北海道・札幌駅からクルマを15分ほど走らせた高級住宅街の沿道に「アイックス南11条店」は店舗を構えています。
元々、鈑金塗装の分野で自社工場も持ち、ご依頼数は多い方でしたが、伸び悩みがきっかけでカーコンに加盟したそうです。2019年5月にカーコンのブランディングプロデュースにより店舗の改装を実施。その効果は驚くべきものでした。
「カーコンに加盟後すぐに、鈑金の月間ご依頼数が5倍近くにアップ、カーコンの看板を付けただけでご依頼数が伸びたのです。今回の改装効果にまたまたびっくりさせられました」
と笑顔で話す同店の小野智史所長に、改装の効果とはいかなるものかお話を伺いました。
「カーコン加盟1年目で、鈑金の依頼数は当店の総依頼数の2割程度にまでアップ。そこから3年間で総依頼数の3割まで上げることが目標でしたが、5月の店舗リニューアル効果で目標が達成できそうです」
カーコンプロデュースによる店舗改装によって、給油設備が並ぶ店外も、お客様が待ち時間を過ごすくつろいげる屋内も、シンプルでオシャレな空間に生まれ変わりました。
お客様の評判についてお聞きすると「とてもいいですね。お客様のみなさん驚かれています。L字のゆったりとしたソファーでくつろぎながら、
『気持ちのいい空間になったね』『過ごしやすくていいね。待ち時間が苦にならないよ』と言っていただけています。」
特に女性の方に評判がいいと小野所長は話します。「これまでは女性のお客様が長時間待つのはあまり見たことがありませんでしたが、改装後は女性のお客様がソファーで待ち時間を過ごすことが増えました。そのお客様と色々お話しができるので、当店の認知度も広がっています」

給油設備が並ぶ支柱にもオシャレなカーコンのデザインロゴがあるので、それに目を惹かれて給油に立ち寄るお客様も増えたそうです。店内もチラシや広告、販売商品の類、バッテリーや冬用ワイパーも展示されておらず、カーコンのオシャレなロゴとL字型の素敵なソファー、それに白いテーブルが広い空間にあるだけです。まるでカフェにいるような気分になってしまいます。
「近所のお客様やリピーターの方が多いので、商品等がなくても様々なご提案ができます。それが当店の強味でもありますね」
でも、それが逆に壁として立ちはだかることも、小野所長はこのお店で働き始めたばかりの頃に経験したそうです。
「このエリアの方達は馴染みではない人の話は聞いていただけないこともあります。私の場合も、お客様と仲良くなり、気軽にご相談いただけるようになってから、ようやく様々なご提案をさせていただけるようになりました。だから、スタッフにもお客様に積極的に声をかけて仲良くなるように指導しています」

カーコンカーリース「もろコミ」については、「『もろコミ』ってどうなの?」とお客様から声をかけていただくことが多いそうです。
『もろコミ』に興味のあるお客様はネットなどでよく調べてからいらっしゃるので、私たちはお客様の決断の背中を押してあげるだけですね。特に強調して説明するのは、『最終的におクルマを差し上げます』という『もろコミ』ならではのメリットです。今のクルマなら9年後でもまだまだ乗れますからね」
同店は月間のご依頼数を今年5月の改装で弾みを付け、120%増加させる目標を掲げました。
「7月からはその目標を超えるペースになっています。大きな理由は、スタッフのモチベーションが改装前と改装後では違っているからです。環境の変化が人を変えることに気づかされました。これまでは求人募集をしても年間2〜3件ぐらいしか問い合わせがありませんでしたが、改装してからは月に2〜3件のペースで問い合わせがあるんですよ」
人手不足解消も改装効果の1つなのです。