店舗リポート

地域密着経営の要は、コミュニケーション力。カーコンの研修にも積極的に参加しています。

川間店(逆井自動車)
所在地 千葉県野田市岩名1076-4
オープン 2000年(2014年店舗移転カーコン車検加盟)
スタッフ 2名

専務 逆井 義博 氏

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幹線通りに移転してチャンスを拡大


千葉県北西部に位置する野田市。江戸川と利根川とに挟まれた、のどかな風景の町、野田市に(有)逆井自動車が誕生したのは1983年のこと。

以来、30年、地域密着を大切にする整備工場として、地元の人々に愛されてきました。

2000年にカーコンに加盟して以降は、そのブランド力とあいまって業績を伸ばしてきた同店は、2014年、元の場所から200mほど離れた場所に新店をオープンさせ、路面店として生まれ変わりました。

移転と同時に、カーコン車検にも加盟し、鈑金塗装・車検整備の店舗としてパワーアップしています。新店オープンの経緯を専務の逆井義博氏が語ります。

「今回の移転により、より多くのお客様にカーコンの看板をアピールできることになりました。交通量豊かなバイパスですからお客様のアクセスも向上し、新規のお客様が増えたように思います」(逆井専務)

ディーラー勤務を経て見えてきたことをカタチに


整理整頓された店内。機能的に活用できそうだ

カーコンに加盟する前、逆井専務はディーラーでフロント兼メカニックとして経験を積みました。ビッグブランドが持つ力もよく理解しています。

「川間店は路面店となったことで、沿道の競合店と比較される店舗になりました。車検にしても同様です。ドライバーは少しでも安く車検を通したいのが本音でしょうから、他店価格と比較して高いのか安いのかが一つの基準となります」(逆井専務)

「これまで、あまり世間と価格を比較することは無かった」という川間店。インターネットの存在も無視できない存在となってきているそうです。

新規顧客を常連客にまで高めたい。顧客満足度を高めるため、逆井専務はオペレーション改革に乗り出しました。ディーラーでの経験から情報管理の大切さを痛感し、同店における顧客管理を再構築しています。

スタッフ全員が今日の動きを理解し、顧客情報を把握できるように顧客情報の管理を徹底的に進めました」(逆井専務)

専務が同店に持ち帰ったビジネスノウハウを元に、同店ではお客様を見据えた様々な取り組みが展開されています。

研修の重要性は、参加してみると良くわかります


修理風景が見えるウインドウ。お客様の安心感を高める

ディーラーではフロント兼メカニックとして活躍していた逆井専務。

しかし、カーコンの研修を受けてみて、自身の至らなさに気づいたといいます。

「頭では当たり前のことと思っていたことが、いざロールプレイングしてみるとうまくできない。知識と実践との間には大きな違いがあります。研修に参加してみると、講師の方々の話は現状を把握し、その次にするべきことを実践的に教えてくれています」(逆井専務)

機会があればカーコン等の研修に積極的に参加したいという逆井専務。実際、先に行われた「ミステリーコールフォロー(電話対応)」「現場力向上」研修には工場長が参加し、新たな気づきを持って帰ってきたそうです。

川間店、本店も含め、機会があれば事務職のスタッフにもぜひ参加させたいと思っています」(逆井専務)

小さな努力の積み重ねが地域のお客様の信頼を獲得し、路面店として再スタートを切った川間店。新たなスタートの滑り出しは上々の様子です。



新たにカーコン車検が加わった看板。道路からの視認性も高い





取材:2014年10月23日