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店舗リポート
カーコンの信用度と持ち前の対応の速さで売上が3倍にアップ
株式会社TCS ZEROADが運営するカーコンビニ倶楽部「ゼロード鈑金ステーション平野店」は、昨年9月に堺市から大阪市平野区の国道25号線沿いに移転。本年3月にカーコンビニ倶楽部をオープンし、新たなスタートを切りました。どうして堺市から大阪市内に移転したのか。なぜカーコンに加盟したのでしょうか。その理由と戦略について、同社の奥田昌弘代表取締役社長にお聞きしました。
「移転したのも、カーコンビニ倶楽部に加盟した理由も、目的は一般のお客様の集客です」と、奥田社長。
これまで堺市でも交通量の多い中央環状線沿いに店を構え、ホリデーの看板で10年以上鈑金塗装専門店としてやってきましたが、売上全体の約8割が収益率の低い業者さんからの下請けの仕事で、なかなか収益率の高い一般のお客様の集客に繋がらなかったと言います。
しかも、コロナ禍の影響で、業者さんからの下請けの仕事も2〜3割落ち込んだそうです。
「そんな状況に危機感を感じ、下請けの仕事を続けながら、一般のお客様の集客にもっと力を入れることにしました。人口密度の高い大阪市内に店を移し、カーコンビニ倶楽部のブランド力で集客しようと考えたわけです」
オープンしてまだ1〜2カ月といったところですが、今のお店の方が圧倒的にレスポンスは良く、手応えを感じていると奥田社長は言います。
「大阪府内はもちろん、兵庫県や奈良県からのお客様もいらっしゃいます。『ホームページを見て来ました』という方が多いですね。HPに修理事例を載せているのが大きいと思います。修理事例をご覧になって、納得して、ここで直してもらおうという気持ちでご来店いただけるので、見積もりから受注までスピーディーに進むことが多いですね。下請けと一般のお客様からの受注を半々ぐらいの比率にしていく手応えは十分に感じています」
「移転したのも、カーコンビニ倶楽部に加盟した理由も、目的は一般のお客様の集客です」と、奥田社長。
これまで堺市でも交通量の多い中央環状線沿いに店を構え、ホリデーの看板で10年以上鈑金塗装専門店としてやってきましたが、売上全体の約8割が収益率の低い業者さんからの下請けの仕事で、なかなか収益率の高い一般のお客様の集客に繋がらなかったと言います。
しかも、コロナ禍の影響で、業者さんからの下請けの仕事も2〜3割落ち込んだそうです。
「そんな状況に危機感を感じ、下請けの仕事を続けながら、一般のお客様の集客にもっと力を入れることにしました。人口密度の高い大阪市内に店を移し、カーコンビニ倶楽部のブランド力で集客しようと考えたわけです」
オープンしてまだ1〜2カ月といったところですが、今のお店の方が圧倒的にレスポンスは良く、手応えを感じていると奥田社長は言います。
「大阪府内はもちろん、兵庫県や奈良県からのお客様もいらっしゃいます。『ホームページを見て来ました』という方が多いですね。HPに修理事例を載せているのが大きいと思います。修理事例をご覧になって、納得して、ここで直してもらおうという気持ちでご来店いただけるので、見積もりから受注までスピーディーに進むことが多いですね。下請けと一般のお客様からの受注を半々ぐらいの比率にしていく手応えは十分に感じています」
ビル形式のお店にフロントも鈑金工場もある都市型カーコン店。カーコンブランドを前面に押し出し、集客の大幅アップを目指します。
輸入車の修理事例の多さが話題に
HPの事例紹介で、輸入車の修理事例を多く紹介しているのも、少なくない輸入車ユーザーにとって大きな魅力になっているようです。
「一般のお客様からの受注も輸入車の比率が3割を超えており、輸入車ディーラーや業者さんから輸入車の修理を頼まれるケースも多くあります。特にBMWの入庫率が高く、次から次に入ってくる状態。輸入車の事例紹介をもっともっと増やして、集客増につなげることも考えています」
とは言え、初めから輸入車の修理が得意だったわけではなく、逆に苦手だったそうです。
「工具一つ取っても違いますからね。取り扱い方などが面倒だという思いが正直ありました。でも、輸入車のユーザーさんとお話をした時に、『どこに行っても断られてしまう』と、心底困っていることに気づき、頑張って輸入車も手がける方針に切り替えました」
ビジネスチャンスは需要と供給のアンバランスの中にあるのです。将来的には、BMWをはじめ、ベンツ、アウディなど様々な輸入車ディーラーと正式に手を結び、カーコンの商材を取り入れながら“輸入車に強いカーコン店”として、お店のブランド力を高めていきたいと話します。
「一般のお客様からの受注も輸入車の比率が3割を超えており、輸入車ディーラーや業者さんから輸入車の修理を頼まれるケースも多くあります。特にBMWの入庫率が高く、次から次に入ってくる状態。輸入車の事例紹介をもっともっと増やして、集客増につなげることも考えています」
とは言え、初めから輸入車の修理が得意だったわけではなく、逆に苦手だったそうです。
「工具一つ取っても違いますからね。取り扱い方などが面倒だという思いが正直ありました。でも、輸入車のユーザーさんとお話をした時に、『どこに行っても断られてしまう』と、心底困っていることに気づき、頑張って輸入車も手がける方針に切り替えました」
