店舗リポート

福祉分野で存在感のある店舗に。個性を活かし「日本一の企業」をねらう。

カーコンビニ倶楽部 マイスター川口店
所在地 埼玉県川口市本蓮1-5-8
オープン 2015年
スタッフ 3名

店長 矢口 一成 氏

マイスター川口店の詳細はこちら

実力派店長のお店


東京と東北自動車道との重要な結節点である埼玉県川口市。首都高速川口線が走る高架下のバイパスに沿って、マイスター川口店があります。豊富な交通量があるバイパスに面しており、しかも信号機が近くにあるため渋滞しやすく、ドライバーからは認識しやすい店舗です。

2015年2月にオープンしたばかりの同店。店長である矢口一成氏にオープンの経緯を伺いました。

「本社は東京都足立区で業者さんを対象に整備、鈑金塗装等の業務を展開しています。多くのお客様にご支持いただいておりますが、工場は奥まったところにあり、知る人ぞ知る店となっています」

技術はもちろんのこと、数多くのお客様を支えている本社。しかし、より多くのお客様との接点を持つために、バイパス沿いの新拠点を探していました。

「その中、埼玉県内でSSを展開する企業様と業務提携が決まり、本社との往来が容易なこの場所を拠点に決め、同時に一般のお客様にご来店いただくためにカーコンの看板を掲げました」(矢口店長)

実は矢口店長は茨城県、東京都板橋区内でカーコン店を運営した実績を持つ実力派の店長。実に8年間で総計2,000~3,000台の修理を行いました。

福祉分野で新たなマーケットを拓きたい


福祉車両の整備ノウハウも抱負。リフト等も社内で整備する

同店は現在、「新たなマーケット=福祉分野」で自店の存在感を発揮できるように取り組んでいます。

「福祉車両の代車を用意しています。そして、代車としてだけではなく、レンタカーとしての貸し出しも実施しています」(矢口店長)

「福祉車両の用意があれば、その業界の車検、整備、鈑金塗装ニーズに容易に対応できます。言い換えるならば、福祉業界ではこれまで、これらのことでご不便を感じることが多かったのではないでしょうか」(矢口店長)

本社ではこれまでも福祉車両の整備を手がけ多くの実績を持っています。しかも、自社内で完結でき、外注に出さなくても対応できる強みがあります。その利点を生かしたビジネスの広がりが既に想定されています。

カーコン店として一般のお客様にご来店いただき、大手損保会社の指定工場として安定的な修理にも対応しています。加えて福祉分野の拡大など、同店の可能性は埼玉県川口市を拠点に様々な分野へ大きく広がっています。



清潔感のあるフロントスペース、フローリングの床が印象的だ

オープンしてからまだ1カ月。チラシは継続的に配布していく予定





取材:2015年3月20日