お客様のご要望に応えるべく設備は常に拡大している
古くから水戸街道の宿場町として栄えた千葉県松戸市。近年では東京のベッドタウンとして定着し、千葉県では千葉市、船橋市に続いて居住人口3位(約48万人)を誇ります。
有限会社センチュリーオートが運営する「東松戸店」は、松戸市においても人口増加が顕著なエリアで、学校数が足りなくなるなど地域の活力が高まりを感じさせています。
代表取締役の石井英幸氏がカーコンに加盟した経緯を話します。
「この辺りは松戸市でも開発が遅れていたエリアです。開発の進行と同時に、多くの居住者が増えています。私たちは2000年、カーコンの創業当時から鈑金を中心に、このエリアでビジネスを展開してきました」
当時は、ディーラーからの仕事もしていました。そんな時、千葉・茨城県を襲った降雹被害があり、多くのクルマに影響が出ました。その時、「私たちのお客様に長くご不便を掛けるわけにはいきません。他からの仕事は請けず、カーコン店として自分たちのお客様を大切にしていこうと決意しました」
保険相談スペースを独立して確保。お客様の保険のご相談を柔軟に対応する
カーコン店として稼働した同店は、鈑金に軸足を置きつつ、お客様の満足を高める施策を次々に加えていきました。車検、車販、カーコン・マーケット、保険、ロードサービスなどを追加し、お客様のカーライフを多角的に支えています。
500Mほど奥まっていた本社社屋を現在の立地に移転してきたのは2009年。生活道路に面し、ゆとりあるスペースを備えた店舗とすることで、お客様にはご好評をいただいています。
全社の社員数は約50名。カーコン専属は4名という体制です。1ヶ月に全部合わせると1000名前後のお客様がいらっしゃいます。お客様の利便性を高めるため、土・日・祭日は駐車場にスタッフが常駐し、駐車場への誘導とご用件の確認等を進めています。
2015年10月1日。同店はカーコンの認定制度である「スーパーショップ」として、さらなる顧客満足に向けた新たな船出をしました。
「保険料率の改定は、これまで『保険を使えばいいや』と考えていた人々も、現金で直すべきかシビアに考える。輸入車に乗っている方々のご来店も増えていますから、私たちも輸入車に対応できる設備を随時充実させています」
スーパーショップは看板だけではありません。お客様のカーライフを多角的に支えられる店舗として、その信頼感を高めていく必要があります。
大破に対応するフレーム修正機。様々な事故にも対応
「スーパーショップになっても私たちの軸足は鈑金にあります。」と話す石井代表取締役。キズ・へこみはもちろんのこと、大破した車両の鈑金も得意分野です。365日24時間のロードサービスを自社で運営し、フレーム修正機なども完備しています。
「スタッフには保険の資格獲得を推奨しています。資格を取得したスタッフは日々保険の勉強を続けていますから、事故の時にどう対応すべきかをよく理解しています」(石井代表取締役)
カーコンはキズ・へこみだけではない。鈑金を中心にしたトータルサービスを展開したいとする同店。名実ともに“スーパーショップ”として稼働を始めています。
取材:2015年9月29日