夏の暑い日差しが肌に痛く感じる8月上旬。ここ栃木県真岡市の気温は東京を超えています。そんな中、「これを着ていると涼しいよ」とファン付きの作業着を着て登場したのは取締役の山田誠一氏です。
同店がカーコンに加盟したのは2000年。17年にわたってカーコンと共に成長してきました。加盟の経緯を山田取締役が話してくれました。
「元々、父が整備業、鈑金業を営んでおり、従業員も3名いました。その当時、私はディーラーに勤務していましたが、私の合流を契機に『カーコンに加盟しよう』と言い出したのは父でした。やはりカーコンのネームバリューを活かしたかったのだと思います」
近年は自動車保険料率の改定による相談案件が増加と拡大を続けています。
山田取締役の信条は『繋がりを大切に』。お客様とのつながり、他カーコン店との繋がりなど、関係する人々への感謝を忘れません。
「これまで新車の販売は、カタログによる訴求が中心でした。コストに敏感なお客様にとって、月々1万円の『カーコン・カーリース』は待ちに待ったサービスメニューと言えます」(山田取締役)
カーコンというと多くのお客様が鈑金のイメージを持ちます。その背景には、「ぶつけたら相談する先」として認識しているお客様が多いのも事実です。
「カーコンブランドの車両リースはお客様に安くサービスを提供できることに加え、メリットを全面的に活かすことができます」
カーコンブランドを活かした新車の提供。山田取締役はこのサービスに大きく期待しています。カーコンの看板の下、17年間の努力を重ねてきた資産を、遺憾なく発揮できるチャンスと考えているからです。
「クルマを売らずして、コンビニとは言えない」とすら考える山田取締役にとっては欠かすことのできないサービスラインナップを揃えたことになります。
山田取締役の夢は大きく膨らみます。その夢とは、自らがメーカーとしてお客様に車両を提供することです。
「世界で一番小さなメーカーになりたいと考えています。そして、車両提供から整備、車検も含めて、お客様を全方位にサポートできたらうれしいですね」(山田取締役)
具体的には軽自動車のキャンピングカーを想定していて、今は一緒にやる仲間を探している模様です。
カーコンの良いところは常に新しい情報が入ってくること、個性的な加盟店も数多く存在していることにあると話す山田取締役。セミナーや勉強会にはできる限り顔を出して、新しい情報を貪欲に吸収しています。
カーコン創業期から共に成長してきた同店。新しい夢に向かって、新たな“繋がり”を求め、精力的に活動しています。
取材:2016年8月4日