店舗リポート

『もろコミ』を3大看板に育てることが、経営の大きなカギになる!

カーコンビニ倶楽部 スーパーショップPIT IN
所在地 宮城県仙台市泉区泉ヶ丘3−13−6
オープン 2003年
スタッフ

10名&ワンちゃん2匹

カーコンビニ倶楽部 スーパーショップPIT INの詳細はこちら

八城 頼雄 部長

災以降、仙台市民のクルマに対する価値観が変わった!!

東京から福島、仙台を経て青森に至る国道4号線の泉ヶ丘のバイパス沿いに店舗と整備工場を構えるのが「カーコンビニ倶楽部スーパーショップPIT IN」です。
43年前にベルトコンベアのメンテナンス事業からスタートし、自動車整備分野にも事業を拡大。
16年前にカーコンビニ倶楽部に加盟して業績を伸ばしてきました。
その歴史をよく知る同店の八城頼雄部長にお話しを伺いました。
「この店は、宮城生協の指定工場になっていることもあって主婦など女性のお客様も多く、顧客来店数は宮城県のカーコンビニ倶楽部ではトップクラスを誇っています。
鈑金と車検が2大看板ですが、車検は多い年で年間2000台以上も扱っています」
ところが、東日本大震災を境に、仙台市民のクルマに対する価値観がずいぶん変わってしまったそうです。
「クルマにお金をかけなくなりましたね。かつては、お父さんはセダンに乗って、お母さんはコンパクトカーというパターンでした。
でも今は、家族みんなが軽自動車です。それも、積極的に軽自動車を選ぶ時代になっています。
ついこの前も、若い男性が『もろコミ』の相談にやってきて、『エクストレイル』から『タント』に乗り換えましたからね」
同店が「もろコミ」の販売をはじめて1年半。月に1〜2台のペースで「もろコミ」を売り上げているそうです。

「もろコミ」の自作プリントでお客様との会話が弾む!

八城部長は、「もろコミ」の魅力についてこう話します。
「月々8,000円からというリース価格もインパクトがありますが、
残価設定がなく、リースが終了すればクルマを差し上げますというのが、分かりやすくてメリットを感じるのだと思います。
世の中に残価設定のあるリースは多々ありますが、リースが終了する時にお金がかかるなんてお客さんは納得しづらいですし、私たちも説明しにくいですね」
「もろコミ」をアピールする戦略は、どうしているのでしょうか。「オリジナルのDMやチラシをポスティングし、オリコミチラシを入れるなどして販売に力を注いでいます。
この店は、カーコンビニ倶楽部では宮城県の一番北になります。宮城県と岩手県の境までうちのお客さんになるので、かなり広範囲にオリコミチラシを配りました。田舎に行けば行くほど新聞を取っている率は高くなるので、効果がありましたね。
一方、仙台市周辺の地域には地域情報紙を使って『もろコミ』をアピールしました」
お店の中には、この4月から特典が刷新された「もろコミ」の新情報満載のオリジナルプリントが貼られていて、車検の見積もりで待っていたお客様がそれを目にして、「これって何?」と、お店のスタッフに聞いたりして会話を弾ませていました。
「お客様に私たちの意気込みを感じていただけるからなのか、このオリジナルプリントを貼っているのといないのとでは反応のされ方が違ってきます。『次はこれにしようかな』と、言ってくださるお客様もかなりいますね」

もろコミののぼりが店舗を取り囲むように立てられ、どこからでも「もろコミ8000円~」が目に入る。
もろコミののぼりが店舗を取り囲むように立てられ、どこからでも「もろコミ8000円~」が目に入る。

ーコンカーリース「もろコミ」が生み出す相乗効果に期待!

一人のお客様に対して6種類以上の見積もりを作ります。
「もろコミ」の相談をされるお客様は、どのクルマ、どのグレードにするのか決まっていない方がほとんどだと八城部長は話します。
「広さ、スライドドアなどの装備、プッシュスタートかどうか、ドアミラーは電動で開閉するか、それで価格がどれくらい違うのかなど、お客様の要望を一つひとつ聞きながら車種やグレードを絞り込んで行きますが、そうすると、一人のお客様に対して少なくとも6種類以上のクルマの見積もりを作ることになります。
時間と手間はかかりますが、でもそれが、お客様に納得して選んでいただけることにつながっているのです。
私たちが何より大切にしているのは、お客様との対面接客です。お客様に寄り添いながら、満足できる理想の1台を選んでいただきたいからです」接客は、丁寧にすればいいというものでもないようです。
「丁寧にされたい方もいれば、馴れ馴れしく接して欲しい方もいる。難しいのですが、そこを見極めるのが接客のコツですね」
車検の分野は、自動ブレーキやライトの切り替えなど検査項目がどんどん増えています。それに合わせて、設備機器を増やさなければなければなりません。
「それが今、整備工場の大きな課題になっています。車検、鈑金だけでは生き残れない時代がやってくるかもしれないのです。そんな状況の中で、『もろコミ』を3大看板にして、販売を伸ばして行くことが経営の大きなカギになると考えています」

道路側面に大きくもろコミを宣伝!店舗の青い外壁にはカーコン車検も対応していること大きく掲げています!
道路側面に大きくもろコミを宣伝!店舗の青い外壁にはカーコン車検も対応していること大きく掲げています!

取材:2018年6月28日