店舗リポート

資金力がなくても新車が売れる!
「もろコミ」に力を注ぐことが生き残り戦略の1つだ!!

スーパーショップASANO
所在地

宮城県仙台市宮城野区福質4−18—34

オープン 2000年
スタッフ

4名&ワンチャン1匹

スーパーショップASANO

浅野 幸雄 社長

リーズナブルで丁寧な鈑金にこだわる。

JR仙石線「陸前高砂駅」(仙台市)のすぐ前を走る国道45号線を多賀城方面にクルマで2〜3分ほどの道路沿いに店舗を構えるのが、創業50年の「カーコンビニ倶楽部スーパーショップASANO」です。
「目の回るような忙しさが続いていて、予約が1カ月待ちの状態」だと嬉しい悲鳴を上げる浅野幸雄社長にお話しを伺いました。
「うちの戦略は、カーコンビニ倶楽部本部の指示に従って素直にやること(笑)。実は、毎日の仕事をこなすことにアップアップで、何も考えていないのが正直なところです」と浅野社長。
「周辺にカーコンビニ倶楽部の加盟店がほとんどないことも、うちにお客様が集中している理由の1つだと思う。
ただ、他のところの仕事ぶりを見ると、うちの方が丁寧にやっているなと自信を持って言える。丁寧な仕事が、リピーターが増えることにつながっているのかもしれません」。スタッフは少数精鋭の4人だけ。指定工場ではギリギリの人数で切り盛りしています。
「パーツの交換ならディーラーに任せればいい。だから、うちは意地でもリーズナブルな鈑金にこだわることで差別化を図っています。鈑金が無理な場合は、リサイクルパーツを探してできるだけ安くするようにしていきます。」ざっくばらんに打ち解けて話す浅野社長の会話も、お客様のハートを掴む武器になっているようです。

店舗入り口にもろコミを大きく掲げ、カーコンカーリースを宣伝!
店舗入り口に も「もろコミ8000円~」の大きなポスター

「もろコミ」を始めてからガラリと一変!

「うちの店は、車検も鈑金も仕事がこなしきれないほど絶好調ですが、唯一、ネックになっていたのが車販です。
車販に関しては、長年やってきましたがほとんど数字を伸ばせなかった。
それが、『もろコミ』を始めてから一変しました」と、浅野社長は笑顔で話します。どんなふうに一変したのでしょうか。
「スタートしてすぐに1年間で17台の契約が成立したのです。
恥ずかしい話ですが、これまで車販で新車が年間10台以上売れたことはありませんでした。それがいきなり17台ですからね。
今は『もろコミ』の取り組みにも力を入れています。 リース期間の9年間はお客様の囲い込みもできますし、資金力がなくても新車販売が扱えるのは大きなメリットだと思います」。

店舗内の壁に余すところなく、広告を貼り店舗のサービスを宣伝
店舗内の壁に余すところなく、広告を貼り店舗のサービスを宣伝

に届く「もろコミ」の5つのアピールポイントとは!?

「スーパーショップASANO」で「もろコミ」の販売を担当しているサービスフロントアドバイザーの遊佐哲也さんに、どんなやり方で「もろコミ」販売絶好調の波に乗っているのか、その秘密を伺いました。
「うちの店は、年数がかなり経っているクルマに乗られているお客様が多いので、買い替えをする時の1つの選択肢として『もろコミ』をご案内しています。
『もろコミ』には、分かりやすくお客様の心に届く5つのアピールポイントがあると思います。
それは、
①『車種制限がない』
②『9年間の長いスパンのリースなので経済的な負担が少ない』
③『残価設定がない』
④『オプションが比較的自由に選べる』
⑤『9年のリースが終了すればクルマがもらえる』
ことです。
この5つのポイントは、どれも必ずお客様に喜んでもらえるのでありがたい魅力ですね」
中でも、「毎月の支払いがそれほど負担にならない」というのが大きなポイントだと遊佐さんは話します。
「軽自動車なら均等払いにしても月々2万円ちょっと。新車の5年ローンならちょっとオプションを付ければ月々4〜5万円になってしまいます。それに加えて、車検代や自動車税を負担するのはお客様にとってはキツイことですからね」遊佐さんは、車検の時期が迫っているお客様に、車検の案内とともに「もろコミ」のチラシを必ず同封して郵送しているそうです。
「次の車検で買い替えようかなと検討中のお客様には、
『もろコミ』のチラシが、少しは背中を押す役目を果たしてくれているようです。
『もろコミ』は、実にありがたい存在ですね」今年はさらに力を入れて、月2台ペースで販売するように頑張っているそうです。

もろコミのいい所を笑顔で説明してくれる遊佐氏。
もろコミのいい所を笑顔で説明してくれる遊佐氏。

仕上がりに自信の高い技術力は多くのお客様からの信頼の証し 仕上がりに自信の高い技術力は多くのお客様からの信頼の証し 仕上がりに自信の高い技術力は多くのお客様からの信頼の証し

取材:2018年6月28日