佐賀県鹿島市。京都の伏見、茨城の笠間と並び称される日本三大稲荷「祐徳稲荷神社」が有名な市です。酒蔵が並ぶ街としても全国的に有名です。
バイパス通りに面した鹿島井手店が加盟したのは2013年になってから。
同店は佐賀県で初めての完全セルフ方式のSSであり、ドライバーからは「ちょっとセルフに行ってくる」とセルフ式SSの代名詞となっている店舗です。
広大な店舗の中心にカーコンの工場を整備し、機械式洗車機は3台、洗車拭き上げをするスペースも11台用意しました。雨風でも利便性が高いよう、すべて屋根付きのスペースです。
今後は中古車販売のための実車展示が予定されるなど、地域のSSとして揺るぎない存在となっています。
バイクが好きだったという森田専務。 新しく整備されたカーコンの工場内にも、いままで乗ってきたバイクを始め、数多くのバイクが展示されています。
「鈑金塗装に興味を持ったのはバイクを個性的にしたいと思うことが多かったからです。鈑金の技術や環境がもっと整えば、より多くの人々の喜んでいただけると思いました。カーコンに加盟したことにより、その対象はクルマ全般へと広がりました」(森田専務)
すべてにこだわりを持つ森田専務は、カーコンの工場整備の際にも、お客様から作業風景が見えるように、ピットをガラス張りにし、作業に集中できるようにと可動式のシャッターを用意して、ピットを個室のように独立できるようにしました。
「水垢を落とす。あるいはワックスを掛けることはだれでもできます。しかし、鈑金は自分ではできません。だからこそ、お客様がお悩みになる部分を埋めたかった」(森田専務)
お客様に貢献できる喜び、それが森田専務のやりがいに結びついているようです。
取材:2013年03月08日