札幌市を中心にSSを数多く運営する株式会社アイックス。以前より鈑金の対応もしていたが、思うようにお客様が来店されない状況があり、カーコンピニ倶楽部に加盟をした1号店(アイックス南11条店)が高い実績を上げたことから、カーコンビニ倶楽部に加盟し、アイックス加盟店4号目となった「アイックス厚別 ベニータウン」加盟2号店目の元所長でスーパーバイザーを務める今野土氏にお話を伺いました。
「アイックスの鈑金事業は大きく変わりました。カーコンの圧倒的な知名度のおかげです。当店は加盟後、鈑金の依頼は以前の4倍に達しています。既に油外事業の一角を担うまでに成長しています」
順調な鈑金の受注ですが、カーコンの看板に頼り過ぎない様、今野氏はスタッフの心を引き締めているそうです。
セルフSSでも、お客様と会話をしなけれは何も生まれません。ですから常に、お客様の車のキズに気を配るよう指導しています。
「今ならキャンペーン中で、お安く直せます」
例えばこのようにお声掛けのきっかけをつくり、チラシを渡す等、日々の地道な活動が大事です」(今野氏)
即、受注獲得とはならずとも、その後ボーナス期などに前に配ったチラシを持って来店されるお客様がいるなど、努力が実りつつあります。

もろコミの販売も、カーコンのネームバリューによるサービスへの信頼感が大きいと今野氏は話します。
「もろコミ目当てのお客様は、高い確率で契約まで至るので売上への貢献は大きいですね」
新サービスのヘッドライトスチーマーは、初日から3日間で4台の施工を受注してます。研磨後に、特殊塗布剤の蒸気をかけるだけで手間がかからずお客様が満足していただけると今野氏は太鼓判を押します。
太鼓判を押すスパシャンも、お客様はもちろん現場のスタッフからも評判が良いそうです。
「反響が想像以上です。安価で、スタッフの施工時間も従来のコーティングの半分で済む点が魅力です」
鈑金以外の受注傾向も良好ですが、今野氏は店舗の将来像をしっかりと見据えています。
「昨今、ハイブリッド車が増えてガソリン需要は停滞気味です。加えて、衝突防止機能を備えた車も増え、今後の鈑金需要も不透明です。だからこそ、地域のお客様から頼られる店舗にしていきたい。やはり最後は、お客様との信頼関係が全てですから」
給油や洗車等を含め、ディーラーや整備工場が真似できないサービスや商品を提供できるSSとして地域へ貢献したいと語る今野氏。
その揺るぎない情熱が、今後も同店の業績を押し上げていくことは間違いなさそうです。

30店舗以上のSSを運営しているアイックス、複数店舗展開によるメリットを今野氏にお訊きしました。
「多くの店があれば、お客様の目に留まりやすく知名度の向上が期待できます。さらに各店の評判が高まれば、お客様から進んで来店していただけて、アイックスとして堅固なブランディングが醸成されていきます」
『西区の店とサービス内容は同じですか?』といった、お客様からの声は毎日のようにいただくという今野氏。
知名度の浸透と同時に、サービスの質もご納得いただけていると実感できる瞬間だそうです。
現在は、まだカーコンに加盟していない店舗もありますが、そこで給油を行い、車をキズ付けた時はカーコンに加盟している店舗へ行ってみてはいかがでしょうか。というお客様への対応の導線を引きつつあると今野氏は語ります。
「つまり、常にアイックスのSSへ来店いただける。これが、複数店舗展開における大きなメリットと言えると思っています」