ウッドを基調にした、くつろぎの商談テーブル。通りの向こうには国立岩手大学がある
岩手県盛岡市は、人口約29万人を擁する岩手県の県庁所在地。雄大な岩手山のふもとに広がり、豊かな自然と豊富な水脈に恵まれた北東北を代表する街です。盛岡マツダは、目の前が国立岩手大学という文教地区内に立地しています。代表取締役社長 藤澤智恵子氏が同店の立地について話します。
「見ていただいてわかるように目の前には大学があり、付近には小中学校も、病院もあります。私たちは55年も前から整備工場をやっていましたが、その間に周囲の環境が大きく変わりました。ここは文教地区に指定されていますので、現在では近隣に新たな工場をつくることはできません。目の前の通りは、盛岡市の中心に続く、通称「バス通り」。一日中、クルマが途切れることがない好立地です」
キズへこみ修理にも力を入れるためカーコンに加盟したのが2001年。それから16年の月日が経とうとしています。
店の前を通る「バス通り」は交通量が豊富。安全のため出庫の誘導をする藤澤社長
同店は、整備工場として長きにわたり地域と共生してきました。先代社長の才覚で車販のマーケットを拡大しましたが、店舗経営の中核は整備工場であることを大切にしています。
「私たちは自店の整備工場があるから、安心してクルマの販売ができます。そして、クルマのキズやへこみを自社で直すためにカーコンに加盟しました。整備・車検、車販、そして鈑金塗装。この事業が三本柱となって店舗を支えます」(藤澤社長)
1事業に特化することなく、3本の矢が集まることによってお客様の安心感を生み出すことに成功しています。
交通量が多い「バス通り」に面する同店。お客様のクルマは方向転換をし、帰りやすいようにしておいて、安全のために交通誘導をして送り出します。この小さな気遣いの積み重ねが、お客様が安心して行ける店づくりに貢献しているように思えました。
本店からクルマで20分ほど離れた手代森展示場。車販の中核施設となっている
取材時、「カーコンカーリース」は導入が始まったばかりでした。しかし、導入動機について藤澤社長はこのように話します。
「ここ盛岡は城下町です。街中には細い路地も数多く残ります。ですから、軽自動車へのニーズは高いですし、主婦目線で見るならば、毎月の支出がフラットになるというのは大きなメリットです」(藤澤社長)
同店の車販の中核施設は、本店から20分ほど離れた手代森展示場。そこでカーコンカーリースも同時にアピールしていきます。お得なプライス「1万円」を前面に訴求できるカーコンカーリースは魅力的とのことでした。
「今後は多種多様なクルマの買い方に応えていく必要があります。カーコンカーリースは、その真骨頂とも言える商品ラインナップと認識しています」(藤澤社長)
守り続けていくものと、革新していかねばならないもの。藤澤社長の頭の中では、明確なビジョンが育っているようです。
取材:2016年9月6日