店舗リポート

ディーラーとの差別化を明確に。お客様に選ばれる店づくりを実践。

カーコンビニ倶楽部 三好店
所在地 愛知県みよし市三好町東荒田15-1
オープン 2008年
スタッフ 4名

店長 奈木野 亨 氏

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好立地に位置するカーコン店


交差点の角地にあるためドライバーの認知も高い

愛知県の西三河地域に位置する人口約6万人のみよし市。トヨタ自動車の高岡工場、三好工場等がある街でもあります。三好店は街の中心部にあり、名古屋から刈谷市へと続く道と、豊田市と名古屋市とを結ぶ道の2つのバイパスが交差する、好立地に位置するカーコン店です。

店長を務める奈木野亨氏が話します。

「ご覧いただいているように当店は十字路の角地に位置し、好立地にあります。ドライバーの方々もカーコンの看板を覚えていてくださっているようで、通勤の途中にふらりと立ち寄ってくださるお客様も多いです」

昨今、メールでの問い合わせを受ける店舗が増えている中で、同店のお客様は直接足を運んでくださる方が中心。フェイス・トゥ・フェイスの接客でお客様の厚い信頼を獲得しています。

実は奈木野店長はこの店舗に赴任する前は、「豊田堤店」に勤務していました。「三好店」と「豊田堤店」は(株)ヤナギサワ自動車販売が運営をしています。

「本社は広大な土地に、多数の車両が展示・保管されています。しかし、市の中心部からも少し距離がありますし、交通量から考えると当店の方がカーコン店としての一般認知は高いと思います」(奈木野店長)

鈑金の受注は40~50台/月。しかし、100台弱の見積依頼はコンスタントにあり、来店者数はそれ以上にあります。

ディーラーとの差別化を明確に


明るい日差しがある店内。女性客が入りやすいイメージがある

「この店舗の軸は鈑金だと考えています。この通りにはディーラーや中古車販売店が数多く並んでいますが、こと修理のこととなるとカーコンブランドが大きくものを言ってきます」

自動車メーカーのお膝元とも言える土地ではありますが、ディーラーとの差別化を明確に打ち出しています。たとえば、代車は常に12~13台用意しており、不足しそうな時は、本社と調整をして代車の準備をしています。

また、修理時間も短く出来る体制を組み、お客様に選ばれる店づくりを実践しています。

お客様の立場に立って対応する


白を基調にした店内と、アクセントの椅子で商談スペースを構成する

「スタッフには『お客様の立場に立って、お客様にご納得いただけるように対応してほしい』と徹底して指導しています」(奈木野店長)

お客様の信頼を積み重ねが大事だと考えているのです。困ったときに素早く対応し、真摯な対応をしてくれた店舗は、お客様からの信頼も厚いはずです。

整備においては、本社が2014年冬に指定工場としての認可を受け、ますます充実した体制が整ってきました。

「将来的には、お客様がインターネット等で購入したパーツの取り付けなど、ディーラーにはできないサービスを拡充したい。さらに理想を言えば、敷地内に工場が欲しい。そうすれば、もっとスピーディーに、安心してお客様に対応できるはず」と語る奈木野店長の頭の中には、お客様にもっと納得していただける店舗づくりの青写真が出来上がっているようです。



明るいキッズスペースを確保。子ども連れでも立ち寄り易いイメージを作っている

「IN」が強調された入口。お客様に動線をわかりやすく示している






取材:2015年2月24日