店舗リポート

「施工事例紹介」と「スパシャン」
の活用に積極的に取り組み業績アップ

カーコンビニ倶楽部 豊中服部店
所在地 大阪府豊中市服部南町3-10-29
オープン 2022年
スタッフ 1名

豊中服部店の詳細はこちら

松浦師久店長

ーコンに加盟して1年、改めてそのブランド力に驚いた

大きく変動しつつあるクルマ業界の中で、カーコンが提案する戦略や商材の活用に積極的に取り組み、業績アップに繋げている店舗も少なくありません。昨年6月にカーコンに加盟した、若葉自動車工業株式会社が運営するカーコンビニ倶楽部「豊中服部店」もその一つ。同店の松浦師久店長にお話を伺いました。

「豊中服部店」は、「プロの手洗い洗車のサブスクとコーティング専門のカーディテイリング」を謳っている店舗。カーディテイリングとは、クルマのボディや内装の細部までキレイに改善するサービスのことです。洗車とコーティング専門のプロショップが、なぜカーコンビニ倶楽部に加盟したのでしょうか。
「カーコンに加盟した大きな理由は2つあります。一つは、若葉自動車工業は他にも『大阪野江駅前店』が2016年に加盟しており、カーコンは宣伝もしっかりしていて、クルマのキズ・ヘコミの修理では一般のお客様の認知度が高いことを熟知していました。つまり、この店舗はキズ・ヘコミ修理の窓口としての役目も担っているのです。もう一つは、ここが元々カーコン店だったため、地域の方々にカーコン店として周知されていたからです。前のオーナーが高齢を理由にリタイアし、その店を若葉自動車工業が買い取る形になり、新たにオープンするタイミングでカーコンに加盟したわけです」
そう話す松浦店長は、「豊中服部店」の店長に抜擢されて丸一年経ち、改めてカーコンのブランド力に驚いているそうです。
「クルマに乗っている方で、カーコンを知らない人はほとんどいませんからね。とりわけ、カーコンのホームページで鈑金塗装やコーティングの施工事例紹介を始めてからは、ハッキリと手応えを感じるようになりました」

ポップな雰囲気の店舗内。老若男女問わず親しみやすいデザインです。
店舗内はポップな雰囲気。カーコンのポスターが貼られている白壁も店長が手で塗って仕上げたそう

工事例を増やせば増やすほど閲覧数が跳ね上がる

月に10件ずつ施工事例を増やすことを目標に取り組み始めたところ、2〜3カ月目から閲覧数も問い合わせの件数も見る見る増え始めたそうです。ちなみに、昨年8月の時点では施工事例の件数は7件で、閲覧数は212件。それが、今年の7月には修理事例が85件に増えていて、閲覧数も510件と約2.5倍に増えています。
「特に、事故の場合は予期せぬ出費になるため、『このキズとかヘコミって、幾らくらいで直るのかなぁ……』と、値段と修理日数のことが頭を過ぎります。その時に、同じような車種とキズの事例を探して、『このくらいのキズ・ヘコミなら、これくらいの値段と日数で直るんだ』という目安が分かり、安心感も生まれますからね」
コーティングの場合も、工程や作業内容の詳細をキッチリ入れることで、「一度、話を聞いてみようかな」と、来店に繋がることがあるそうです。
「事例を増やせば増やすほど、反応も増えるものなのだと実感して驚いています。実際、半分近くは『修理事例を見て来ました』というお客様ですからね」

作業後にしっかりと目視で仕上がりをチェックしています。
徹底的にキレイに磨き上げた後に鈑金塗装で使用する機器で光を当ててゴミの混入がないかをチェック。

ロ中のプロがカーコンの「スパシャン」に拘るワケとは!?

松浦店長は、手洗い洗車とコーティング、カーディテイリングの技術の粋を知り尽くしたプロ中のプロ。その達人が、カーコンの「スパシャン」や「アクアガード」などの商材を多用していると言います。その理由をこう話します。
「スパシャンやアクアガードを実際に使ってみて、ポテンシャルが凄く高いと感じているからです。例えば、スパシャンで施工すると、驚くほどツルツル、ピカピカになりますし、ウォータースポットができやすい黒のクルマでもシミがまったく目立たなくなります。特に、黒いクルマはキラキラになるので、お客様からの反響がとてもいいですし、白っぽいクルマでも、汚れがすごく付きにくくなったと喜んでくれますね」
洗車の回数が減ったと言うお客様も多いそうですが、1カ月間定額の「サブスク洗車洗い放題」のサービスを打ち出しているので、「正直言って、痛し痒し的なところもありますね」と松浦店長は苦笑します。
業界最安値ガラスコーティングを謳っているスパシャンは、洗車の最後にスポンジで塗って行くのが一般的ですが、松浦店長は、高圧洗浄機のポンプに溶剤を入れて吹き付けるようにしているそうです。
「その方が、とても早くて作業の時短に繋がりますし、全体に満遍なくかけられますからね。私は、まず泡で洗ってからスパシャン30mlを900mlの水に溶かし、高圧洗浄機でクルマに吹き付けるようにしています。
普通の水道水で洗った場合、放っておくとカルキの白いシミができてしまいます。そのため、水道水をフィルターに通した純水を使っているそうです。また、3種類のリテールブラシを部分によって使い分けていると言います。

コスパが良くポテンシャルも高い「スパシャン」にひと手間加えることで、ワンランク上のパフォーマンスを発揮することができます。
「スパシャン」を活用する理由は、コスパの高さとポテンシャルの高さ。驚くほどツルツルピカピカになり、お客様からの反応がとてもいいそうです。

業種交流会でもスパシャンを紹介

「クルマには様々な素材が使われているので、その素材に合わせたブラシを使う必要があるのです。また、黒の塗装は柔らかくてキズ付きやすいためソフトなブラシを使い、白い塗装は硬めなのでハード系のブラシを使うなど、塗装の違いによっても使い分けるようにしています」
松浦店長は、異業種交流会の活動もしており、その中で、台湾のグループメンバーの方達に、カーコンのスパシャンを紹介するプレゼンをしたそうです。
「スパシャンは、手間はかからないですし、コスパも撥水効果も抜群ですからね。実際に自分が使ってみて良かったもの、気に入っているものを海外の自動車関係の方々にも知ってもらいたいという思いで、スパシャンを紹介しました。異業種交流会は、すごく刺激的で面白い世界。仕事への取り組みのバネになっています」
今のところ、松浦店長一人でお店を回していますが、施工事例紹介に力を注いだり、鈑金・塗装との相乗効果で、「キレイに直ったから、せっかくなのでコーティングもお願いしようかな」というケースもどんどん増えてきため、スタッフを増やしてもらえるように本社に交渉中だとか。ますますの繁栄が楽しみです。

取材:2023年8月17日