「私は、太田商事グループの石油部でガソリンスタンドの部門に携わっています。その中にはクルマの整備をする指定工場も入っています。指定工場では鈑金はやっていませんでしたが、当時、私は、次に展開するのは鈑金だろうと常々考えていました。そんな時に、石油組合の研修旅行で見本市を見学し、カーコンのブースがあるのを見つけました。一度話を聞いてみようと思い、そのカーコンブースに立ち寄ったのが私とカーコンの出会いでした」
三河エリアで21店舗の直営ガソリンスタンドを運営し、建設や外食事業も展開する太田商事は、織田信長の時代に油問屋の商いを始めてから360年以上もの歴史を重ねてきた超老舗企業です。新しい事業を始めることには慎重な社内環境で、新たな事業を興すのもなかなか大変だったようです。
「『私が自分で研修に行くからやらせてください！』と会社にお願いをして、私自身がカーコンの研修に参加することにしました。研修を終えた後、指定工場の一角でカーコン工法の鈑金を始めると注文が殺到しました。太田商事が運営するガソリンスタンドのうちの１店舗にカーコンの看板を掲げて鈑金の窓口を設けたからです。しかし、私一人で作業をこなすのは限界がある。それで、イオンモール東浦の駐車場に店舗を構えるカーコンの直営店に目を付け、会社を説得して8年前に譲渡していただいたわけです」

譲渡はすんなり進み、カーコン直営店のスタッフもそのまま残ってもらったので、準備期間もなくすぐにスタートさせることができたそうです。
その岡村次長が「カーコン I Love!」を公言する理由は2つあるそうで、1つは、カーコン工法という鈑金の武器を持っていること。2つ目は、カーコンが宣伝上手なことだそうです。
「カーコン工法ならディーラーで1週間かかる作業が1日でできます。時間的にも費用的にもお客様の負担が少なくなりますし、こちらも効率が上がります。もちろん早さだけでなくキレイに仕上げることも重要です、それもカーコン工法なら叶えられる。もし、仕上がりに不満が出たら作業をやり直さなければなりません。お客様にも迷惑がかかりますし、店としても効率が悪くなってしまいますからね」
岡村次長は当面の課題である「働き方改革」に取り組むために、もう1店カーコン加盟店を増やしたいと考えているそうです。
「時間もカーコン工法で削減してるので、これ以上効率を上げるのは難しいので、カーコン加盟店を早急に展開できる場所を探しているところです。太田商事は、従業員のこともしっかり考えてくれる会社なので、それに報いるためにも頑張って会社に貢献して行かなければなりません。そのためにもカーコン加盟店を増やして、『カーコンは太田商事だね』と言われるようにしたいのです。それともう1つ、ご依頼数を上げる手段としてカーコンカーリース『もろコミ』の宣伝にもっと力を入れて行くことを考えています」

スタッフはこれまで車販の経験がない人ばかりで、カーコンカーリースの「もろコミ」を始めるときには消極的だったようですが、やってみると昨年は11台のご契約が頂けたそうです。
「『もろコミ』については、周辺に毎月チラシを入れていますが、カーコンさんの宣伝力が大きいですね。カーコンさんの宣伝上手なところも『カーコン I Love！』の理由の1つですからね。加盟料を宣伝費だと考えれば安いものでチラシをちょっと入れるだけでも何十万円もかかりますから」
「もろコミ」の相談に来られるお客様の中には、「残価設定があることに後で気づいて愕然とした」など、他のリースで苦労したお客様もいるそうで、そういったお客様には「『もろコミ』は残価設定がなく、9年間のリースが終わればクルマが自分のものになります。と伝えると、『もろコミ』のメリットに心を動かされて相談にいらっしゃるお客様が多いですね。だから簡単にお話が進み、ディーラーさんより早く決まる感じがしています。」
岡村次長は、「カーコンさんの『もろコミ』のシステムと宣伝のおかげで現場の負担は少なく済んでいます」と笑顔で話します。
「私どものカーコン事業は、ご依頼数はあるものの太田商事の中では人数的にも規模的にも一番小さな事業です。それを大きくして行くためにはもっとカーコン店を増やして行かなければなりません。さらに、社内的な垣根を越えてSSともコラボする必要がありますし、整備工場ともコラボして行かなければなりません。そしていつかは、SSと整備工場とカーコン店が一体となった店舗を実現したいと考えています。SSには多ければ1日1000台のクルマが給油に訪れます。それだけ宣伝機会があるわけです。お客様のためになる提案をすればお客様はその店のファンになってくれますからね」
　そんなお客様を増やして行くことが将来の発展につながるのだと岡村次長は言うのです。