店舗リポート

大型専業店から、カーコン併設店へ。西八王子で、新たな人間模様を織りなす。

ボディショップコバヤシ
所在地 東京都八王子市千人町4-10-7
オープン 2000
スタッフ 5名(従業員26名)

代表取締役 小林 一仁 氏 取締役 小林 聖二 氏

ボディショップコバヤシの詳細はこちら

カーコンは新しい鈑金業のあり方を提示してくれた。


「現在の比率は大型車6割、小型車、つまりカーコンのお客様が4割となっています。40~50代の主婦の方が多い」と分析するのは取締役である小林聖二氏。カーコン部門の部長である聖二氏は、代表取締役である一仁氏の弟です。

「カーコンを始めたことをきっかけに、古い整備工場を脱却するために幾つかの改善を行いました。閉ざされたイメージの事務室を総ガラス貼りに改装し、明るい接客スペースに変えました。店内のカラーも暖色系など女性に気に入ってもらえるように気を配りましたし、受付に女性スタッフを配置したのも、カーコンのお客様が気安く店内に入りやすくするための配慮でした」。(聖二取締役)

主婦層をメーンターゲットとする同店では、毎週水曜日をレディースデーに設定し、主婦のお客様が入りやすいイベントを開催しています。

また、今も変わらず留意しているのが、言葉遣い。主婦の方々は接客時の言葉遣いに非常に敏感であると感じています。きちんとした挨拶をし、正しい言葉使いで接客することで、心の壁を無くす工夫をしています。

そして、最近の主婦の傾向として無視できないのがインターネット。ご来店されるお客様は思った以上にWebサイトを見ていらっしゃるようです。「私のイメージですが、主婦の方々は男性以上にネットを見ています。店の雰囲気をチェックし、価格をチェックし、ランキングや店の評判を比較したうえで初めて、店にお越しになっています」と聖二取締役。大型専業店から転身した同店だからこそ、小型車ユーザーへの配慮を忘れることはありません。

大型車専業から、小型車の女性をターゲットに。


掲示物は極力ご婦人方の視点の高さに合わせる

「現在の比率は大型車6割、小型車、つまりカーコンのお客様が4割となっています。40~50代の主婦の方が多い」と分析するのは取締役である小林聖二氏。カーコン部門の部長である聖二氏は、代表取締役である一仁氏の弟です。

「カーコンを始めたことをきっかけに、古い整備工場を脱却するために幾つかの改善を行いました。閉ざされたイメージの事務室を総ガラス貼りに改装し、明るい接客スペースに変えました。店内のカラーも暖色系など女性に気に入ってもらえるように気を配りましたし、受付に女性スタッフを配置したのも、カーコンのお客様が気安く店内に入りやすくするための配慮でした」。(聖二取締役)

主婦層をメーンターゲットとする同店では、毎週水曜日をレディースデーに設定し、主婦のお客様が入りやすいイベントを開催しています。

また、今も変わらず留意しているのが、言葉遣い。主婦の方々は接客時の言葉遣いに非常に敏感であると感じています。きちんとした挨拶をし、正しい言葉使いで接客することで、心の壁を無くす工夫をしています。

そして、最近の主婦の傾向として無視できないのがインターネット。ご来店されるお客様は思った以上にWebサイトを見ていらっしゃるようです。「私のイメージですが、主婦の方々は男性以上にネットを見ています。店の雰囲気をチェックし、価格をチェックし、ランキングや店の評判を比較したうえで初めて、店にお越しになっています」と聖二取締役。大型専業店から転身した同店だからこそ、小型車ユーザーへの配慮を忘れることはありません。

西八王子と共に生きる決意を胸に刻む。


AED設置スペースとしてご近所への安心感を高める

生まれた時からお世話になってきた西八王子。知り合いも多いこの土地で商売をしていく以上、当然、周辺への配慮も欠かしません。

「敷地内で構内放送を使っていたこともありましたが、中止しました。ご近所の迷惑になるからです」と一仁代表取締役。その他にも周辺の掃除をはじめ、挨拶の徹底など、近所との融和を心掛けています。昨年の震災以降は、電気の省力化のために、17:30を終業時間に設定し、限られた時間で密度の濃い作業を心掛けています。

最近、ご近所にショッピングモールができ、ますますカーコンのお客様が増えてきているとか。新規とリピーターの比率は5:5とほぼ拮抗しています。

会社は創業してから60年以上。「長くやり続けることによって、知り合いから仕事をいただく機会も多くなりました」と一仁代表取締役。「そのご厚意に1台1台、心を込めて整備したい」と聖二取締役が続けます。その姿勢がまた新しいお客様を呼んできそうです。

「一度掲げた看板は、そう簡単には降ろせない」と語る一仁代表取締役の言葉は、生まれ育った西八王子で今後も生きていく強い決意を感じさせました。



お客様との相談テーブル。見積もりシステムを常設。

沿道から中の様子が見えるウィンドウで開放感を

構内は大型バスが並列できるほどの巨大敷地





取材:2012年04月14日