店内が活気づく。

「プロジェクト」がサービス提案。手作りのメニューでおもてなし。

カーコンビニ倶楽部メンバーズにはスタッフの笑顔がある。

取材:2011年07月14日