店舗リポート

待望の“新工場”が4月に竣工。効率性を飛躍的に高めた55年目の成長店。

カーコンビニ倶楽部 せいわ
所在地 滋賀県栗東市辻473
オープン 2000年
スタッフ 27名

店長 小嶋 卓二 氏 営業課 主任 水谷 伸二 氏 整備課 係長 古谷 篤志 氏

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チャンスを掴み重ねた実績

鈑金修理をした車両は、横スライド床で塗装スペースへ。ブース内も強力なダクトでスタッフの健康を守る
鈑金修理をした車両は、横スライド床で塗装スペースへ。ブース内も強力なダクトでスタッフの健康を守る

滋賀県栗東市にある「せいわ」は整備業中心に創業し、今年で55年目を迎えます。名神高速道路や琵琶湖大橋の建設の車両整備ニーズとともに成長し、その名残か大型車両の入庫も多い店舗です。2000年にカーコンに加盟した同店の代表取締役 西村 剛氏が店舗の成り立ちを教えてくれました。

「父が創業した整備工場は西日本高速道路株式会社(旧日本道路公団)の車両整備を中心に成長しました。しかし、将来を見据え乗用車もできる店なのだということをアピールしたかったのです。その結果として、一般のお客様への知名度を高めるためにカーコンに加盟しました」

これまでの実績もあり、営業車を中心とする法人カーリースも多く取り扱っており、揺るぎない経営基盤を確立しています。

店舗は2017年4月に長年の「夢」であった鈑金塗装工場を竣工しました。最新設備などをふんだんに導入した快適な工場です。店長の小嶋 卓二氏がその“住み心地”を話します。

新工場は大きくスペースをとり、5~6台の車両を収容可能。鈑金作業をした車両を横スライド式のビルトイン移動装置で動かしたり、作業スペースを確保するために高性能ヒーターを上部に配置したりするなど実用的な設備が満載されています。このことで作業効率を劇的に向上させ、お客様からお預かりした車両修理の時短にもなっています。

“新しいこと”に挑戦する勇気

2017年7月に新設したお客様商談スペース
2017年7月に新設したお客様商談スペース

同店のチャレンジ精神は工場だけではありません。鈑金塗装にカーコン新工法を積極的に取り込んでいるのもその1つです。古谷整備課係長がその取り組みについて話します。

「新工法は、1台のクルマを短時間で仕上げることに有効な手法だと思います。

テンショナー等の進化で導入の効率性が3割は上がっていると思います。」

もう1つの新しいこと。それは“もろコミ”への取り組みです。お客様と数多く接している営業課主任の水谷 伸二氏が話します。

「当店の周辺にはクルマ関係の店舗が多く相見積になることも多いのです。その中で“月々税込1万円”のキーワードはお客様の反応も良く、個人リースへの興味が高まっていることを感じます。特に他社と異なり、9年後か7年後にはクルマが自分のものになる(残価設定がない)というのがポイントです」

同店ではすでに成約もあり、商談中の車両も複数台あるとか。

社屋のみならず、新しいビジネスチャンスに向けて積極的な取り組みをしています。


お客様の接客は別棟の受付スペースへ。フローリングの隅々まで清掃が行き届いている
お客様の接客は別棟の受付スペースへ。フローリングの隅々まで清掃が行き届いている
アジャスターとの打ち合わせスペース。PC等の活用も快適で、評価も高い
アジャスターとの打ち合わせスペース。PC等の活用も快適で、評価も高い
工場上部に設置された赤外線ヒーター。足下のスペースを広げ、事故を未然に防ぐ工夫
工場上部に設置された赤外線ヒーター。足下のスペースを広げ、事故を未然に防ぐ工夫



取材:2017年6月20日