カーコングランプリの受賞を伝える横断幕を見て、ご来店されるお客様も少なくありません。
本州の西端に位置する下関市。中国自動車道の下関ICから県道258号線を2kmほど走ると右手に、カーコンビニ倶楽部「関門自工」が見えます。敷地は300坪あり、すぐ近くに本社工場もあります。
カーコンビニ倶楽部加盟は2000年。近隣にまだ加盟店がなかったため、宮崎県まで見学に行き、地域一番店としてオープン。加盟後、それまでは取り扱っていなかった車検もはじめました。
交通量の多い通りに面し、どちら方向からも入りやすく、スペースもゆったり。周辺エリアは一家に2~3台クルマを所有しているところも多く、家族全員でご利用いただいているお客様も少なくありません。
また、法人の仕事がメインの本社工場と、一般のお客様が中心の同店が見事なコンビネーションで、効率よくムダのない運営をしています。
店内の賞状や盾などからも、同店のクオリティの高さが伝わります。
関門自工のコンビネーションのよさは、同店と本社間だけにとどまりません。社長、店長、マネージャーを岩崎三兄弟で運営。長男は全体を見渡し、次男は店長兼メカニックを務め、三男はフロント業務を中心に仕事するという、理想的なバランスを保っています。
また、技術とサービスのバランスも重視しています。この結果、カーコングランプリのカーコンフロント部門では岩崎稔さん、メカニック部門では同店の松尾光弘さんが全国大会に出場し、車検のフロント部門では同じく岩崎稔さんが全国優勝、立会診断部門でも松尾光弘さんが全国で準優勝に輝いています。
技術とサービス、どちらに重点を置いていますか、と岩崎太店長にお聞きすると「技術が高くないとお客様は満足しません。かといって、フロントの対応がわるいのもイヤですよね。だから、どちらもできて当然。どちらか一方だけレベルが高ければいいということはありません」
県道258号線に面した関門自工。「ゆめカード加盟店」の看板が道路からもよく見えます。
社長、店長、マネージャーの連係がとれ、フロントと技術のどちらもクオリティが高い同店。セールスポイントは他にもあります。
市内にある大型ショッピングセンター「ゆめシティ」と提携。同店でもお支払い金額に応じて、「ゆめカード」にポイントが付くため、主婦の方などを中心にご来店客が増加。「ゆめカード」提携店で買物をしようというお客様も多く、同店の人気にもつながっています。
また、人気生活情報誌『Re.フレッシュ』に広告を毎週出すことで、地域のお客様へ広くアピール。鈑金塗装でも車検でも確かな信頼を集めています。
取材:2010年05月25日