「タイヤ」を切り口にこの業界に参入したTANAKA Co.。現在は、鳥取県の米子店、島根県の松江南店の2店の加盟店として活躍中です。米子店はカーコンの鈑金中心の店舗、そして松江南店はタイヤの買取・販売を中心とするトータルサービスの店舗です。
「もともと当社はタイヤの店としてスタートしました。ただ、プライベートブランドなので、何かお客様が安心して入れるブランドが欲しかったのでカーコンに加盟しました」と話すのは代表取締役の田中修二氏。
「安心していただけるブランド」を選択するために田中代表がとった手法は自店のお客様へのアンケートでした。ターゲットと考える年齢層に知名度と、イメージ調査を行い、その結果、一番多かったのは「クルマの修理関係をしてくれるカーコン」との結果が得られました。その結果を得ると、早速行動に移します。廃業を決めていた米子店を買取り、スタッフ総出で店舗の改修からスタートしました。
もともとタイヤの買取・販売から入った田中代表は、この業界を熟知しています。
やる気を見せるタイ人スタッフ。まじめと評価
同グループのビジネスフィールドは、すでに世界に向いています。ロシア、ドバイ、中国にタイヤを輸出するなど、世界進出にも積極的です。
その一環として、米子店ではタイ人スタッフをいち早く採用。鈑金の作業を精力的に行っています。
「タイ人スタッフはまじめに取り組んでくれるので助かっています」と語るのは米子店店長の佐田欣也氏。
同グループではすでに3名のタイ人スタッフを採用し、中国人スタッフと一緒に修行しています。
同グループの世界戦略は、人間対人間の熱い友情・信頼から組み上げられているのです。
取材:2013年12月13日