店舗リポート

お客様の利便性を高める。「プラス1」のサービスにこだわる大規模店舗。

カーコンビニ倶楽部 北海道産業
所在地 北海道札幌市西区西町北17丁目1番1号
オープン 2002年
スタッフ 29名

取締役工場長 林 和男 氏

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北海道のフットワークを支える

北海道のフットワークを支える

今回レポートする『北海道産業』の親会社である『北海道交通』は、1972年の札幌オリンピック開催に際し、札幌交通圏エリアのタクシー会社が協同組合を結成して拡大しました。総車両台数は1,500台を超えるタクシー業界の大手です。カーコン店を運営する北海道産業の取締役工場長、林 和男氏がその歴史を話してくれました。

「親会社は道民の多くが知るタクシー会社です。私たちの工場も当初は、タクシーの整備・点検や車検などを行う企業としての役割を担ってきました。そして、一般のお客様へもぜひ当店をご利用いただきたいとの思いから、カーコン店として運営をしています」

お客様の利便性を高めるカーコン

店内はカーコンのCIが強調されており、カーコンのサービスをお客様に印象づけている
店内はカーコンのCIが強調されており、カーコンのサービスをお客様に印象づけている

現在、同店の業務は多岐にわたります。タイヤの卸に加え、従来から行ってきたクルマの整備、車検、保険等クルマ関連業務、その他にも不動産賃貸・管理、ケミカル商材の販売、商社機能、SS運営など、その業容はクルマを中心とする複合企業体とも言えるほどです。

しかし、その中において、林取締役工場長はカーコンビジネスに熱い視線を注ぎ続けています。

「北海道交通自体は73年の社歴を持ち、官公庁や大手のお得意様などから厚い信頼をいただいてきました。そして、その信頼に甘んじる事なく、お客様へ利便性を高めるため、カーコンとして精力的に活動しています。

「プラス1」のサービスにこだわる

「プラス1」のサービスにこだわる

林取締役工場長はスタッフにいつも伝えることがあります。それは「お客様にはプラス1のサービスを提供する」こと。たとえば、修理を依頼された部分の付近に目につくキズがあればレタッチして目立たなくするなど、お客様に喜んでいただける心遣いをするように指導しています。お客様に納車する際に、さりげなく『直しておきましたよ』と伝えるのだそうです。

「修理する方からすれば『ついでに』できることですが、お客様は喜んでいただいています」(林取締役工場長)

この小さな『プラス1』が実を結び、喜ばれたお客様が、またご来店いただいています。

企業のスケールに関係なく、林取締役は“工場長”の肩書きを外しません。お客様と愛車を結びつける重要なポイントとして工場や店舗を捉えています。小さな喜びの一つひとつが、店舗の未来をつくる重要な要因であることを知っています。


明るく、ゆとりある接客スペース
明るく、ゆとりある接客スペース
バーカウンター型の待機スペースは、1人の待ち時間には好都合
バーカウンター型の待機スペースは、1人の待ち時間には好都合
白を基調にしたインテリアで存在感を感じさせず、効率的に整理整頓
白を基調にしたインテリアで存在感を感じさせず、効率的に整理整頓

北海道産業

取材:2016年10月27日