ビジネスチャンスは需要と供給のアンバランスの中にあるのです。将来的には、BMWをはじめ、ベンツ、アウディなど様々な輸入車ディーラーと正式に手を結び、カーコンの商材を取り入れながら“輸入車に強いカーコン店”として、お店のブランド力を高めていきたいと話します。
「あそこ、キレイに直してくれたで」と、どこかで言ってもらえるだけでお客様の輪が広がる
一方で、数多あるお店の中から常にお客様に選んでいただき、業者さんに声をかけていただくためには、何より信頼と信用が大切なのは、言うまでもありません。
「そのために、密な連絡・連携を心がけています。例えば、作業の内容と方針、作業工程の連絡を、業者さんや一般のお客様に随時報告するようにしているのです。手間はかかりますが、その方が安心です。その安心感が仕事を継続させていく上で大事なこと。お客様に、『あそこ、キレイに直してくれたで』と、ひと言どこかで言ってもらえるだけで、お客様の輪が広がりますからね」
「そのために、密な連絡・連携を心がけています。例えば、作業の内容と方針、作業工程の連絡を、業者さんや一般のお客様に随時報告するようにしているのです。手間はかかりますが、その方が安心です。その安心感が仕事を継続させていく上で大事なこと。お客様に、『あそこ、キレイに直してくれたで』と、ひと言どこかで言ってもらえるだけで、お客様の輪が広がりますからね」
塗装ブースはチリやホコリを完全シャットアウトする密閉式。仕上がりの良さを設備からもアピール。
カーコン工法マイスター検定にも挑戦したい
カーコンに加盟してまだ間もないということで、カーコンの商材やカーコン工法の活用についてはまだこれからというところですが、とりわけUVパテの時短効果による作業効率アップは大いに魅力的だと奥田社長は言います。
「すごく興味はあるのですが、現場のスタッフはずっと従来工法でやってきているので、UVをうまく使いこなすことが課題になってきます。講習を受ければカーコン工法に切り替えられると思いますが、鈑金スタッフは2名だけなので、講習のために何日か現場を離れる余裕がない。コロナの影響でここ2〜3年は入庫が減っているとは言え、年間で700〜800台は作業していますからね」
しかし、いずれは作業の大幅な時短が可能なカーコン工法や、それに伴うカーコン工法マイスター検定にチャレンジして行きたいと考えているそうです。
「すごく興味はあるのですが、現場のスタッフはずっと従来工法でやってきているので、UVをうまく使いこなすことが課題になってきます。講習を受ければカーコン工法に切り替えられると思いますが、鈑金スタッフは2名だけなので、講習のために何日か現場を離れる余裕がない。コロナの影響でここ2〜3年は入庫が減っているとは言え、年間で700〜800台は作業していますからね」
しかし、いずれは作業の大幅な時短が可能なカーコン工法や、それに伴うカーコン工法マイスター検定にチャレンジして行きたいと考えているそうです。
フロント強化とノークレーム100%を目指し、近畿ナンバーワンへ
課題と目標について訊ねると、こんな答えが返ってきました。
「目の前にある課題は、一般のお客様を何倍にも増やすこと。そのために、フロントの強化を図りたいと考えています。私は、お客様の修理に対するニーズや予算などを全て聞いた上で、それでは、こういう風にやりましょうと、的確な提案をするように心がけています。加えて、私が提案したことは、他店ではできないことですよ、というのも説明して、ここで頼むしかないと思っていただけるように持って行きたいのです。そんな私の思いを託せるスタッフに育てたい。そうすれば、私は営業活動に専念できますからね」
目標は、ノークレーム100%なのだそう。
私は、『鈑金はどこかに難ありというのは起こり得ること』ということがないようにしなければといつも思います。誰が見てもキレイに直っている状態にするのがプロの仕事。おかげさまで当店は、クレームらしきことを言われるのは100台のうち1台あるかないかのレベルなので、それを限りなくゼロにしたいと考えています」
目指すは近畿ナンバーワンだと話す奥田社長。これからが楽しみです。
「目の前にある課題は、一般のお客様を何倍にも増やすこと。そのために、フロントの強化を図りたいと考えています。私は、お客様の修理に対するニーズや予算などを全て聞いた上で、それでは、こういう風にやりましょうと、的確な提案をするように心がけています。加えて、私が提案したことは、他店ではできないことですよ、というのも説明して、ここで頼むしかないと思っていただけるように持って行きたいのです。そんな私の思いを託せるスタッフに育てたい。そうすれば、私は営業活動に専念できますからね」
目標は、ノークレーム100%なのだそう。
私は、『鈑金はどこかに難ありというのは起こり得ること』ということがないようにしなければといつも思います。誰が見てもキレイに直っている状態にするのがプロの仕事。おかげさまで当店は、クレームらしきことを言われるのは100台のうち1台あるかないかのレベルなので、それを限りなくゼロにしたいと考えています」
目指すは近畿ナンバーワンだと話す奥田社長。これからが楽しみです。
最新のCP診断機や高価なスポット溶接機、フレーム修正機なども備えた整備・鈑金工場。クレーム・ゼロが目標です。
取材:2023年2月16日